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Mizumizuのライフスタイル・ブログ

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2017.06.25
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因島ナンバーワンのビュースポットという呼び声も高い白滝山。頂上近くまで車で行けるので、10分ほどのトレッキングで頂上まで行けるという。これなら、Mizumizu母でも歩けるだろうと、GWの旅行日程に組み入れた。

因島フラワーセンターのすぐ奥にも駐車場があるのだが、そこからだとかなり徒歩で登ることになる。頂上の展望台に一番近い駐車場に行くには、ぐるっと遠回りして行くことになるので、そこは注意が必要だ。実際、頂上に一番近い駐車場に停めて歩きだしたら、下から登ってきた親子連れに、「ここに駐車場があったんですか!? だいぶ歩いて来たんだけど」と話しかけられた。やはり勘違いする人がいるようだ。

さて、「徒歩10分」のはずの遊歩道だが、道はけっこう険しかった。しかし、眺望は抜群! 期待以上!!


展望台へと続く道の途中で振り返れば、木々の向こうに無数の島が浮かぶ瀬戸内海が見える。時刻表で名高いトーマス・クックが、日本の瀬戸内海地方の景観美を絶賛した話は有名だ。

「私はイングランド、スコットランド、アイルランド、スイス、イタリアの湖という湖のほとんどすべてを訪れているが、ここはそれらのどれよりも素晴らしく、それら全部の最も良いところだけとって集めて一つにしたほど美しい。」

もうあの赤い表紙の分厚い時刻表を知らない人も増えているだろう。インターネットがこれほどまでに発達する前は、ヨーロッパ旅行でMizumizuはずいぶんとトーマス・クックの時刻表にはお世話になった。あの時代に個人でヨーロッパを鉄道で旅した人間にとっては、彼は特別な存在。

Mizumizuもスイスやイタリアなら、ちょっと有名な湖ならほとんどすべて廻ったと言っていい。その眼から見ても、ランダムに小島の浮かぶ瀬戸内海の風景は、どこにも負けない感動を与えてくれる。船で行く瀬戸内海も、橋で渡る瀬戸内海も素晴らしいが、因島の白滝山のように高いところから見る瀬戸内海は、また格別だ。



わずかな平野部には、きれいに手入れされた田畑。このキチンと感に、この土地に住む人たちの勤勉さが表れている。それが景観美となり、また感動を誘う。その向こうの水面に浮かぶ島々を見ていると、ここをヨーロッパの海と比べず、湖と比べたトーマス・クックの心情が分かる。この景色は確かに海のというより、湖のそれに見える。

水上を行き来する船の多さに驚く。この人々の生活を感じさせる「動」のアクセントが、瀬戸内海の美しさをさらに特別なものにしている。



五百羅漢越しに眺める因島大橋。しまなみ海道は橋梁という人工構造物の美しさにも感動できる道。島と島をつなぐ白い大橋は、下から見てもその堂々たる機能美に圧倒されるが、上から見ても実に凛として美しい。飛行機でしまなみ海道の上空を通ったときも、島と島とつなぐ橋の姿――それはとても小さく見えたが――に感動したことを覚えている。今回はそれより地上に近い山の上。

あの橋を渡ってここに来た。穏やかな青い海と緑豊かな山々。緑の中をうねって敷かれた道路までもが芸術のように見えた。


頂上の展望台からは、まさに360度ぐるりの眺望。天気に恵まれて良かった!



日当たりの良い場所は農作物のための場所にして、人々の住まいは遠慮がちに隅のほうに固まっている。後継者不足の言われる地方の農家。人々の地道な勤勉さが作り上げたこの景色は、この先どうなっていくのだろう?

遠くに見える尖った橋梁は、生口橋のよう。今回の旅は因島で終わりだが、あの橋を渡ってどんどん進めば、四国の今治まで行けるのだ。それも楽しそうだ。いつか行く機会があるだろうか?






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最終更新日  2017.06.25 08:38:25



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