『舟越桂 夏の邸宅』 in 東京都庭園美術館
はじめて ベビを一時保育に預けて、大人時間を満喫してきました。たった数時間…でも、なんだか とても淋しい。反面、ひとりで電車に乗ったとたん、風が吹き抜けたような開放感。おー この感覚、懐かしい。 そして、新鮮。七月下旬、暑い日。友人・麗子と待ち合わせて『舟越桂 夏の邸宅』を観にいく。かつては朝香宮家の邸宅だった『東京都庭園美術館』かつての時代の栄華を想像させる 豪華なアールデコ装飾の御屋敷です。重厚な書斎・バスルーム・寝室など、部屋に佇む彫刻たち。深い瞳。 突然とぎれた身体。 今にも床が溶けて しずんでいきそうな存在感。それは、「棲んでいる」というような印象。 近年の「スフィンクス」シリーズは、細く長い首に、獣のような長い耳を持つ両性具有の生物。人ではない世界から、愚かな人間を見つめ、嘆き 悲しみ 怒り … そこにいる。それは、神? 強烈な作品群でした。ぜひ、あの空間で感じてほしい。緑の濃い‘夏の庭園’を散策するつもりが、あまりの暑さにクラクラ。庭園美術館から出て目黒駅に戻る途中、タイ料理屋に逃げ込む。この店、予想外の大ヒットで、スパイシーカレーがうまいっ!そして、生ビールもグビッ♪2年ぶりのアルコール! 美味いっ! 美味すぎるっ!冒頭写真は、その後、ブラブラ散歩しに訪れた 赤坂サカスのバーで飲んだ 冷え冷えモヒート。港町バハマの男達が葉巻片手にグビグビ飲む、ミントのカクテル。夏にピッタリの清涼感。 あ~ 大人時間、最高!いまだに おっぱい大好きな息子には悪いが…至福のヒトトキ。すこしの罪悪感。 そして、ものすごい開放感。あ~ それにしても、昼下り、女友達と飲むお酒って、なんでこんなに美味しいんだろう☆