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2003.01.24
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 今更ながら……と思う事。一つ目は昨日のニュースの中で見かけた『たまごっち』の21世紀版の発表。所謂「携帯型簡易ペット」と呼ばれるもので、発売当時は爆発的な流行になった代物。もともと子供向けの玩具なのだが、どういう訳か(日本人が幼児性の高い国民だという事を改めて実証したのだが)大人までもが飛びついて、やれタレントのたまごっちがどうだとか、あそこの店では在庫があるとかこちらの店ではなくなったとか云々……の話題で毎日持ちきりだった。当時私は東京にいたのだが、テレビのゴールデンタイムなら多少は許せても、既に終了した「トゥナイト2」までもが採り上げていたのには呆れてしまった。確かに情報番組だから流行を採り上げるのは間違いではない。だが社会派ネタを同時に採り上げている番組スタイルがあるのだから、人間性を問われる様な代物に関して迎合している姿勢は頷けなかった。トゥナイト2の番組自体も下り坂に向っていた時期でもあったと思う。初期の頃は本当に大人向けの番組だった。今は境目がなくなってきているし、ヘアヌードの解禁によって子供の誰もが簡単に大人の領域に入ってきているのが現状である。確かに大人たちの緩い姿勢が今日を作り上げてきてしまったのは理解できるが、売れれば何でもしてよいという風潮を作り上げてしまった媒体業界の責任も当然ある。今後において極端に規制しろとは言わないが、今日の姿勢を改める必要性があると思う。何よりも正しい性の知識を植え付け、崩壊しつつある性の領域を修正する事が必要である。

 たまごっちに話を戻して、あれだけ大ヒットを記録した商品の次世紀版を発売するという事実に警鐘を鳴らしたい。まず第一に今回の報道に関してテレビのニュース素材として扱われていない点がある。当時も不景気だったが事態は現在の方が深刻化している。また昨今において様々な難解事件が多発し、そちらが最優先になっている。勿論流行が事件を飛び越えてはいけないから当然である。況して日本人の『熱し易く冷め易い』体質を考えると、初代のたまごっちの時に大量の在庫を抱える羽目になったというから、二の舞いは避けられない。発売元もそれなりの対処はするというが、大手の企業が真面な(日常的な)経営戦略をしていても倒産を連発しているのだから安易に頷けない。第二に初代の影響が正しい方向に向っていないという点。携帯型ペットはアイボに代表される様に進化し、毎年の様に新しい機種が発売されている。ペットが飼えない現実に目を向けた発想も手伝っただけに、発売されるどれもが記録的ヒットをしている。だが一方で『生命』というものの意味合いが薄れている現実もある。唯でさえ生命のあるペットが毎年の様に安楽死処分されているのである。同時にペットが「物」として扱われている現実もある。未だに国民と行政の間に捉え方の大きな城壁がある。これではいくら「命を大事に」と謳っても肩透かし状態になってしまう。国全体が根底から意識改革をしないと、今後もますますおかしくなっていくだろう。いまさら新たに発売しようという『たまごっちの次世紀版』は不要である。

 小泉総理大臣が本性を現した。自身が掲げた改革が全然進んでいないという現実を民主党の菅代表から突き付けられると「そんな問題は大した事ではない」と堂々と返答した。総理大臣が自らの方針を否定する事は自身の政治生命に関わってくる。北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)への日本の総理大臣としては初の訪問や先日のロシア訪問などでの活躍は認められたとしても、国民の本当の願望は「経済の立て直し」なのである。総理自らが「痛みを伴う」と題して現実に国民は痛みに耐えているというのに、そのトンネルの出口が見えないばかりか、その問題をして大事ではないというのはどういう事なのか? とはいえ、今更ながら私は小泉総理大臣の事をもともと支持していない。支持率を得ようと写真集まで発売した姑息な手段が気に入らないのである。確かに総理と写真集には直接的な関係はないが、それをなすがままにさせてしまった態度は総理の資質に欠ける。私はこの時点から彼を信用していない。それでも未だに支持率が5割を越えているのは呆れる。もう人気だけで総理大臣を選ぶ時代を卒業しなければならない。極端な話、見てくれはどうでも良いから中身がしっかりした人が総理になるべきだ。一日も早く彼が総理の椅子を離れる日を願うばかりである。

 日本テレビの迷惑且つお粗末番組だった「電波少年」の後番組として制作された番組のコーナーにおいて、撮影スタッフらが飲酒運転ののち交通事故を起こして死んだという。私は電波少年が嫌いなので番組全体も後続番組の内容も知らない。はっきり言えば知りたくもない。だから一概に後続番組がどういう趣旨なのか判らない。とはいえ、撮影スタッフ連中が飲酒運転をしたという事実だけでも後続番組の姿勢と方針が伺えてしまう。日本テレビは四半世紀に亙って毎年「愛は地球を救う」というテーマで一大イベントを展開してきた。その一方で弱者を苛める番組を堂々と流してきたのである。いくら番組の趣旨がそうだとはいえ、それが現実に齎した事実はマイナス要因ばかりである。況して出演タレント自体も常軌を逸した連中ばかり。殆ど人間のクズ同然の連中が番組を作っていた。背後には売れないタレントを是が非でも売ろうという事務所の姑息で卑劣な態度もあると思うが、それに簡単に迎合するテレビ局の姿勢も姑息で卑劣である。また一方で某弱小タレント事務所からのタレント出演依頼を無条件で受け入れる姿勢も気に入らない(この点に関しては全テレビ局にいえる)。確かにタレントの存在は必要な部分もあるが、特定のタレントがテレビの世界を牛耳るのはフェアでない。これでは北朝鮮の金総書記を崇拝しているのと同じで、幸いな事に彼らが独裁者としての発言をしていないだけの話である。今更ながらテレビ業界に改革を求めても暖簾に腕押しかも知れないが、今後社会情勢が本格的に崩れてきた時、その責任の一端は間違いなく彼らにある。





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最終更新日  2003.01.24 21:57:37
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