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2008.12.27
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カテゴリ:Figure Skating(2008-2009)
全日本フィギュアスケート。女子のショートプログラムが終わった。3+3Loを見た目きれいに決めた安藤選手(今回はスローで見てもほぼ回りきっておりてきたようにも見えた)が、連続ジャンプのセカンドを失敗した浅田選手の下、3回転+3回転のない中野選手が1位。この不思議な順位、もうおわかりでしょう。安藤選手がやはりセカンドの3ループで回転不足判定、ダウングレードされたのだ。回りきっての転倒より減点される恐怖のダウングレード。やはり悪い予感はあたった。すでに安藤選手・浅田選手のセカンドの3ループは「奪われてしまった」のだ。早めに「安藤・浅田選手には勝たせないぞ」ルールへの対処法を考えないと。歴史上、日本に神風が吹いたといわれるのは2度だけだ。

女子について、詳しくは明日。

そして男子。織田選手と小塚選手のジャンプの実力がはっきり出た。つまり4回転を入れることによって連動するジャンプミス。

「4Tを入れると次に難しいジャンプであるトリプルアクセルを失敗する」→このパターンに、また小塚選手ははまった。後半のトリプルアクセルでミス。織田選手はこのパターンにはまらなかった。4Tを入れても3Aが2度入るかどうかは大きなポイントになる。織田選手は一応はそこはクリアしているのだ。

「4Tを入れると後半のふだんなら跳べるジャンプでミス」→このパターンには2人ともはまらなかった。拍手! パチパチ! ただし、織田選手は3箇所で入れられる連続ジャンプが2箇所になってしまった。といってもセカンドに3トゥループを2度入れたので、これはこれでそれほど問題はない。あとは、どこかで2トゥループや2ループをつけてもいいのだが、2回転ジャンプは1回跳んで1点ちょっとの積み増しにしかならないし、下手に乱れると減点だから加点をもらいやすい単独のがよかったりする。

小塚選手もトリプルアクセルが2度決まらなかったのは痛かったが、連続ジャンプは3箇所で入れて回転不足判定もなく、非常によかった。ステップのレベルも落とされることなくきちんと3を取った。スピンは小塚選手に軍配。3つ全部レベル4。本当に素晴らしい。織田選手はスピンはレベル4が1つにレベル3が2つ。これは強化すべきだ。スピンでは今シーズンは常に小塚選手のレベルまで行かない。

4回転は小塚選手には、やはり武器にはならない。これで4回続けてダウングレード。今回のコケかたは見ていて、心臓が冷えた。あんなに足首をひねる転倒を繰り返していては本田選手の二の舞になってしまう。お願いだから、意地にならないでください。4回転はエレメンツの1つ。「なにがなんでも決めたい」という気持ちにとりつかれてしまうと、他が見えなくなる。これで4回試合でトライして、連動するジャンプミスがなかったのもわずか1回と、非常に確率が低い。今は相当に完成度の高いジャンプでなければ、すぐにダウングレードされて武器にならないルールだ。足を引っ張るだけの大技に固執するのは、それだけでもう試合に負けているということ。現実と実力を冷静に見きわめる強さをもってほしい。そして、自分の強みを見失わないで欲しい。小塚選手の武器はなんといっても、珠玉のスケーティングにある。

織田選手も今回はダウングレード転倒で0点。ジャンプへの影響が小塚選手ほどないのはジャンプの地力の差。織田選手の場合は、3Aを2度成功できている分、「4回転はもう少しで武器になる」という微妙な線だ。


<ここからきのうの続き>

その分、「E」ではなく「!」であれば、減点は少なくてすむようにしたということだろう。だから、今季からは、チャン選手のように、試合によってwrong edgeを取られたり取られなかったりする選手が出てきている。まさに「ジャッジの判断しだい」ということだが、キム選手に対する1度の試合でのwrong edge判定も、韓国メディアがさかんに宣伝しているような「ミスジャッジ」ではなく、中立に戻るクセのあるキム選手は、今後も取られる可能性はあると理解すべきだ。ちなみにキム選手は中国大会のフリーでは!判定されている。

ヨーロッパ選手権ではジュベールもベルネルもwrong edge判定されなかったのに、カナダの選手と争うことになった世界選手権では「なぜか」ジュベールとベルネル(はショートだけだったが)がwrong edge判定されてしまったというのも、奇妙といえば奇妙な話だ。ちなみにこのときのチャン選手はショートでもフリーでもwrong edge判定はなかった。もちろんバトル選手もない。

それだけ微妙な男子のwrong edge判定だが、そもそもエッジが微妙な選手は、チャン選手も含めてかなりいたということだ。それが「E」判断だけだとなると、問題も大きくなる。微妙な「!」を入れればクッションにもなる。そして、「!」が導入された今シーズンからは、 wrong edgeは昨シーズンより幅広く取られるようになった。昨シーズンは明白なwrong edgeをもっていた特定の女子選手がお約束のように引かれていたが、今シーズンは試合によって問題をかかえている選手が取られたり取られなかったりしている。厳密になったのか、曖昧になったのかよくわからない(苦笑)、まさにツギハギだらけのフランケンシュタインルールの産物だが、一度違反を取られると選手は非常に気になるだろうと思う。

Wrong edgeでの減点は、Eだと「GOEではマイナス1からマイナス3をつけること」、!だと「GOEジャッジの裁量にまかせる」という規定がある。

E判定されてしまうと、だいたい1.5点ぐらいの減点になってしまい、非常に痛い。!判定でも加点が抑制され、場合によっては少し減点になるから、やはり選手としては気になる。「加点が命」のキム選手にとっては影響は甚大。だから国をあげて「中国大会でのwrong edge判定は、理解できないミスジャッジ」「教科書ジャンプのキム・ヨナにかぎって、wrong edgeなどありえない」と報道しまくり(この身びいきの強さは信じがたい。日本のマスコミとは対極の意味で、事実を見ようとしない)、オーサーが、「アタシがお友達(←明らかに国際スケート連盟のカナダ人有力者のこと)に話すからねッ!」とまで言って神経質になっているのだ。

オーサーは、ついでに日本女子の点が高すぎるなどと、ありえないことを言って(高すぎるのは韓国人以外なら誰が見たってキム選手だよ)、世間さまを洗脳しようと必死。そういっておけば、負けたときも自分の責任を免れるしね。ライバルである日本選手をあそこまであからさまに侮辱するコーチがみてる選手を、なんで日本のテレビ局は自国の選手以上にヨイショするわけ? まったく信じれらない。日本のメディアが放送しなくても、英語が読めて、インターネットが使える日本国民なら、オーサーの日本女子と彼女たちに与えられた得点に対する失礼な発言の情報などすぐ手に入る。

だが、1つ言えるのは、この韓国、特にメディアの態度は、現行のルールでどこが重要なポイントか理解していることの証左だということだ。いまだにフィギュアといえば「難しいジャンプVS表現力」だと思い込み、前者だけにムリヤリ浅田選手を後者にキム選手をあてはめて論評してる日本のマスコミよりよっぽどわかっている。ネットのニュースは目を覆いたくなるほど酷い。全日本といえば、「小塚、4回転跳ぶ」「安藤4回転VS浅田トリプルアクセル激突」などといった見出しが躍る。

ただ、今回のフジテレビの放送はだいぶ抑制されて、マトモになってきたように思う。

また話が脱線した。

不正エッジに話を戻すと、選手にとっては、この「エッジの違反が気になる」というのが、実は一番怖い。「気をつけよう」とすると回転不足になったり、ジャンプがスッポ抜けたり、着氷が明らかに乱れてしまったりするのだ。伊藤みどりが、今シーズンの浅田選手のルッツで、「あまり気にせず、真央ちゃんのリズムで跳んでくださいよ」と言っていたが、あれは、エッジに気をとられるともっと大きな失敗をしてしまう危険性があることを言っている。浅田選手のルッツは初戦の失敗ジャンプだけ!がついたが、その後2戦、違反がなく加点もされていた。そして、さっそく韓国紙が「浅田選手のルッツの加点は納得できないという声もあった」などと牽制コメントを載せた。昨シーズンはキム選手はルッツで加点、浅田選手はエッジで減点だったから、浅田選手のルッツが加点されてしまうとなると自国の選手にアドバンテージがなくなるということを、実によく理解している。だが、浅田選手もやはりタメが長くなると、ちょっと中立に戻ってしまう気がする。キム選手のフリップほどではないが、まだ完璧にルッツをものにしたとはいえない状況だろう。

今季ジュベールは戦線離脱したが、彼はwrong edgeを指摘されているフリップを極力避けている。ウィアー選手はだいたいいつもwrong edge違反を取られ(ファイナルのフリーでは取られなかった)、ジャンプが乱れてしまった。

このようにwrong edgeは、実際に減点されるという以上に、それをかかえている選手の精神面にかなり影響を及ぼす案外深刻な問題なのだ。

一番深刻なのは、アメリカの選手だろう。昨シーズン安藤選手とマイズナー選手がいち早く矯正に取り組んで、別のジャンプまでボロボロになってしまったのを目の当たりにした若い女子選手は特に、矯正に消極的になった。結果、アメリカのトップ選手の矯正は中途半端で、日本の安藤選手や浅田選手のように違反を取られなくなった選手はほとんどいない。
男子のトップ選手もそうだ。特にウィアー選手(彼は昨シーズンから)、そしてライザチェック選手も今季から「!」判定されてしまうようになった。

ヨーロッパの男子トップであるジュベール選手とベルネル選手にもwrong edgeは足かせとなっている。その証拠にこの2人はなるたけフリップを避けようとしている。フリップはアクセル、ルッツについで基礎点の高い、点の稼げるジャンプだ。その3フリップの数を減らすと基礎点の低いダブルアクセルを代替に入れたりしなければならなくなり(3回転ジャンプは1種類を2度までしかフリーで入れられない)、ジャンプの点が稼げなくなる。だから点が伸び悩む。

言うまでもなく、誰でも知ってる明々白々なwrong edgeの持ち主は、安藤選手と浅田選手だったのだ。この2人を狙い撃ちしたとしか思えないwrong edge減点は、欧州選手権と世界選手権での男子に対する判断の違いを経て、2シーズン目に「!」判定で範囲が拡大されたため、男子のトップ選手が次々引っかかってくるという思わぬ結果になった。

ところが!
この目立たないけれど案外深刻なwrong edge問題にひっかからない男子のトップ選手をもつ国がいることが、いみじくも明らかになったのだ。

それが日本。

高橋選手は今季戦線離脱したから、「!」マークについても、絶対つかないとは断言できないが、少なくとも彼にはベルネル選手のような曖昧エッジ問題はないと思う。そして、小塚選手。昨シーズンwrong edgeで減点されてから、今シーズンしっかりそれを直した。フリップはショート&フリーとも必ず入れて、加点までもらって点をのばしている。できるだけ回避してるヨーロッパの2人とは対照的だ。

そして、1季おいて復帰してきた織田選手。彼にも「!」も「E」もつかない。もしかしたら鵜の目鷹の目で探せば曖昧なときがあるかもしれないが、少なくともベルネル選手やウィアー選手のようにジャッジから狙われているようなことは(今のところ)ない。

加えて、今シーズンから女子で猛威をふるっている「回転不足判定の厳密化」。男子でこれが一番痛かったのは、ジャンプが低いライザチェック選手なのだ。ライザチェック選手は潜在的なwrong edgeと回転不足判定という気になる2つの問題をかかえたことになる。4回転の調子も落としている今、昨シーズン前半までのような活躍は期待できない。

ジャンプに関して言えば、ヨーロッパの誇るジャンパー2人、ジュベールは怪我、ベルネルは4回転からの連続ジャンプでしつこく自爆を繰り返し、トリプルアクセルまで調子をおとしている。

<明日へ続く>





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最終更新日  2008.12.27 01:17:34
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