自分の浅はかな考えと清涼感

今回は野球ネタではないので、興味の無い方はスルーでお願いします。 なんだかカンニングという漫才コンビの中島氏が亡くなられて分かった事なんだが、メガネをかけた方が竹山っていうんだね。実は、以前書いてたサイトでも言ってた事なんだが、俺はこいつが大嫌いな人間の一人だったんだな。それはある日ＴＶをつけてると、確か映画『悪魔の棲む家』のＣＭだったと思うんだが、最後に「お前らも見ろ！」って絶叫するんですね。公共の電波を使って、視聴者に対して命令形で話しかけるって常識を逸脱した行為は許せるものじゃなかったね。しかも視聴者に対して「おまえら」ですよ。あんた何様のつもりってね。当時、即行でプロモーターに苦情の電話いれましたよ。 「視聴者をなめてんのか」ってで、今までこの竹山って人の存在なんて知らなかったし、知ろうとも思わなかった。最近、相方が亡くなられて、ＴＶで会見しているのを見て思い出したんだな。それで、ネットなんかで調べてみると「キレキャラ」なるもので売ってる芸人って事がわかったのね。俺は芸能界って、文字通り芸の才能がある人間の世界だと思うから、誰でも出来る様な怒るキャラって認めないし認めたくもないんだけどね。ま、本題に話を戻すと、なんでも病気の相方にギャラの半分を渡してたっていうじゃないの。泣かせるよね。あの芸風とキャラとＣＭは嫌いだし、今でも許せない出来事ではあるんだが、この人情が薄れ殺伐としたこの時代に熱い感情を運んできてくれた事は事実だった。と同時に自分の浅はかな気持ちに落胆したのも事実だった。 なんだかんだ言っても、俺もまだまだ子供かも知れんな・・・