ニセモノとホンモノ

知らなかった

あの光がもう一度

よみがえっていたなんて

好き　って気持ち
嫌い　って気持ち

どっちを口から出しても
きっと　苦しいの

ニセモノの「嫌い」
小さなホンモノの「好き」

小さくても確かに

心のどこかで眠ってた

吐き出されないように
大事に大事に
しまいこんでたの

だって吐き出したら
きっとホンモノの「嫌い」が生まれるから

吐き出したら
きっと　あなたの前で泣いてしまうから

もう

ニセモノでも笑うことなんてできないから

なんのために
私達は何度も　試されているの

何度も笑った　相槌なんてなかった

一緒に笑って　何度も心を折っては直してた

ニセモノとホンモノ

きっと違いなんて、

そんなもの