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2002.09.08
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 昨年の雪印食品及び雪印本社による牛肉偽装事件を皮切りに各企業(然も大手企業)による不祥事が後を絶たない。恐らく全国にある殆どの企業が戦々恐々としているのではないかと思うくらいである。はっきり言って叩けば幾らでもホコリが出るだろう。日本人の「なあなあ体質」は必ずどこそこに介在してくるし、譬えその中で有効であったとしても、それが一般論で考えられた時には、とてもではないが満足に解釈できる様なものはないだろう。基本的に「親方日の丸」の体質がある国だから、まるきり無垢の状態で業績を伸ばす事は不可能だろう。然しそれが21世紀に入ってから通用しなくなってきたのも事実である。粗探しといえばそれまでかも知れないが、ここまで多種多様な不祥事が続出して、それまで隠れていた部分が露見してくると、国の名誉の為にも可能な限り正していくべきではないかと思ってしまう。とはいえ肝心の国自体が『大人の幼稚園状態』で、些細な事に大騒ぎして時間を割き、物事ひとつ満足に決められない状態だから名誉回復も完全に絵に描いた餅となってしまっている。人様のお金を使って恥の上塗りを続けているだけでもある。そして監視役ともいえる様な人、即ち国の上に立つ人もいない。現在では国の上に立つ人は象徴の天皇だけである。その天皇は人間だが、人間であっても特別な役職もないし仕事をしてくれる事もない。世界各地を手を振りながら渡り歩いているだけである。勿論、その後にはペンペン草1本も生えない。

 然し地球は回っているのだし、暦は確実に前に進んでいるから何かをしなければ衰退してしまう。特に現在は株価の下落も手伝って滅亡一歩手前の状態にある。確かに米国の不祥事による下落もあるのだが、無策な日本を我慢して支えてきた米国経済も、さすがに疲れてきたのと同時に呆れてきて支えきれなくなってきたと思うのだ。現在の日本政府は世界規模の犯罪者に近いといえる。然し日本が根幹を担っている部分もあるから安易に切れないと思うのだ。この状況を打破するには日本がいの一番に立ち直る必要性があるのだが、とても期待できそうにもない。いっその事、イラクへの空爆は別として小泉総理大臣が北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)で殺害された事を口実に戦争でも仕掛けない限り、大きな変革はできないのではないだろうか。確かに日米関係は安泰かもしれないが、何かある度にコロコロと代わる大臣連中にいい加減嫌気が差している筈だから、米国寄りの小泉総理大臣でも単なる『捨て駒』としか思っていないかもしれない。戦争ではないから直接原爆を投下する事はできないが、それに匹敵するくらいの事をしでかす可能性もある。経済の原爆を投下されたら日本は確実に死滅するだろう。或いはアジア諸国からの集中砲火を浴びて撃沈する可能性もある。蔑ろにしてきた事への大きくて深い償いをさせられるかもしれない。

 海外に比べれば、日本の企業CMにタレントが登場する機会は格段に多いのではないだろうか。恐らく8~9割はタレントのCMで成り立っているといえる。CM専門の書籍があるくらいだから相当のものだろう。とはいえ、タレントのイメージで商売をすると必ずといって良いほどスキャンダルによってイメージを損なうケースがある。特に近年は異常なくらい多い。勿論それは企業側の選考基準が甘いというのもあるが、タレント自身に企業理念を理解する気持ちがまるでないというのもある。事務所側の考え方の甘さもあるだろう。売れれば何をしても良いという考えなのだから。結局そのタレントを信じて購入していた一般市民がババを掴む事になるのだ。先日の「都知事の娘」の場合も似たり寄ったりで、都知事だから、石原軍団がいるからといって安易にホイホイとついていったから9億円という大金を奪われてしまったのである。そろそろタレント(及び名前)だけを信じてモノを購入したり投資したりするのを止めたらどうかと思う。企業側も理念を正す意味でタレントのCMを暫く自粛するべきである。何もタレントを使わなくてもCMは幾らでもできる。コピーライト一つで何とでもできる(広告批評という雑誌に登場する優秀広告にはタレントが殆ど介在していない。趣旨がコピーライトだとしても、実際に優秀に広告ができるのだ)。そして一般市民に「考えさせる」機会を与えるべきである。況してインターネットが普及しているのだから企業を調べようと思えば簡単に調べられるのだ。CMだけでは判らない細かな部分についてもじっくり調べられたり知ることができたりする。そうする事で双方が納得した上でモノを購入すれば後々の問題は起きない筈である。

 タレントを使う事に対する憤りとしては、その企業の製品発表会に芸能マスコミが多数訪れるのは由としても、その製品に関係のない質問を平気でぶつける事、そして平然と答える事である。企業側は製品を発表する為に場を提供しているのにも拘わらず、この腐った連中は自分が市民の代表だと勘違いして平気で場違いな質問をし、アホなタレントは平然として答えるのだ。スキャンダルに塗れた製品を買わせているのと同じ事である。それが正しい事といえるのか? お前らはキャラクターだからヘラヘラしていられるかもしれないが根幹で動いているのはタレントではなく製造工場の人間なのだ。然も彼らは自分の生活費を稼ぐ為に苛酷な条件の下で働いているのだ。それなのにお前らが適当な態度をとれば、いくら精魂込めて作った製品の価値がなくなってしまうのだ。実際に働く人間の何百倍もの契約料を貰い、状況を無視して好き勝手に発言する様な人間が宣伝する事が正しいのか?

 企業側はそうしたマスコミの質問を規制する発言をしているが、そんなものを端から理解している連中でないのは明らかではないか。製品を推すのかタレントを推すのかはっきりさせるべきだ。中途半端になるのであればタレントを推す事を止めてしまえばいい。況して企業側に対して平気で泥を塗る行為をしでかすし、企業側は契約料というものを事前に支払っているのだ。詰まらぬ行為をした場合はどんどんと違約金として契約料を没収させればいい。これからの時代は真剣勝負なのである。不祥事から脱出するのであれば、永遠に続く商売をしていきたいのであれば、もっと強気に出るべきである。





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最終更新日  2002.09.08 23:04:01
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