【第1章】
ヴェラザノ海峡橋は外的要因によって破壊されたのだ
新型機関車暴走のもたらす地震か多量の爆薬以外にはあり得ない
局地地震もしくは爆破工作によって
【第2章】
ひとつめの黒い扉
ふたつめの黒い扉
みっつめの黒い扉
よっつめの黒い扉
他の扉
いつつめの黒い扉
むっつめの黒い扉
ななつめの黒い扉
写真を見る
痕跡からすればヴェラザノと同じ
ヴェラザノと同じ局地的地震もしくは破壊工作が行われた後に
【第3章】
探す
事故当初には凄まじいまでの爆音があったはずだ
恐らく気体としてロングアイランドにそれが満ちた
誰も死なずに何処かへ去ってしまったという考え方もできる
【第4章】
信じる
地震も爆発もなかった
人々は眠るように安らかに命を落としただろう
猫の1匹たりともここには残ってはいないのだ
【第5章】
再生する
新型機関の暴走の生み出す大規模なエネルギー
たとえば生物がそれを受ければどうなってしまいのだろうか
人智を超えるものなどありはしない
【第6章】
読む
セントラルパークは石と化した
正しく尊厳ある死とは呼べないだろう
すべての発端となった新型機関の暴走は頂点に達した
【最終章】
好き
―引きずり下ろす
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最終更新日
2014.03.21 18:56:43
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