もうひとつの音楽活動 『チャリティーコンサート』大成功!
合唱団イウス入団からおよそ1年。団員が一丸となって取り組んできたプロジェクトの総決算が「第2回チャリティーコンサート」だった。去る2月22日(日)小雨の降る寒い一日だったが、予想以上にたくさんのお客様に来場いただき とってもよい雰囲気の中で心の歌わせてもらえたお陰で、身も心もすごくホットになれた 午前のプレ公演、午後の本公演と2回のステージ編成。 ホールも岡山では最新の「ルネスホール」で、ステージと観客席が一体となった素敵な場所だ。 プレ公演は全プログラムのおよそ3分の1の短縮版だったが、午後の本公演に備えて すごく良い緊張感を味わえたし、団員のモチベーションはグンとアップ 今回のプログラムのメインは。。。 メンデルスゾーン 主を讃えよLaudate pueri・・ラテン語 金子みすずの詩による童揺歌曲集 ほたるこい(アカペラ) 唱歌メドレー「ふるさとの四季」 シューマン「流浪の民」・・ドイツ語 というわけで、日本語のみならずラテン語・ドイツ語にもチャレンジ。 このドイツ語にどれほど悩まされ続けたことか・・・ 英語ならまだしも、まったく無知の言語を覚えるのがいかに困難かーーー! 身をもって知ったのだ。 思い起こせばこの1年、このステージを最終ゴールとして先生方からさまざまなご指導を受け、 練習自体もいろいろと工夫を重ねたな~~と懐かしく思い出す。 メンデルスゾーンの宗教歌の練習時には、場所を「教会」に移動して響きの練習。 超有名な日本の唱歌12曲からなる『ふるさとの四季』には、 パーカッションのプロをお呼びして様々な打楽器を入れることで臨場感たっぷりの工夫あり。 全パートがバラバラで輪唱の形をとる「ほたる」はホントに難しくて 先生から「もう、欲張らずこれは諦めましょう」とまで言われたのに・・・ 本番ではなぜかバッチリ合っていて、場内からも絶賛の声があがっていた! ドイツ語がどうしても覚えられず、団員から 「お風呂、トイレへの歌詞持込作戦」やら「強引に漢字を当て字にして当てはめ作戦」 などなど、ほんとに笑えるような対策案まで出たり・・・ 今となってはどれも本当に忘れがたき思い出。 音楽のプロなど一人もいない、この素人集団「イウス」がよくぞここまで。。。 先生方も感動で涙されていた もちろん私たち団員はいうまでもなくーーー そして何よりも嬉しかったのは、満席のお客さんからの感想だ。 ●団員の表情が素晴らしく、みていて本当に気持ちがよい ●ふるさとの四季があまりに素晴らしく、自然と涙が出て止まらなくて困った ●ふと気づけば隣の人も泣いていた ●流浪の民、は女学生時代に歌ったので、懐かしさのあまり泣けた ●金子みすずの詩のイメージにとても合った温かい歌声に感動 ●皆さんがいかに音楽を愛しているか、聞くものにストレートに伝わってきた ●魂を感じさせる歌が多く、たちまちイウスファンになってしまった 数ヶ月前、まだまだ音楽にも形にもなっていなくて不安だらけだったあの頃 こんなフィードバックをいただけようとは。。。夢にも思っていなかった私たち。 でも「Yes, we can!!」を合言葉に、各自が時間をなんとか工面してこの日を迎えた。 「あとは度胸とスマイルよ。お互いを信頼しあい胸をはって歌いましょう」 団長のお言葉が胸に響き、最後の瞬間まで大きな支えとなった 団員がひとつになるってこんなに素晴らしいこと。 そして、個々のエネルギーが結集すると、とてつもなく凄いパワーが生み出されること。 やっぱりイウスってスゴイ 先生方からも驚嘆ならぬコメントをいただき、なんだか妙に納得しちゃう私たちだった。 なんとも不思議な底知れぬ力を秘めた合唱団の一員となれたこと。 元合唱団経験者として、少なからずお役に立てたこと。 イウスの「社会貢献プロジェクト」に参加でき、感動的なコンサートを創り上げたこと。 これらの達成感が次なるステージへの大きなエネルギーとなっていることはいうまでもないそして。。。今年度の活動はすでにスタートしたばかり!なんと今年度の最終ゴールはーーー「シンフォニーホールでのチャリティーコンサート」だ次へつづく