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リック・ディーズは朝の顔!

ここではトップページで記事にした事を纏めて紹介しています。リック・ディーズが好きな方は参考になさって下さい。

 ここではリック・ディーズの真骨頂が楽しめる番組である「RICK DEES IN THE MORNING」について、詳しく書きたいと思います。

 基本的に、リック・ディーズの番組というと「RICK DEES WEEKLY TOP40」が主なんですが、本国アメリカ、特に西海岸では「WEEKLY TOP40」よりも「RICK DEES IN THE MORNING」の方が人気があります。アーティストインタビューにしても、大半はこの番組の中で収録されたものが多く、チャート番組の中でのインタビューに使われる事もしばしばです。
 この番組を聴取する方法は以前にお知らせしたので省きますが(但しパソコンからのみになります)、放送時間だけはお知らせしておきます。この番組は日本時間の毎週月曜日から金曜日の午後10時から翌日の午前3時までの5時間放送されます。サマータイム導入時(4月7日現在サマータイム導入しています)には一時間繰り上がりますのでご注意下さい。

 さて、その「RICK DEES IN THE MORNING」の中身を簡単にご説明しますと、スーパーマンのテーマにのって(このジングルはずっと変りません)、オープニングにヒット曲を2曲続けて流します。それが終わると「JOKE OF THE DAY」という、一時間に一回必ず行う、文字どおり「ジョーク」を流します。日本流で譬れば小咄といったところでしょうか。

 その「JOKE OF THE DAY」と同様に頻繁に流されるのが「FREEWAY UPDATE」です。これは交通情報だと思うのですが、どこまでが本当で何処までが冗談なのか判らなくなります。きちんと英語を勉強して理解すれば、どこが本当か判ると思いますが。

 以上に掲げた事以外に、アーティストや人気テレビ番組の出演者、地元に近日オープンするレストランのオーナーなど、多種多様なゲストが訪れます。彼らの共通の意識としては「リック・ディーズに会えて、尚且つ宣伝ができる。これは最高のメリット」なのです。
 どの番組においても、プレゼントや懸賞は付き物で、リック・ディーズの番組にも当然の事ながら素晴らしい懸賞と商品が待ち構えています。特に最近はスポンサーに住宅会社が付いた事があり、新築の家をプレゼントするという大それた企画がありました。現在はリック・ディーズがバスケットの3ポイントシュートした結果で賞金が貰えるというキャンペーンを展開中です(あくまでも映像と文章からの私の想像です。もし詳しい事がお判りの方はレス下さい)。

 この番組の中及び「WEEKLY TOP40」のアシスタントでもあるEllen k(アラン・K)の存在も重要です。彼女は元モデルで、その業界では超有名人でした。勿論現在も自身のチャート番組やホームページを持ち、その活躍は他方面に知られています。トップページの画像でリック・ディーズと一緒に写っているのが彼女です。
 そんな彼女はロッド・スチュワートの大ファンで、リック・ディーズのホームページにある「STUDIO TOUR」の中では、等身大のロッドの写真を飾るアランの姿を見ることができます。以前にロッドとスティング、ブライアン・アダムスの三人にインタビューした時にブライアン・アダムスのカルバンクラインの下着(パンツ)を見て感激した話をして、「それじゃロッドのバットも見たの?」と質問されると「勿論よ。キスしちゃったわ!」と答え、リック・ディーズから「止めなさい! その話題は!」と注意されていました。こういった下ネタもふんだんに入っていますので、よく耳を澄ませて会話をチェックしてみて下さい。

 その下ネタやショウビズ(芸能)界でのゴシップなどを紹介するのが「DEES SLEAZE(安っぽい・見窄らしい・低俗な情報 だと思います。造語か隠語です)」で、誰と誰が付き合っているとか、あの行動は怪しいなどといった、ゴシップ好きには堪らない情報を耳にする事ができます。さらに、ボーンヘッド(ポカミス)を紹介するコーナーもあります。例えば結婚式の席でポルノビデオを流してしまったという、しょうもないミスが紹介されます。

 リック・ディーズが電話を使ったやり取りを展開するという事は、以前に触れましたが、この「RICK DEES IN THE MORNING」の中でも盛り込まれています。特に笑えるのが「CANDID PHONE」で、「CANDID=ずけずけ言う」という意味からも想像できる様に、突然電話をかけて声真似をしてあらぬ事をべらべらと喋ります。そして相手が怒りを表したり呆れた表情をする間際になって「リック・ディーズです。これはCANDID PHONEです」と落ちをつけます。これだけでも面白いのですが、最近は映画のシーンを使用して(俳優の声をそのまま使います)相手を驚かせたりしています。ここ最近ではマコーレー・カルキンやアル・パ・チーノが題材として使われています。
 声真似で登場するといえば、あの前米国大統領のビル・クリントンも登場します。女性からの問いかけに申し訳なさそうに答えるビル・クリントンの声は、譬え英語が全部判らなくても十分に笑えます。
 そして現大統領ジョージ・ブッシュは勿論の事、その父親であるブッシュ元大統領も登場した事がありました。旬な人が基本ですが、それに関連した人も時々出演(?)しますので、細かくチェックしてみて下さい。

 ところで、リック・ディーズは何歳だと思いますか? 彼はまだ52歳なんです。写真を見ると、とても52歳には見えません。
 彼自身の事について書きますと、彼はフロリダ州出身で、DJになった切っ掛けというのも、本当に偶然が重なっただけだそうです。彼には一人息子がいて(ケビン・ディーズといいます)、その彼もまた父親がいるKIIS-FMでDJをしています。
 リック・ディーズがDJとして花を開かせる最大の切っ掛けは、彼自身が全米No.1ヒット曲を持っているという事もあります。1976年に「DISCO DUCK」という曲を大ヒットさせました。詳細については彼のホームページに記載してありますので、そちらをご覧下さい。

 彼の番組は「WEEKLY TOP40」が4時間、この「RICK DEES IN THE MORNING」が5時間と、とにかく長いのが特徴です。それでも彼の人気が根強いのは、それだけの時間耳にしても「飽きがこない」のです。勿論人の好みもありますから一概には言えませんが、洋楽好きとリック・ディーズ好きの人間にはあっと言う間の出来事なのです。
 ここまでリック・ディーズが好きな私ですが、勿論英語が流暢な訳ではありません。英語の能力は中学生程度かもしれません。それでも16年間も耳にしてこれたのは、やはり英語に親しむというのが好きだからこそだと思います。実際に話ながら覚えるというのも大切な事ですが、聴くという行為も大切な事です。私が耳にしている英語が、本当に正しいものか(アメリカの英語にも当然訛りがあります)、使い方が間違っていないだろうかと思う事もありますが、やはり本場の、日頃から使われている英語を耳にできるのですから、それはそれで十分な収穫だと感じています。

 現在、彼のホームページの冒頭に、現在公開中の「スターウォーズ・エピソードⅡ」をパロディにした画像が掲載されています。期間限定の画像ですので保存される方はお早めに。



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