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2003.07.20
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 ニュース素材、一般の生活の中などで『異常気象』という言葉が使われる様になって久しい。特に近年は類い稀にみる異常気象ではないだろうか。北欧諸国での洪水もそうだし、欧米での寒波、竜巻(ハリケーン)、今回の九州での異常降雨にしてもそうである。竜巻は或る程度『通常なもの』とはいえ、それ以外は今までになかった事である。予想外のものが、然も巨大化して訪れるから余計に被害が拡大してしまう。日々進歩する人類・文明の歴史があるとはいえ、天災に対しては『なす術がない』有様である。そんな中で最低限するべき事といえば、可能な限り事前に情報を流すとか、災害に対しての予防線を張るとか、それらに伴う予算を組む事くらいしかない。然し乍らそれは一国を預かる人間が税金を収める人間に対して行う当然の行為。そこにいい加減なものがあってはならないし、余計な思惑が絡んではならないものである。

 九州に限らず全国的に日照時間の激減や低温状態による農作物への影響が心配されている。原子力発電所の問題による電力不足への懸念も回避されたとはいえ『何処吹く風状態』になってしまった。勿論、原子力発電所での不正は国民を騙していたし、どれだけ彼らが国民に対して謝罪や再発防止、その意気込みを伝えても(それだけに限らず大手企業及び行政などが掲げた物事が)真面に功を奏した事がないから疑心暗鬼の塊になっている。そうした国民の気持ちを和らげる為の最大の努力は『真面に、そして早急に応える』事ではないだろうか。

 第一、不景気による税収不足で予算が少ないという昨今の行政の理由というのも道理にかなっていない。彼らのボーナスがなくなった・給与を『大幅に』下げた・余計な計画を白紙にした・職員の数を『大幅に』減らした云々の背景が全く見えてこないし、相変わらず意味不明の建物が続々と建立し意味不明の建物がペイ(建築に投入した金額を回収)できずに続々と倒れている。政治家も相変わらず自身の保身で駆けずり回っているだけ。国民の期待を一身に背負うなんて気持ちは当選する直前までだ。誰かさんは痛みを伴うと約束させておいて、それがいつまで続くのか、どれくらいのものなのかも示していない。その当人は今後まず間違いなく追及されるであろう「イラク戦争の大義名分は本当だったのか?」をどうやり過ごすかしか頭にないだろう。国民は唯々泣くだけである。とても真面な国とは思えない。先進国とも言えない。民主主義を掲げる国とも思えない。

 今回の天災に限らず、九州地方は今年の一つの『キー』になっている。外部からも内部からも大きな打撃を受けている。先日の幼児誘拐殺人事件は、それまでの「少年犯罪」の常識を覆した。多少突飛であり語弊でもあるかもしれないが、先日逮捕された痴漢冤罪被害者ネットワーク代表の名前は『長崎』であり、彼の行為がそれまで培ってきた冤罪に対する気持ちを覆してしまった。どちらも覆した事を正常なものに戻すのは至難の業である。否、下手すれば戻れないかもしれない。然し戻れないと新たな悲劇が生まれるだけになってしまう。





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最終更新日  2003.07.21 18:25:31
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