2007/09/20(木)01:22
道端で…
昨日の帰り道。
いつも通らない道をなんとなく歩いた。
暗いところに何か置いてあるらしい。
前を歩く何人かが、それを避けて歩いていたから分かった。
近くまで来たら、何だか分かった。
猫さんだ。
横たわって…
首輪は付いてない。
野良ちゃんがこんな格好でこんな人通りのある場所で寝るはずがない。
しゃがみこんで呼吸を確かめると、息は感じなかった。
ホントは触ったらいけないのかもしれないけど、
まだ心臓が動いてたらと思って…
触ったら、もう硬くなってた。
車に轢かれたとは思えないくらいキレイな外見だし、
もしかしたら、弱って弱ってここで息絶えたのかもしれない。
どちらにせよ、こんなとこにこの子を置いておけない。
保健所の担当部署は当然時間外だったけど、
104で他の部署に繋げてもらって事情を話すと、
「分かりました。大丈夫ですよ。」と言ってくれた。
既に亡くなっているから、
引き取りに来るのは今日の朝イチとかだったかも。
ホントは連れて行ってあげたかったけど、現在我が家の車は修理工場なんだよ。
ごめんね、猫さん。
それにしたって、こんな時間まで誰も保健所に連絡してないの?
猫さんが可哀想じゃない。
大体どうして皆、素通りさ?
ウチの近所って冷たい人多いのかな…ちょっと悲しかった。
アタシが昨日、あの道を通って良かった。
ホントに偶然だけど…なんか、虫の知らせみたいなのがあったのかな。
もしかして会ったことのある子だったのかな。
よく、クロさんが近寄って「シャー!」ってされてた、
あの子だったのかも。
天国でしばらくお休みしたら、
今度は生まれ変わって、クロさんとお友達になりにきてね。