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Mizumizuのライフスタイル・ブログ

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Travel(日本)

2018.07.28
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カテゴリ:Travel(日本)


のっけから、すごいドアップになってしまったが、これは有馬温泉の旅館、銀水荘 兆楽のオリジナルのお菓子、丹波の黒豆の寒天寄せ。有馬温泉土産として、定番すぎて平凡化している炭酸せんべいに変わって推したい。

黒豆好き、寒天寄せ大好きのMizumizuなので、この手のお菓子なら気に入るのは当然なのだが、普段、お菓子に関しては、あまり好みが合わないMizumizu連れ合い、Mizumizu母の家族3人が絶賛。

なので、お土産にしても好まれる率は高いかと。

銀水荘 兆楽は、結論から言うと、素晴らしい宿だった。少し温泉街からは離れているが、いつでも送迎してくれるし、お目当ての温泉は、金泉、銀泉の両方を持っているし、部屋食の食事も、満足のいくものだった。



素材の組み合わせが、個性的だが美味しく調和していた。寒天寄せが割合多く出て、そのあたりも不思議とMizumizuの好みに合っている。ここの料理人の方とは、味の嗜好がかなり似ているな、そんな印象だった。

やはり、和食はどう考えても関東より関西のがレベルが高い。今回も改めてそう思ったのだった。

しかし…温泉旅館というのは、とてつもなくコストがかかる商売だ。温泉の管理も大変だし、料理の質も大事だし、清掃もとんでもなく手間がかかる。中心地から離れていたら送迎もあったほうがいい。今どきならWifiも必要だろう。それでいてあまり宿泊費が高いと人は来ない。

銀水荘 兆楽は、すべて揃っていて、それでいて値段も高くはなかった(平日のせいもあるだろうが)。平日とはいえ、それなりにお客さんもいて、といって混んでいるという感じでもなく、泊まるほうとしたら、ちょうどよかった。

良質の温泉に入り、美味しい料理を上げ膳据え膳でいただき、のんびりくつろぐ。目的はそれで、他にはない。そんな旅にぴったりの宿。

銀水荘 兆楽――リピートしたい温泉宿の1つになった。











最終更新日  2018.07.30 13:36:51


2018.06.19
カテゴリ:Travel(日本)
​​有馬温泉には、長いこと縁がなかった。近くの神戸には何度か観光で行ったことがあるのだが。

だが、音に聞く天下の名湯。今回は東京ー山口県のロングドライブの中継地として有馬温泉の温泉旅館を選んでみた。

赤みを帯びた泥っぽい濁り湯を金泉、透明な湯を銀泉と有馬温泉では呼んでいて、今回はあくまで温泉重視で、金泉・銀泉の両方を自家源泉として持っている「銀水荘 兆楽」を宿に選んだ。

結論として正解だった。温泉三昧で過ごすつもりなら、最適の宿。温泉街からは少し距離があるが、随時送迎をしてもらえる。

宿については次のエントリーに譲るとして、有馬温泉の温泉街についての印象を少し。

一言で言えば…

すんごくこじんまりしてる!

さっと見るだけなら30分もあれば回れてしまう。

もっと率直に言えば…

つまんない!

メインの通りの目立つ場所につぶれた店があるのも痛いし、午後5時ですでに閉めてしまっている店もある。お土産屋はさすがに開いているが、炭酸せんべいと山椒ばっかり。

炭酸せんべいはあまりにありふれている。有馬温泉に来たことのないMizumizuでさえ、何度もお土産にいただき、すでに飽きている。おまけに使われているのは炭酸でもなく、温泉と何も関係ない重曹だし。

山椒はうなぎのかば焼きには使うが、別の食べ方をしようと思ったこともなく、花山椒の佃煮と言われても、そもそも佃煮が個人的にあまり好きではないので、あえてチャレンジしようとも思わない。

竹細工の店もあるが、嵩張るものが多く、旅行者には不向き。モダンに改装しておしゃれっぽく頑張ってる店もあるのだが、おしゃれな店ならやっぱり神戸で入りたい。

有名な有馬温泉ということで、日帰りで神戸から来たらしい外国人が結構いたのだが、ここはやはり温泉旅館に泊まってナンボのところだと、温泉街を歩いてつくづく思った。しかし、温泉街の宿に泊まっても、これじゃ夜のそぞろ歩きの楽しみは、ほぼないだろう。ひたすら温泉に浸かるのみ? せっかく情緒のある坂や小径のある街なのに。

古い温泉街のありがちな雰囲気から、脱却しようとしてうまく脱却しきれないまま、それでも人は来るので何とかやっているが、全体的な「寂れ」を隠せない、そんな感じ。

まちづくりを再考しなければ、ますます寂れそうだ。日本三古湯の1つで、実際に浸かってみたらホントに良い温泉だった。これほどの「財産」をもちながら、温泉街がコレじゃ、もったいなさすぎる。

もっとオンリーワンのモノを売る店が増えなければ、人々は素通りするだけだ。

例えば埼玉県の川越などは、「小江戸」と呼ばれる狭いエリアに、週末には観光客が押し寄せる。食べ歩きの店は長蛇の列になっているところも多い。川越には、行ってみて、その賑わいに驚いた。有馬には、来てみて、逆の意味で驚いた。

人々を引き寄せるまちづくり、川越にできて有馬にできないわけがないと思うのだが。

とはいえ、有馬温泉という稀有な温泉を持つ町には、やはりオンリーワンの風景も。



温泉街でもっとも印象的だった場所。流れ出てくる「金泉」で、神社の石段が赤茶に染まっていた。こうした凄いモノがあるのだから、温泉街の店がもうちょっと魅力があれば…と残念で仕方なかった。












​​​​






最終更新日  2018.07.30 13:36:22
2018.06.16
カテゴリ:Travel(日本)
東京都内の自宅から有馬温泉まで、久しぶりのロング・ドライブ。早朝に出て、新東名を走った。



新東名は実に気持ちのイイ道。サービスエリアも充実していて、どこも新しく、トイレも清潔で、お土産コーナーも充実している。

やたらとサービスエリアに寄り、各地のお土産を買いこむMizumizu。

スイーツ派には、静岡エリアでの「いちこのミルフィーユ like you」がオススメ。駿河湾沼津サービスエリアに寄ると必ず買うお土産品。576 層もあるというミルフィーユが、1枚1枚が薄いせいか、全体として適度に柔らかくて食べやすい。静岡産の紅ほっぺを53%使用したというクリームは、この手のお菓子にしては珍しく、人工的な香料感が少ない。値段もお手頃。


いちごのミルフィーユ10個入り【いちご】【ミルフィーユ】【like You】

駿河湾沼津サービスエリアは、眺めも抜群。


茶畑と市街地の向こうに駿河湾と伊豆半島。上の写真で島のように写っているのが、伊豆半島の一部だ。

新東名を走ると、日本の道路も、ただ点と点を結ぶためのものではなくなってきたな、と思う。サービスエリアはちょっとしたエンターテインメントゾーンだし、クルマからの眺めにも、それなりに気を使っている。

走ることそのものが楽しい道。高速道路でも、そうなることが可能なのだ。新東名はその先駆的な一例。












最終更新日  2018.06.16 23:41:29
2015.06.08
カテゴリ:Travel(日本)



2016年のサミット開催地が三重県志摩市賢島に決まった。と、聞いて思ったのは、「へ~、ここを選ぶとは、さすがに目が高い」ということ。

賢島には1度だけ行ったことがある。もう十何年も前のことだ。観光というより、志摩観光ホテルの総料理長の高橋忠之シェフの「アワビのステーキ」と「伊勢海老のスープ」を食べに行ったようなもの。当時は志摩観光ホテルベイスイートなんて豪華バージョンはなく、志摩観光ホテルもかなり時代遅れの印象で(そもそも名前からして古臭い)、高橋シェフの料理を食べに全国から食通が集まってくる、というのがMizumizuの認識だった。

有名になるとシェフは独立してしまうものなので、事前にわざわざホテルに、「高橋シェフはいらっしゃいますか?」と確認した。「はい、おりますが?」と、少し驚いたような声が返ってきた。

賢島へは鉄道で行った。改札口を出ると、さびれた駅前にねずみ色のバンが停まり、その前にお迎えの男性が礼儀正しく立って待っていた。ホテルは古い造りで、窓もまるでアパートのそれみたいだったが、真珠筏が浮かぶ英虞湾の眺めは、緑の山とせめぎ合って素晴らしく、ホテルの人々の感じも非常によかった。

これで設備がもっと豪華だったら、素晴らしいリゾートホテルなのに…と、当時思ったが、今はそれが現実になった。全室スイートルームのホテルも増設されたし、志摩観光ホテルのほうも改装中。サミットも決まったし、再開の折には以前とはまったく違う「お高い」ホテルに生まれ変わっているだろう。

「高級」なお金を取る新興のリゾートホテルのサービスには、何かと文句をつけるMizumizuではあるが、ここに関しては不思議と悪い印象がない。設備は古かったが、伝統あるホテルという感じで、それに当時の志摩観光ホテルの宿泊代はかなり割安で、そのかわりフランス料理のフルコースを食べれば値が張るというふうだった。

有名な「アワビのステーキ」と「伊勢海老のスープ」を含むフレンチのフルコースは…一言で言えば、「舌にはよいが、胃には悪い」という感じ。良くも悪くも「重い」料理なので、まぁ、一度は食べておくべき高級な料理には違いないが、そう何度も食べたくなるものでもなかった(なので、一度しか行っていない)。

あまり知られていないが、カンテサンスの岸田シェフも実は、キャリアのスタートは志摩観光ホテル。

http://www.quintessence.jp/chef.html

革新的な才能は、伝統の中から生まれる。東京で最年少で三ツ星を獲得したシェフの原点が、高橋忠之シェフの店だというのは、Mizumizuには偶然ではなく必然。

賢島は真珠の島なのだが、店のさびれっぷりは哀しいものがあった。宝飾品はある程度、「イメージ」を買うものだと思う。うらぶれた通りの、傾いたような店で売られたら、逆に価値が下がって見える。いくら腐るものではないとはいえ、「いったい何年売れずに残ってるの?」と突っ込みたくなるような真珠のアクセサリーや指輪を並べた、買わずに出たら申し訳ないような人気のない店を冷かして歩くのは、まったく楽しくなかった。真珠に詳しい人間なら、そういうハコに関係なく、モノを見極めることが、あるいはできるのかもしれないが、Mizumizuは真珠通ではなかった(し、今もそうではない)。

せっかく英虞湾という景勝地にあるのに、とつくづく残念に思ったものだ。サミットを機に、商店街も洒脱に生まれ変わってくれたらと思う。英虞湾の美しくも特異な眺め、美味しい食材、そしてもちろん真珠という特産品。賢島には世界的なレベルで、一級の観光地になれる条件が揃っている。

過去にサミットが開催された洞爺湖のザ・ウィンザーホテル洞爺と沖縄のザ・ブセナテラスも、サミット前からMizumizuのお気に入りのホテルだった。以前に行って好印象だった志摩観光ホテルが、サミット会場となる(であろう)のは、その宣伝効果を考えたとき、非常に喜ばしい。

日本だけでなく、世界中から目と舌の肥えた観光客が足を伸ばしてくれれば。
その価値は十分にある島だ。









最終更新日  2015.06.09 22:11:11
2014.06.03
カテゴリ:Travel(日本)


せっかく伊香保に来たのだから、夕食は取って帰りたい。

急に思い立って来た日帰り旅だから、あまり食事処を調べる時間はなかった。石段街で評判のいい店でもあればと食べログをチェック。

一部ヤラセがあるとか、食べログだけで高評価で地元では全然知られてない店もあるとか、批判もある食べログだが、ネットの情報というのは、もともと玉石混交。玉を石と言ったり、石を玉と思いこんだりする人もいる。実際に自分にとって「玉」なのかどうかは、やはり足を運んでみなければ確認しようがない。

石段街にある店で目についたのが「ティーレストSARA」というカフェだった。名前はカフェだが、投稿で美味しいと書いてあるのは「しょうが焼き」や「週末限定のチーズバーガー」。

しょうが焼きにチーズバーガー??

なんとも不思議な取り合わせだが、昼がうどんなので、この手の庶民的な味がいいかもしれない。

石段街の上のほうにある店は、苦労もなく見つかった。立地は抜群だ。

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しかし、この入口…

食べログを読んでいなかったら、わざわざ温泉街に来て、まずこういう店には入らないだろうなあ…

天井の低い店の中は、いかにも作りが古く、置いてあるテーブルや椅子もチグハグで統一感がない。「代官山のカフェだと言っても通じちゃう感じ」と書いている人がいたが…

それは、ないでしょう。

美味しいという評判を知らずに入ったら(知ってて入っても)、「観念するか」と、諦めの境地でメニューを広げるかもしれない。

「いらっしゃいませ」

と、それだけ文字にすれば普通だが、若干「木で鼻を括ったような」言い方の女性に迎えられ、「ガタッ」と雑にメニューを置かれる。

Mizumizu+Mizumizu連れ合いが頼んだのは、食べログで美味しいとあった2品と、表の看板で「じゃらんのおすすめ」とあったワッフル。

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まずはチーズバーガー。見た目は普通だ。しかし、一口食べてみて、

「んっ!? これは美味しい!?」

こういう簡単なもので、「美味しい」と思わせるのは難しいと思う。だが、そうなのだ。まずパンが美味しい。表面がかりっとして中がもっちり。

そして肉が美味しい。噛むとじゅわっと肉汁の広がる、上質な風味。惜しみのない厚さで食べごたえもある。

言うまでもなく、チーズと野菜とソースも美味しい。つまりは、チーズバーガーをチーズバーガーにしている素材全部にスキがないのだ。

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こちらが、しょうが焼き定食。ついてるうどんを一口食べて、Mizumizu連れ合い、

「ん? 昼のうどんよりうまい…?」

あーあ、言っちゃった。昼は水沢うどんの有名店に行ったのに(苦笑)。

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こちらが、しょうが焼き。いい感じに焼けているが、見た目は普通だ。

だが、食べてみると一味違う。厳選素材だというのはメニューにも書いてあるが、濃い目の味付けも、「隠し味は何?」と、聞きたくなるようなひねりが効いている。ありそうで、ちょっと、なかなかない味だ。

そして、ワッフル。

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見た目は、正直、たいしたことない。電子レンジでチンしただけの、シナッとした出来合いワッフルみたいだ。

ところが、ところが…

あれっ?

食べてみると、これが不思議にイケるではないか。予想に反してワッフルは、もっちりといい感じの食感。添えらているアイスもホイップもベリーも、ちゃんとしている。

作り手の味のセンスの良さを、食感と味覚で感じられる店だった。

結局料理はセンス。しょうが焼きとかチーズバーガーとかワッフルとか、統一感のないメニューを頼んでも、これだけ、そこここに作り手のセンスが感じられた料理も珍しい。

「美味しい、美味しい」を連発して完食したMizumizu+Mizumizu連れ合い。支払いのころには、最初は「やっぱり群馬の女って…」と思わされた女性の態度もほぐれてきた。

また伊香保に行ったら寄りたい店になった。これだけの料理のセンスなら、他のメニューも期待できそう。













最終更新日  2014.06.04 03:01:54
2014.06.02
カテゴリ:Travel(日本)


温泉饅頭の発祥の地は、伊香保らしい。

詳しい話は、「勝月堂」のホームページを読むと書いてあるのだが、かいつまんで言うと、明治のころに勝月堂の半田勝三氏が地元の「伊香保に新しい名物を」という声に応えて考案したのが、茶色い温泉の湯の花をイメージした饅頭で、それが各地に「温泉饅頭」として広まっていったのだそうな。

温泉地で温泉饅頭を好んで買うかと言えば、そうでもない(苦笑)Mizumizuだが、元祖の勝月堂「湯乃花饅頭」は食べてみることにした。

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石段街の一番上のほうにある、きれいな店構えの勝月堂。店員も笑顔で、はきはきと感じがいい。バラで1つ買って、店の外でパクリ。

感想は…

ふつうに美味しいお饅頭ですね。

質の悪い饅頭にありがちな、くどさや、カサカサ感はなかったが、特に大感動することもない。それこそ今となっては、よくある温泉饅頭。由来にまつわるエピソードを聞かなければ、ブログに取り上げることもなかったかもしれない。

ところが、勝月堂よりさらに上のほう、石段街が終わって、伊香保露天風呂に向かう道の途中に、古い店構えの饅頭屋があったのだ。店にいるのは夫婦2人。その場で製造・販売するスペースがあるだけの文字通り最小限の店。

元祖湯乃花饅頭に対抗したのか、元祖子宝饅頭と名乗っている。まあ、ネーミングはどうでもいい。どっちが何の元祖でも。饅頭で大事なのは、味でしょ。

こちらでも、当然バラで売ってもらえるだろうと思い、

「すいません、バラで買えますか」

とご主人に聞くと、

「いいですよ。いくつ?」

と逆に聞かれたので、

「1つ」

と言ったら、

「えっ」

と物凄く不機嫌な顔をされた。

「1つじゃ売れない。2つから」

ぼそっと言うので、

「じゃあ、2つ」

と2つ買うことに。

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バラ売りというのは、通常1つずつ売ることだと思うのだが、この店だけは違うらしい(苦笑)。

この露骨な態度と「下の店より安いです」という、卑屈な手書きの宣伝文句に、ハズレかな~ と覚悟したのだが、一口食べて…

えっ、これは美味しい!

つやつやと黒光りしている皮は、もっちりとした食感が素敵だし、しとやかな風味がしみている。餡も甘すぎず、いい感じだ。ほっぺたが落ちるほど…などとは言わないが、とても好きな食感と味で、もっと食べたくなった。

そこで…

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箱で買いました。

賞味期限が短いので、自宅に戻ってから、余りそうな分は1つ1つラップにくるんで冷凍し、後日少しずつ自然解凍で食べた。もちろん、風味は落ちるが、家で食べるおやつとしては十分。

知名度から言えば勝月堂だし、店もずっときれいだし、客あしらいも比較にならないぐらい上だが、味で言えばMizumizuは子宝屋に軍配を上げる。

本当に手作り少量生産というのが、舌で納得できる。

饅頭好きではないMizumizuだが、また伊香保に来たら、必ず「子宝屋」の饅頭を箱でリピートするだろう。






最終更新日  2014.06.03 22:47:37
2014.06.01
カテゴリ:Travel(日本)


水沢うどん→伊香保露天風呂→榛名神社→榛名ロープウェイと回って、いよいよ伊香保温泉といえばココ、の石段街にやってきたMizumizu+Mizumizu連れ合い。

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おお~、賑わっている。「THE温泉町」と言いたくなる、これぞ名湯・伊香保の風情。

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こちらが伊香保で入ったもう1つの温泉。「石段の湯」。立地の良さで知られる共同浴場。

伊香保には「黄金の湯」と「白銀の湯」という2種類の泉質があるのだが、この「白銀の湯」というのがクセモノ。1996年に開発されたもので、成分こそ温泉だが、ほとんど効能はないと言われている。

観光客が増え、温泉の供給量が間に合わなくなったことが「白銀の湯」の開発のきっかけ。名湯・伊香保の湯はあくまで古くからある「黄金の湯」なのだ。伊香保に来たのなら、設備はよくても泉質の悪い「白銀の湯」よりも、規模は小さく、清潔度は落ちても「黄金の湯」に入りたい。

というわけで、立地もよく、黄金の湯かけ流しだという「石段の湯」を2番目(そして日帰り旅の最後の)温泉に選んだ。

石畳の温泉街をそぞろ歩き、饅頭や食事をすませたあとに入浴したのだが、この「石段の湯」、入ってみて意外なことを知った。

かけ流しはかけ流しなのだが、なんと「塩素消毒」をしているという。

えっ?

その表示にかなりテンションの落ちるMizumizu。

源泉から遠く、温度が高くないたいめに、雑菌が繁殖する恐れがあるということだろうか? 詳しい人に聞いたわけではないから、はっきりわからないが、かけ流しの温泉が、塩素消毒するとは予想外だった。

別に塩素臭がするということはない。言われなければ、単純に源泉かけ流しの100%温泉だと思っただろうから、きちんと表示があるのは良心的(というか、消毒の有無表示は義務だが、全国の温泉施設すべてが、忠実に義務を順守していると思えないのだ)だが、ネットの観光案内では、そこまで書いていないのがほとんど。

共同浴場だから混んでいて、温泉地に来たゆったり気分も味わえずに終わった。露天がないのは承知の上だった。最初に野趣あふれる露天風呂に入るから、2番目は体が洗えて、かけ流しならいいだろうと思ったのが、あまりに共同浴場・共同浴場しすぎていて、伊香保まで来た甲斐がない気がしてしまった。

こんなことなら、「黄金の湯」を引いている温泉旅館あるいはホテルの日帰り入浴を利用すればよかったかな? しかし、伊香保は水道水を温泉と偽って営業していた温泉旅館が大問題になったことがあり、それがたとえごく一部だったとしても、いまだに印象がよくない。

あまり下調べをする時間もなく決めてしまったのだが、立地の良さのほかは、東京からわざわざ来て入るほどの浴場でもなかった。泉質だったら、源泉に一番近い「伊香保露天風呂」が最高だろう(ただし、体を洗ったりはできないが)。

伊香保で塩素消毒かあ… 効能豊かなお湯というイメージだったのに… そう考えると、山口に散在している「俵山温泉」「柚木慈生温泉」「(川棚)小天狗温泉」など、素晴らしいじゃないですか。

俵山温泉は、旅館のほとんどが内湯をもたずに少ない効能豊かなお湯を守っている。そのすぐれた泉質を、「西の横綱」と言う人もいる俵山温泉の共同湯には、消毒なしのかけ流し浴槽がちゃんとある。

柚木慈生温泉は、体を洗うのもやっとの小さな温泉で、お世辞にもきれいとは言えないが、炭酸ガスその他の有効成分を大量に含む、全国でも珍しい泉質。

小天狗温泉は、厳冬期に加温するのみの、源泉100%かけ流しの含弱放射能泉。ここも小さな旅館の温泉で、一度入ってどうということもなかったが、「本当の温泉」を守る姿勢が素晴らしい。

とはいえ、伊香保の温泉街の風情と賑わいは、見て、歩いて、楽しめた。一晩泊まってもいいかな…という気持ちにもなった。

車の通らない道が、温泉街のメインストリートになっているというのもいい。

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石畳の道を横に折れて入っていくと、旅館がある。こういう立地は最高だろう。

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古い伊香保町の絵図もあった。それを見ると、昔はこの石段がもっとずっと横に広かった様子。

夕方になってくると、宿泊客が浴衣でそぞろ歩き始める。日帰りの身とすると、なんとなくうらやましい。

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急な高低差のある道の眺めは、変化に富んでいておもしろい。歩いている人にも風情がのり移るようだ。

階段を登りつめると、神社があり、その先をさらに歩くと、「伊香保露天風呂」に行ける。

やはり東京に住んでいたら、一度は来ないと、伊香保。楽しい温泉街散歩だった。


PS:伊香保の「黄金の湯」を引いている旅館は以下:

http://www.ikaho-koganenoyu.net/














最終更新日  2014.06.01 23:53:56
2014.05.31
カテゴリ:Travel(日本)




榛名神社から榛名湖へ戻る。

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湖の向こうは、右が榛名富士、左が(たしか)烏帽子ヶ岳。つまりはカルデラ湖、中央火口丘、溶岩円頂丘を見ていることになる。これぞ榛名カルデラを代表する眺め。

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遠くにボコボコした峰がたくさん見える。実に特異な景観だ。

が、感動するってほどでもないんだな、これが。

榛名富士の山頂にはロープウェイの支柱が見える。今日はこんな快晴。やっぱりこれは登っておかないと。

ということで行くことにした。ところが、榛名富士に近づいてもロープウェイが動いてるのは見えない。道も閑散としている。榛名神社のほうがよっぽど人がいた。「もしかしてもう廃止になったのか?」と不安になる。

乗り場に着いたら、観光客が少しいた。時刻表を見ると、あまり頻繁に出ていないのだが、それでも10分後には出るというので待つことにした。しかし、このお客の数は…天候に恵まれたGWの週末にしては、寂しい。

白樺湖もこんな感じだったなあ… 榛名湖もやや時代遅れの観光地という印象が否めない。伊香保に来たら、一度ぐらいは来るかもしれないが、それ以上の魅力がないのだろう。

それでも、ロープウェイに乗れば、山頂からの眺望に期待は高まる。

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午後の日差しを受けてキラキラ輝く榛名湖。これぞまさしく、カルデラ湖と外輪山。

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ボコボコした峰の間を縫うように敷かれた道。なにかと批判の槍玉にあがる道路行政だが、休日のドライブではこんな複雑な形状の山岳地帯を、こんなに快適に走行させてもらっているのだから、実は感謝しなければいけないのかもしれない。

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いよいよ山頂に着いた。

ところがところが期待に反して、榛名湖があまり見えない。木が邪魔している。これには少しがっかり。

そういえばロープウェイのチケットには、「関東平野と上州の山々を一望」とあった。

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確かに、ソレは見えた。左が相馬山。眼下に広がるのが前橋市街…

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と、看板に書いてありました。

これだけの快晴でも、やはり遠くは霞んでいて、「関東平野が一望できる」というほどでもない。ロープウェイで登る山頂からの眺めというのは、だいたいがこういうものだ。

「快晴なら(遠くの)○○が見える」とあっても、見えたためしはない。

この手のロープウェイが競うように作られた時期があったのだろう。関東甲信越の山のリゾート地なら、たいてい、どこに行ってもあり、どこに行っても同じような眺望が待っている。山や平野についた固有名詞は違えども。

さすがに、飽きてしまった(苦笑)。

曇っていたら乗らなかっただろうけど、山頂に来なかったら来なかったで心残りになっただろうから、まあ、行ってよかった…ことにしておこう。








最終更新日  2014.06.01 02:01:18
2014.05.30
カテゴリ:Travel(日本)


露天風呂のあとは、温泉街へ…は、行かず、榛名湖方面へドライブすることにした。なにしろ日帰り、温泉街は夕方でも賑やかだが、山に行くなら早い時間のほうがいい。

東京で散ってしまった桜が、このあたりでは見ごろだった。ぐいぐい高度をあげて山道をのぼる。あっという間に伊香保の街が眼下に小さく固まった。

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のぼったあとは、なだらかな高原になる。榛名湖はカルデラ湖。なるほど地形はプチ阿蘇といった感じがしないでもない。

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気持ちのいい直線道路を快走。

思ったより早く榛名湖に着いたので、足を伸ばして榛名神社に行ってみることにした。榛名神社は、榛名湖からは少し下るのだが、それでも相当な山の中にある。きっとこじんまりした神社なんだろうと思いきや…

山の中のハズなのに、急に茶屋やら土産物屋やらが並んでいるりっぱな参道が開けた。

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満開の桜が迎えてくれる。「人々が集う」場所が急に現れた感じだ。摩訶不思議な気分。もしかして、榛名神社って、由緒あるデカい神社なのか? こんな場所に??

予備知識ゼロで来たMizumizu+Mizumizu連れ合い。とりあえず土産物屋の駐車場に車をおき、神社の説明を書いた看板を読むと、榛名神社は700メートル歩いた先にあるという。

700メートル先!? 何度も言うが、ここは相当の山の中だ。ここから700メートル先って、一体全体どうなってるの?

百聞は一見に如かず。行ってみりゃわかるでしょ、ということで歩き出す。

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りっぱな杉並木の道が続く。よくこんな山の中にこんな道を作ったものだなあ…などと感心しているうちに、道は険しさを増し、視界に岩がちの山肌が見えてくる。

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途中はこんなトンネルになっている。これが神社へ続く参道? これだけ安全な歩道を作る前は、ここはどんな道だったのだろう? 

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武田信玄が戦勝祈願したという「矢立杉」(国指定天然記念物)までは約10分ほど。たしかにデカい(苦笑)。

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この画面の右に写っているのが矢立杉。だが、天然記念物の巨木よりも、周囲の巨岩・奇岩のほうに驚いてしまった。岩がちの山肌を削って流れる一筋の滝。なるほど森厳とは、ここのような場所を言うのか。

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巨岩の隙間をすり抜けるように階段が作られ、本社へ向かう。

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奇岩と重要文化財に指定された建造物の織りなす不思議な景観に、すっかり度胆を抜かれるMizumizu。建物には、明らかに日光東照宮につらなる江戸趣味の木彫りの彫刻が施されている。

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このような山奥のそのまた奥の神社に、運ぶのだって大変だろう。宗教心の篤さというより、財力のある後ろ盾の存在を強く感じた。

だが、しかし… 

凄いとは思うが、この趣味は、やはり美意識に合わないのだ。ショーグン趣味と言われる日光東照宮が、そもそもそうだから、ここも当然そういう感想になる。

「榛名神社」の起源自体は10世紀にさかのぼるというが、今見る形に整えられたのは江戸に入ってから。だが、神社境内で9世紀のものと考えられる遺物が見つかったというから、どういった規模であれ、はるか昔にここに神社が築かれたのは事実らしい。

誰がどんな情熱をもって、この地に最初に神社を建立したのか。どうやってこの場所を見つけ、何を感じてそうしたのか。

奇岩と巨木と清流が、その答えを知ってる。10世紀まで時間を遡って早回しで見ることができたら、ここほど興味深い変遷を見せる神社も日本にそうないかもしれない。








最終更新日  2014.05.30 22:21:12
2014.05.29
カテゴリ:Travel(日本)


夢二記念館で思いのほか時間を使ったあと、いよいよ本来の目的である温泉へ向かうMizumizu+Mizumizu連れ合い。

だが、有名な石段のある温泉街はあとに取っておくことにして、まずはちょっとはずれたところにある「伊香保露天風呂」へ向かった。

ここは源泉かけ流し。林の中にある、野趣あふれる露天風呂だとか。「かけ流し」を高く評価するMizumizu。いくら施設がきれいでも「循環式」だと、あまり有難さを感じないタイプだ。伊香保の温泉は効能高いとも聞くし、かなり期待して行った。

駐車場から露天風呂に行く途中には、飲用の温泉が流れ出ている。一口飲んで…

Mizumizu「うっ、まずっ」
Mizumizu連れ合い「お、うまい」

えっ、美味しいか? こんな温泉そのものの水。とても二口飲む気にはなれませんが…

しかし、確かに「効きそう」な味だった。何に効くのかは…調べてないので、わかりません(苦笑)。

露天風呂施設は、ひなびた風情。入り口で料金を払い、ちょっとした渡り廊下を歩いて脱衣場に。木造りで、質素な佇まいだが、掃除はきちんとされている印象で、「この値段なら、きれいなほうかな?」と思ったとたん、

「わっ、ここ? 汚い!」

と、横から驚いた声を出したのは、入り口で一緒になった、華美過ぎない今風のファッションでキメた60歳ぐらいの女性。

えっ、汚いですか? 500円以下で入れる公共の露天風呂ですよ? 埃がたまってるわけでも、ごみがあるわけでもない、床がびしょびしょといこともない。この手の露天風呂にしては、悪くはないと思いますが?

明らかに、テンションがた落ちのその女性、服を脱いで入ったとたん、今度は、

「シャワーもないの?」

と、さらにショックを受けた様子。

こういう温泉にはまったく慣れていないようで、イヤイヤといった様子で湯舟に浸るものの、

「虫がいる」

と、もはや辟易と言った顔でそそくさと出て行った。

そこまで気に入りませんか? かけ流しのカルシウム・ナトリウム硫酸塩炭酸水素塩塩化物泉。そう聞いただけで十分に価値ある温泉だと思うのだが。

浴槽は熱めの湯とぬるめの湯に分かれていて、色は緑がかった褐色。入った感じは、硫黄泉のようにきつい感じはなく、肌当たりはまろやか。

林の中の温泉なので、虫が来るのは避けられないが、まだGWなのでMizumizuには気になるほどではなかった。むしろ困ったのは屋根がないこと。日差しが強かったので、岩陰になって直射日光が来ない場所でじっと体を浸すMizumizuだった。

解放感、ゼロ(苦笑)。

たとえば、草津の「西の河原露天風呂」などと比べると、ずいぶんひなびた、小さな露天風呂で、お湯も見た目ほどには「浸かって感じる」インパクトのようなものはないし、そもそもいくら効能のある温泉でも、一度、数十分入っただけで目に見える効果があるわけもない。

いや、一度入っただけで、効果が感じられるお湯も、ある。アトピー体質のMizumizuにとって、一番、即効性があると思えた温泉は九州の「赤川温泉」。別府の明礬温泉にも、立ち寄り湯をしただけ、相当「いい感じ」がした温泉もあった。

伊香保露天風呂には、そういった即効性は感じられなかったし、あくまでこじんまりとした質素な野外共同浴場だが、泉質をあらかじめ調べていったせいもあるにせよ、緑がかった茶褐色の濁り湯には、「いいお温泉なんだろうな」という印象が確かにもてた。

温度も熱すぎず、ちょうどよかった。湯あたりのようなものもない。

わりあいに満足して、露天風呂を後にするMizumizu。とはいえ、もう一度来たいかというと微妙ではある。

関東の人間が、北海道にも九州にも行きにくい時代なら、この源泉かけ流しの露天風呂はかなりいい選択肢になるかもしれないが、今は飛行機で気軽に北でも西でも行ける。

効能豊かといっても、湯治に滞在できるほど時間に余裕はない。やはり、次は別の選択肢を選ぶだろう。














最終更新日  2014.05.30 13:14:29

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