腹の立つ事
今ネットでも炎上している、この番組の発言 非常に腹立たしいです。人の難病をネタにしてまで・・・反日マスコミの保守叩きがまた始まったか、という感じですが。最近ブログに書いていませんでしたが私も潰瘍性大腸炎です。現在は落ち着いており食事もそんなに制約しなくて大丈夫になりました。ブログを始めたきっかけも元々は自分の治療の経験談が潰瘍性大腸炎で苦しんでいる方やその御家族の方に、少しでもお役に立てればという気持ちからです。 この病気は、炎症が酷い時は気絶するほどの激痛で、ちょっとおなかが痛いなんていうレベルではありません。涙目になって爪を立ててしまうくらい息も苦しくなるくらい痛いのです。寝ていても痛くて起きるし症状が酷かった時は2時間以上続けて眠る事ができませんでした。私は2か月の絶食と医療ミスによる肺の損傷で歩く事も話す事も出来ない程、衰弱しました。人によっては摘出手術を受けたり薬の副作用や後遺症に長く苦しんでいます。そういう、大変な病気なのです。外見からは解らないですが、おなかの中は、穴が空き血が噴き出して化膿している個所が無数にあるのです。私には、腸にフォークを突き刺して引っ掻きまわされるような痛みに感じました。それが毎日毎日、長期間続くのです。 本当は別に自分の病気を広く人に知って欲しいとは思っていません。安倍さんもそうだったと思います。総理の立場の時も、症状について詳しい事は話さなかったのは病気をアピールしたり言い訳しなかったからだと思います。安倍さんは、投げ出したのではなく限界まで、食事が摂れない状態になるまでやってくれたのだと思います。日本の総理大臣という立場の人がこんなに痛い、こんなに辛いと話さなかったから、番組のコメンテーターですらこの病気の事を知らないのです。私も、話す必要があると思う相手にしか自分が難病を患った事を伝えません。潰瘍性大腸炎等の病気の事を広めるパープルリボンなるものがあるようですがまったく賛同しません。安倍さんも、ブルーリボン(拉致被害者救済支援)は付けていてもパープルリボンは付けていません。安倍さんだって、辞める理由として病気の事実を必要最低限話しただけです。潰瘍性大腸炎に限らず難病やガンで苦しんでいる方は沢山いるのに、その痛みを理由に継続できなくなる事を「子供みたい」とは本当に浅はかで薄情です。うっすい。情が薄い。心がハゲています。 それに、カツカレーが食べられる程回復したのは喜ばしい事でもありますが、正直、食べる時は、食べた後どうなるか解りません。 すぐに再燃とまで行かなくても食べたらおなかの調子を崩すかもしれないなという心配もあります。潰瘍性大腸炎の人にとって、消化の悪い動物性脂肪や刺激物である香辛料が多く入ったカツカレーを食べる事は挑戦でもあるのです。それでもカツカレーを食べるのは、ゲン担ぎの為です。カツカレー食べて勝つ!!それを他の議員の方々と一緒に召し上がられて何が問題なのでしょうか。値段だって、宴会場を借りる費用も込みでホテル内のレストランとは違うメニューらしいですし。そんなところしか叩くところが無いという事でもありますが・・・。 それから私は別に安倍さんと同じ病気だから応援するのではありません。安倍さんの、日本を憂い愛する心を支持しています。【日本人に生まれた事を誇りに思えるように】これこそ日本の政治に必要な事だと思います。日本人である事を誇りに思えると日本人が幸せを感じる事ができる。そういう政治をやろうとしてくれている議員さんは安倍さんの他にもいます。前回より敵が弱り味方が増えた筈。日本らしい日本になる政治を望みます。