天然トラフグ・河豚・ふぐ!
連休の在宅・贅沢三昧ツアー2日目のリポート、行きます!まずは、連休の前に「今市場で、3匹のトラフグ,Getしたよー」とメールが。河豚は翌日にさばくのがセオリーだとか。そして、彼女自身がさばくのだとか。ははーっ。人間てどこまでも多才になれるもんなんだなぁ、と感心しきり。まあ、彼女は秋冬と「河豚貧乏」なる状態に陥るくらい毎週末河豚を食べるそうなので、そこまでの域に達するのですが。素晴らしい手際で、目にも眩しい「鉄鎖(てっさ)」が!←こんな字を書くのでしょうか。コレしか変換が出来ないんですが・・・どう?透けて見える???この真ん中のコラーゲンの塊、これ、みんなお肌に吸収~おネギをたっぷりと、下関の激辛一味をくるっと巻いて頂きます。ほら、どどんと、こんなにまずは、それでお腹一杯になるまで、鉄鎖を食べ続けます。信じられます?前日のマツタケがまだお腹に鎮座ましましていらっしゃるのに、今度は河豚よ、フグその前にメンバーの一人が、フランスから直送してきたシャンパンで乾杯ああ、バカラの足下の六角が眩しいぃぃぃ1時にスタートして、鉄鎖を食べ尽くして、次の焼きフグに行ったのは、もう3時になろうという時間。直火で焼くのぉこんな食べ方、初めてぇぇぇ!!!このちょっと焦げたところが香ばしくて、淡泊なぷりっっとしたフグの食べ方としてはぴったりそれからはひれ酒呑みながら、てっちり、ですわひとり、大きな土鍋を半分づつ食べた計算になりますわね。美味しいモノって、いくらでも食べられるのです。そして、そのひれ酒。直火で炙ったフグのひれを専用のコップに入れ、そこにちゅんちゅんに沸かしたお酒を注ぐ!ホンモノを初めて呑みました。コレはよく見る風景。でもね、こうするのは知らなかった。分かる?分かる?直接、マッチの火をそのコップの中で燃焼させるの。フグひれコップ酒のフランベ?こうしてアルコールを飛ばすから、いくらでもがんがん呑めるのです。フグひれは全く魚の臭みを感じさせず、ただ、香ばしく、そして、呑んだことのない独特の甘みを携えたひれ酒を片手に、どんどん夜は更けていくのでした。締めの雑炊に行く頃には、すでに6時前。私は、前日から一歩もこの家を出ることなく、美味しいモノを食べ続け、ひたすら喋り、思いっきり笑い、極上の時間を過ごしたのでした私と旦那様は、みゆが生まれる前まで年末に一回か二回「河豚の会」と称して、職場の人が集まってレストランの2回の宴会場を借り切って、河豚を食べてました。でもあのお野菜いっぱいのお鍋のなかに泳いでた河豚と、旨い旨いと絶賛していた唐揚げは、トラフグじゃなかったんだぁ!って結論に達しました。それはそれで哀しい・・・そして、デザートは貴腐ワイン。上品な甘みは、多分、呑んだことのある人しか分からない特別なモノ。この丸いチーズが何か分かる人は、かなりの食通と見た。コレは全て、ホストの友人がイタリアから運んだもの。ああ、贅沢なこの時間。ぷりんぷりんのゼラチンとコラーゲンの塊をめいっぱい体中に詰め込んで、私は心身共に健康を取り戻しました。美味しいモノと、楽しい語らいは、心も体も正しく育成する。今回の贅沢ツアーで学んだこと。嗚呼、みなさんに食べたモノの美味しさをそのままお伝えできないことがもどかしい!!!でも、それは食べた人の特権、ということでへへへ。楽しい時間と貴重な食べ物で私達を満たしてくれた友人に感謝感謝、なのです