ファンタジー編 ガース・ニクスさん悠的に、今一押しのファンタジー作家さんが、ガース・ニクスさん。オーストラリア人さんのようです。 特徴は…なんたって登場人物の女性陣が気丈!でかっこよいことです。 サブリエルも、ライラエルもキノも。。 運命を受け入れつつ、敢然と前に進む!って感じです。 泣いちゃう事も、ケガすることも、ボロボロになることもあるけれど… 前向き!そして、ガンガン成長してゆくのです。 見習う点多し! それに比べると、男性陣は、迷いが多いんです。。。 どの作品でもっ!ウキッ?!としてしまうぐらい、いろいろ悩む。 運命から逃げたがる?! 現実世界はどうなんでしょぉ?? なんて考えつつ読んでしまいます。 書籍名:古王国記I サブリエル 冥界の扉 著者名:ガース・ニクス 出版社:主婦の友社 感想: 図書館の”ヤングアダルト”コーナーに置いてあった本です。 もともとファンタジー分野の本は好きなんですよね。。まぁ、読む時と読まない時 波がありまくりですが。。 この本は…悠的に当り!!です。 長く高く厚くそびえる壁の向こうには、魔物が跳梁跋扈する古王国がある…。 魔物にズタボロにされてゆく国を再建する運命に、否応無しに巻きこまれて しまうサブリエル。。 なんたって、ストーリーがしっかりしている。主人公のサブリエルがしっかり者 なのに、過酷な運命にほおり出されちゃう女性なんです。 登場する相方は…運命に立ち向かいきれない情けなさを素直に露呈しちゃう。 それを”しっかりしなさいよっ!!”って盛り立てていく、一種、おっかさん系? なノリ。いいですねぇ~。 点数: スリル ☆☆☆☆ ドキドキ ☆☆☆★★ 書籍名:古王国記II ライラエル 氷の迷宮 著者名:ガース・ニクス 出版社:主婦の友社 感想 : 前作の続きです。といっても、本の設定上は20年近くの月日が 流れておりまする。 前作の主人公サブリエルも脇役で登場します。 主人公は…一族の鬼ッ子ライラエル。 一族が持っている予知能力が何歳になっても授からず、 見た目も違って、いじけ気味。。無口で自分の魔術を磨くことに熱中しています。 |