別れ、再び恋

君と一緒にいた私は
どんなときよりも輝いてたと聞いた

日に日に衰える
君との絆
ひびの入った心
笑顔と会話

よみがえる記憶
君と並んで歩いた
あの日の思い出

君はおしゃれで可愛くて
私が余計小さく見えた

君からした香水の香り
今でも忘れられないよ
私の香水にもまぎれなかった
それから何度も何度も
君と同じ香水を探したね
必死に

でもでもね
私は気づいてたよ

普段君の乗らない電車
君が先に降りて
電車の窓から見た後ろ姿

手を振った君
バイバイって言った君

必死に電車から手を振った
何かを感づいた私

今でも忘れられない
一瞬時が止まったようだった

握りしめたケータイ
残ってるのは
あの日の私の弱さを物語る
写真ばかり

あのとき私がもし
君の後を追いかけてたら
どうなってたのかな

優しい君は遅い私に
ゆっくり合わせてくれた

だけどもう君は
私のペースに合わせなくていい
私は君の手を離すよ
そして君は歩きだす

私は立ち止まる

もうお別れだ

でもね私は今でも
君の残したかけらと面影を
必死に集めてるんだよ

だからどうか笑っておくれよ

私は君を愛してるから
今でも君を忘れた日はないから

もう一度笑ってよ