ムラタナーセリーの気まぐれ日記

もう随分前のことになりますが、４歳の子が庭に２種類の種を植えました。
一つは野菜の種。確か買って食べた野菜から取ったものだと思いますが。
もう一つは、花の種。これは自分が直接花から取った種です。

庭に植えると言うので、好きにさせておきました。
どうせ芽は出てこないだろう・・・と思って。
でも、水をたっぷりあげてね、という基本中の基本だけは教えておきました。

さて、当然そんなことはすっかり忘れていたので、
ある日庭の草むしりをした際、
その種まきをしたであろう所に、大量の草を置きました。

そして休みの日。今度は２人で草取りを始めました。
(大して広い庭ではありませんが、この時期は本当にすぐ草ボウボウになるんです）

すると、“ママ、ダメだよ。ここには種をまいてあるんだから”と、
大量の草を置いたことをとても怒られました。

そして、どけてみると・・・
何と！！　もういくつか芽が出ていたのです。
その、ビックリしたこと！！
でも、時すでに遅しで、つぶされているもの、私に草のごとく切られたもの・・・
残っているのは、この写真のたった一つずつでした。

　　

早速、レンガで囲って踏まないようにして、
子供には何事も無かったかのように、“芽が出てよかったね”なんて言ったりして。

子供は子供で、“ここに植えたんじゃないんだけどなー”なんてブツブツ・・・

でも、私はとっても反省しました。
芽が出ることをひたすら願っていた子供の思いを、とっても軽く考えていたと。
（だって、以前私が蒔いたひまわりは一つも出てこなかったのですから）

そして、もう一つ。
先日、急用で行かれなくなった母の代わりに、私と子供と行った温泉。
とっても気にいって、うちの庭をひたすら掘っています。



そういう思い、大切にしたいですよね。
(一応、そう簡単に温泉が出ないことは話してあります。当然ですね！）

そして、今日１日経って、２つの芽は随分大きくなっていました。
植物の成長って本当にすごいですね。

大事にしたい、一角です。