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Mizumizuのライフスタイル・ブログ

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Travel (インドネシア、バリ)

2011.07.29
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では、ウルワツ寺院でサルにめがねや帽子を取られたら?

ウルワツ寺院でめがねを取られた観光客

彼はめがねを取られました。

 

ウルワツ寺院でめがねを取ったサル

サル「早く食い物出せよ。隠してるんだろ?」

 

バナナと交換

物々交換による取引が成立しました。

ウルワツ寺院に行く際には、できるだけ帽子はかぶらず、めがねもコンタクトにしたほうがいい。また、カバンの中にビニールで匂いが出ないようにした果物などを入れておいて、万が一私物を取られた場合にサルと交渉できるようにしておきましょう。

・・・というのは現実的な対策なのだが・・・・

こうやって食べ物を用意しておいて与えるから、ますますサルの狼藉がひどくなるのではないだろうか。めがねを取るのは危ない行為。あの鋭い爪で目をやられたら?

そのうちそんな事故が起こりそうな気がする。

★★★★★ここで販売書籍のお知らせです★★★★★

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最終更新日  2011.08.01 15:12:49


2011.07.27

ウルワツ寺院で起こったとんでもないこと・・・

それは、Mizumizuがサルに怪我をさせられたのだ。

現場はこちら。

サルに襲われた場所

この階段を少しのぼったところで、海側の壁の上にいたサルがMizumizuの帽子を取ろうと、肩に飛び乗ってきた。

「あっ」と帽子を押さえたら、手の甲にサルの鋭い爪が当たった感触があった。帽子は取られなかったが、サルはあっという間に逃げ去った。脇にいたMizumizu連れ合いも気づかないほどの一瞬の出来事。

ちょっとエグい写真なのですが・・・

サルにひっかかれた傷

これがそのときの傷。かなり深い。

多少出血はあったが、痛みはさほどでもなかった。怪我をしつつも夕陽にはまだ未練があったのだが、ケチャを見ないかと声をかけてきたお兄さんが近寄ってきて、日本語で、

「どのホテルですか」

と聞いてきた。ウェスティンだと答えると、

「ホテルに帰りましょう。ホテルにはドクターがいます」

と親切にも教えてくれた。ホテルにドクターが常駐しているとは思えなかったが、リゾートホテルがまとまって建っているエリアなので、英語のできるドクターを呼んでくれるということかもしれない。

「こういうこと(サルに襲われて怪我をする)は、ここではよくあるのですか?」

と聞いたら、首を横に振っていた。

確かにMizumizuもバリ島でサルに襲われたという話は、聞いたこともないし、本などで読んだ覚えもない。しかし、たしかHIVってのは、サルから人間に移ったという説があったんだっけ? ということは、サルに引っかかれて、哀れMizumizu、HIVに感染か・・・?

今から考えればバカバカしいような妄想で、ホテルへ戻るタクシーの車中で落ち込むMizumizu。

ホテルに着くとドライバーがホテルマンにさっそく説明してくれた。するとフロントの脇にある小部屋に通され、「大丈夫ですか?」と、ホテルのマネージャーが話し相手になってくれる。

「バリ島のサルはよく人を襲うのですか?」

ケチャのお兄さんにも聞いたことをここでも聞いてみた。やはり、首を振るマネージャー。

「いや、聞いたことがありません。ウルワツのサルは帽子を取っても後から返してくれますから」

え? 後から返してくれるの?

「食べ物が入ってるものは返しません。しかし、役に立たないものは木の上から下に投げてきます。食べ物を与えれば、すぐに返してくれるでしょう」

た、食べ物と交換ですか?

歯をむくサル

サルの談話「そうだよ。覚とけ!」

 

「バリ島のサルは悪い病気を持っていますか?」

「いや、そのような話は聞いたことがありません」

のんびりした言い方なので、恐らくサルから感染した病気の話というのは、本当に聞いたことがないのだろう。マネージャーが話し相手をしてたおかげで不安感をもつこともなく、待つこと10分ほどでドクターと看護婦がやってきた。

おお、早い・・・! 

と思ったのだが、ドアを開けて入ってきたドクターを見て、ややビビる。「もしかして、さっきまで食堂で働いていませんでしたか?」と聞きたくなるような雰囲気の、20代にしか見えない小柄な女性。白衣も着ていないからなおさらだ。

ほ、本当に彼女がドクター?

しかし、専門用語を交えて英語はきれいに話すし、キビキビしている。「抗破傷風薬を注射したいが、まずアレルギーテストをします」と言われ、テストしたところ、反応がでたので、注射はできないということになった。それから、

「縫ったほうがいいです」

え? 今ここで? 病院でもなく、ホテルのフロントの脇の応接室ですが・・・

「今夜日本に帰るのだが、帰ったあとではなく、今縫ったほうがいいですか?」

小学生のころ自転車でコケて、てのひらを3針縫ったことがあったが、そのときの治療が痛かった記憶があって、できれば縫いたくないと思ったのだが・・・

「今縫ったほうがいいです。時間をおくと皮膚の癒着が悪くなるから」

というキッパリしたドクターの言葉に従うことにした。看護婦が局所麻酔の注射をし、若い女医さんは別に緊張したふうでもなく、笑顔でこちらに、「深呼吸して、リラックスしてください」と言って縫い始めた。

ホテルの従業員もいて、終わったときは笑顔を向けてくれ、全員で怪我をしたゲストの気持ちを慰めようとしている雰囲気が伝わってきた。

このときのスタッフの対応で、ホテルの印象はずいぶんとよくなった。孤立したリゾートホテル群で、ぶらっと街歩きもできない場所に隔離されているようで若干不満だったのだが、万が一のこうした事態が起こったときの態勢は素晴らしかった。

ドクターにも、たとえばHIVなど、サルからの感染症を心配する必要があるかどうか聞いてみたのだが、「バリ島では、そうした例はない」という答えだった。

縫い終わると、抗生物質と万が一痛みが出た場合に備えて鎮痛剤も置いていった。治療費はホテルに払ったのだが(後日保険金を受け取ってチャラになったのだが)、治療費に薬代を含めても、7000円ほどだった。

飛行中に痛みが出ないか心配だったのだが、別に大丈夫だった。

日本に帰ってきて、近所の外科に数回消毒のために通院し、抜糸してもらった。結局鎮痛剤のお世話には一度もならなかった。一応、日本のドクターにも感染症について聞いてみたが、「現地の医者が一番よく知ってるから、現地で大丈夫と言われたんなら大丈夫でしょう」という、実に適当な答えが返って来た(苦笑)。

結果として別に破傷風にもならず、もちろんHIVにも感染せず、順調に治った。日本で診てくれた外科医も、「ホテル専属のドクターというと、だいたい内科系で、縫ったりできない人も多いんだけど、きれいに縫えてますね」と褒める。見た目はホテルの食堂にいそうなお姉さんだったのだが・・・(笑)

今では縫ったあともほとんど消えた。あのとき適切な治療をしてよかった。すぐにホテルに帰るよう促してくれたケチャの客引きのお兄さん、温かな思いやりを示してくれたホテルのスタッフ、適切な判断と治療をしてくれたドクター・・・・・・ バリ島の皆さんに感謝せねば。

しかし、1人だけチョイ問題児が。それは、ガイド氏。彼は空港にMizumizu+Mizumizu連れ合いを空港に送るためにホテルにやってきて、Mizumizuの怪我を知った。

そして、部屋に入ってくるなり、金切り声で、「ど~して、僕を呼ばなかったんですか!」と感情的な声でオーバーに叫び、

「僕ならサルに襲われないように、しっかり見張っていたし、帽子ならあとから返してもらえるんですよ。食べ物を出せば。タクシーのドライバーは何も言わなかったの?」

とちゃっかり自分をアピールする文言を、まるで彼を通さずに行動したMizumizuを責めるかのような口ぶりでまくし立てたのだ。

Mizumizu連れ合いが、「あなたのせいじゃないから」と逆になだめる始末。

「サルに怪我させられた人って知ってる?」

と聞いたら、彼も、「いや、初めて」。

よほど珍しい例になってしまったようだ。

さぞや、今頃あのガイド氏、ウルワツ寺院に自分抜きで行ってサルに引っかかれた日本人観光客の話を同じ日本人観光客に持ち出して怖がらせ、ウルワツ寺院に行くなら自分をガイドとして連れて行くようアピールしていることだろう。







最終更新日  2011.07.28 14:19:39
2011.07.19

夜中にバリ島を発つという最終日。夕方時間が空いたので、ホテルからプライベートタクシーをチャーターして夕陽のメッカだというウルワツ寺院へ行くことにした。ちょうどホテルのあるヌサドゥア地区からさほど遠くない。

ウルワツ寺院への道

クルマは非常にきれいだった。チャーター代も往復で28万ルピア(2,600円)と、現地価格で言えばトンデモな値段なのだろうけれど、時間のない日本人観光客からすれば十分リーズナブル。

車内から眺める田舎の景色は、ヤシの木さえなければ大昔の日本のようでもあり、外国に来たというより、タイムスリップをして過去に戻ったような不思議な感覚。

ウツワツ寺院入り口

ウルワツ寺院に着くと、熱帯そのものの樹木が迎えてくれた。

ウツワツ寺院の猿ども

そして、猿も。元来動物好きのMizumizu。猿も好きなのだが、ここの猿君たち、親しげな(苦笑)視線を向けるMizumizuにも媚びる様子はまったくなし。むしろ人相は悪役だ。

海と猿

それでも、大海原を背景に、遠くを見つめる(?)モンキー君に、「おお、哲学者のよう」などと、一方的なシンパシーを抱くMizumizu。

ウツワツ寺院

多少雲はあるが、いい具合の天気ではないか。これは夕陽が期待できそうだ。

夕日前

少し早く来すぎたかもしれないが、あの太陽が沈むまでここで待とう。途中で客引きのお兄さんに、「ケチャを見ないか」と誘われたが、夜日本に戻るから時間がないし、ナンバーワン・ケチャ(←あくまでガイド氏の弁)をデンパサール近郊でもう見ていたので、それは断る。

意外に思うかもしれないが、バリ島には世界遺産がない。バリから行く世界遺産と言えば、隣りのジャワ島の仏教寺院ボロブドール遺跡とヒンドゥー寺院プランバナン遺跡になってしまう。

バリ島に行ってみて、なんとなく納得した。景色のよい場所は確かにある。このウルワツ寺院もそうだし、キンタマーニ高原もそうだろう。だが、抜きん出た絶景ではない。いくつか寺も見たが、そこはあくまで、この小さな島に昔から住んでいる人々の信仰の場であって、寺院建築という鑑賞物としてみた場合、さほど圧倒的なものを感じないのだ。

それはそうだろう。圧倒的な審美性を湛えた建築物がある場所には世俗的な意味での財力がある。たとえそれが宗教建築であっても。この小さな神々の島で、そうした富を蓄えることのできた権力者がいたとも思えない。

ウツワツ寺院、伊豆のよう?

ウルワツ寺院の絶壁から下を覗き込むと、茶色っぽい岩のはるか下で、波が白く砕けていた。この眺め・・・伊豆あたりにもありそうだ(苦笑)。

寺院の敷地は広い。歩き回って、太陽が沈むのを待とう・・・

と思っていたら、とんでもない事件が起こった! そして、夕陽を眺める間もなく、ホテルへ直帰することになった。

なぜ?

ヒントは、この写真↓

ウツワツ寺院の猿

詳細は次回。

 







最終更新日  2011.07.20 01:22:43
2011.07.18

観光客の心をわしづかみにするケチャック・ダンス。その形式を現在見るように整えたのが、画家であり、音楽家であり、演出家でもあったヴァルター・シュピースだ。その生涯については、ウィキペディアなど読んでいただくとして・・・

シュピースと猿

(画像は過去にBS-TBSで放映されたシュピースの紹介番組より)

自身が画家でもあったシュピースの作品を見ると、素朴派に神秘主義が混ざったような独特な作風が目を惹く。

シュピースの作品(全)

こちらなどは、暗闇の中から精霊がやってきて、現地の人々を驚かせ、怯えさせている。これがシュピースが見た「神秘の島、バリ」の夜の風景だったのだろう。

シュピースの作品

暗闇に浮かぶ精霊は女性のふくよかな肉体をもっているが、その姿は実に禍々しい。異様な迫力で観る者に迫ってくる。

この精霊の姿には、俵屋宗達の「風神雷神図」の影響もあるように思える。ヨーロッパの教養人であり、かつ東洋に興味を抱いていたシュピースが日本の中世の名画を知っていたとしても不思議はない。

風塵雷神図

(風神雷神図、一部)

シュピースはバリの絵画や舞踏芸術の素晴らしさを西洋世界に紹介する役割を果たした。その意味で、「バリ芸術の父」と称えられている。

だが、そのことがバリ島の観光地化に拍車をかける。ウブドに住んでいたシュピースだが、急速な観光地化を嫌い、ウブド近郊のイサという田舎に引っ越したという。

シュピースの家

こちらがイサのシュピースの家からの眺め・・・絶景。だが、ここは現在スイス人の個人所有になっており、見学はできない。

バリ島の評判を高めることに大いに貢献したシュピースだが、1900年代前半にすでに愛する島の観光地化を嘆いたとするなら、今のバリ島を見たら何と言うだろう。絶句してしまうかもしれない。

テレビでバリ島の観光業従事者が、「最近は日本人観光客の数が減った」と話しているのをたまたま聞いた。オーストラリア人に比べると、日本人は気前がいいそうだ。それでも最近、数が減ってきてしまったので、「もっと1人ひとりにお金を使ってもらえるようにしたい」と、かなりストレートなことを真面目に言っていて、ややガックリきてしまった。

公共交通機関が発達しておらず、初心者はガイド(もしくはガイド役を務めるタクシードライバー)なしで移動するのが難しい島だから、どうしても彼ら馴染みの土産店に連れて行かれることになる。

確かにいいものもあるが、売り込みが総じて激しく、かなり疲れてしまう。すべての店がそうではないが、工芸品を売る店などは、すぐに値引きをもちだして、「安くするから買って」という態度だ。ノルマでもあるのか、売り込みに必死な態度は気の毒にも思うが、心のどこかで、「それは違うでしょう」と声がする。

日本人はもう安いものには飽きている。安いだけのものならどこにだってあるのだ。バリでなくては買えないもの、そして質のいいものを買いたい。だが、工芸品のレベルは、明らかにチェンマイのが高い。手作りなのだろうが、観光客相手の大量生産臭がして、作品から職人の心意気が伝わってこない。バリ絵画もパリのモンマルトルの観光客相手の絵売りのように商業化・パターン化してしまっている。

それでも、シュピースが愛した神秘性は、緑したたる島の風土に、雨のあとにうっすらと流れてくる霧のような湿気に、民族衣装をまとって歩く現地の人々の後姿に、どことなく宿っているようにも思った。

日本が変わってしまってもやはり日本であるように、観光地化されても、やはり神々の島・バリはバリなのだろう。

 







最終更新日  2011.07.19 01:43:05
2011.07.15

もし、バリ島初心者で滞在期間が短く、バロン・ダンスとケチェック・ダンス(ケチャ)のうちどちらか1つしか見られないというなら、ケチャック・ダンスのほうをお奨めする。もちろん、エキゾチックでいながらどこか懐かしいガムランの響きも捨てがたく、両方見るほうがベターであることは言うまでもない。

Mizumizuたちは、ケチャック・ダンスをデンパサール近郊で見た。ガイド氏によれば、バリ島で観光客相手に披露されるケチャの質は優劣が激しく、このダンス集団なら、バリ島ナンバーワン・ケチャに選ばれたこともある折り紙つきなのだという。

ケチャック・ダンスの舞台

夕暮れ迫る舞台。雰囲気はバッチリだ。

ケチャック・ダンスはじまり

火を灯す男性。しかし、微妙にカメラ目線なのが・・・(苦笑)。

ケチャック・ダンス

猿に扮した上半身裸の男性が「チャッ、チャッ、チャッ」と大合唱し、その中でラーマ王子とシータ姫の舞踏劇が進行していく。

この大合唱こそ、ケチャの真髄。たいへんな迫力。男性の声の力強さと野生の生命力が周囲の空間を満たし、魂を揺さぶる。まさに必見。バリ島に来たら、絶対に見るべき。

なのだが・・・

相変わらず(?)、ヤル気のない「猿」役さんがチラホラ。「チャッ、チャッ、チャッ」と口を動かしながら、舞台上からチラチラこっちを見ている。

「チェッ、今日は客の入りが悪いぜ」

みたいな顔つきだ(苦笑)。

これでナンバーワン・ケチャというなら、そのほかの観光スポットでやっているケチャはどんな体たらくなのだろう??

舞踏劇の筋は、日本語の説明書きがもらえるが、簡単に言えば、悪の大王ラワナが連れ去ったシータ姫をラーマ王子が救い出し、結ばれるというもの(←いくらなんでも簡単すぎる?・笑)。

途中、例によって「猿」が大きな役割を果たす。捕らわれの身となったシータ姫のところにラーマ王子のメッセージを届けるのも白い猿、窮地に陥ったラーマ王子を救い、援軍を差し伸べるのも猿の王様スグリワ。

神に限りなく近い存在である「王子」とともに、常に猿がいるというのも、日本の記紀神話に酷似している。アマテラスの孫であるニニギが天から降臨したとき、あらかじめ待っていて先導役を果たすのが、「猿」の文字をもつ猿田彦大神。そして猿田彦大神は、今も日本各地の神社で祀られている。

記紀神話との類似性を、いきなりインドネシアの小島で見せられて、真犯人のわからない探偵物語の世界に迷い込んだような気になった。

日本ではもう隠されてしまった性器信仰、まだ日本にも概念としては残っているご神木信仰もバリ島には歴然としてある。バリ島の葬礼の儀式をテレビで見たことがあるが、それも日本の「村をねり歩く」祭事の雰囲気にあまりに似ていた。

ラーマ王子の物語が終わり、夜の帳が下りると、舞台ではサンヒャン・ジャラン・ダンスが始まる。

サンヒャン・ジャランダンス

サンヒャンとは神聖の意味。ジャランは馬の模型で、篝火の右側にいる青年がまたがっているもののこと。

サンヒャン・ジャランダンス トランス

トランス状態で火の中に突入する青年。本当に裸足のまま火中に飛び込み、踊ってみせる。途中、火を口に含んでみせる信じられないパフォーマンスもあった。

舞台にいる他の人々は、「きゃ~」とばかりに飛んでくる火の粉を避けようとする。その(ややオーバーな?)ヘタレっぷりは、トランス状態の神聖な青年の勇姿を盛り上げるためなのか、本当にちょっとでも熱いのがイヤなのかわからず・・・

サンヒャン・ジャランダンス クライマックス

だが、「篝火の中に飛び込む聖なる青年」の迫力は文句なしだった。

ケチャ自体も、数人の「ヤル気のない猿役さん」がいた以外は、驚きと楽しさをもって入り込めるパフォーマンスで、他のケチャを見たことがないので、比較はできないが、「見てよかった」と十分満足できるものだった。

ケチャック・ダンスは、島に伝わる「サンヒャン」というトランス・ダンスに起源をもつが、それをラーマーヤナ物語を取り入れ、現在私たちが見ている様式に整えたのは、実は西洋人だ。

それについてはまた、次のエントリーで。







最終更新日  2011.07.15 16:04:07
2011.07.14

バリ島の記事が中途半端で終わっていたことに気づいた。そこでしばらくは書き落としたバリ島の思い出について。

まずは、真実の神バロン(善)と悪魔の女王ランダ(悪)の終わらない戦いを表現しているというバリ伝統舞踊の「バロン・ダンス」。

ガムランというバリ独特の楽器を使った音楽にのせて演じられる。

ガムラン

こちらがガムラン楽団。全体的にあまりヤル気なし(苦笑)。観光客相手の出し物というのは、どうしてもこういうことになる。

バロンダンス

始まってすぐ、不思議なデジャヴュにとらわれた。獅子舞のようでもあり、歌舞伎のようでもある。音の響きや舞い方は「長崎くんち」にも似ているところがある。南蛮と長崎くんちの関係についてはよく言われるが、インドネシア方面の文化には、日本人はあまり関心を払っていない気がする。実はこのあたりの島々の文化は、今の日本人が思う以上に海伝いに日本に来ていたのかもしれないし、逆方面の交流もあったのかもしれない。

サル(バロンダンス)

バロン・ダンスと並んで名高いケチャック・ダンスでもそうだが、バリ島の伝統舞踊では「猿」が重要な役割りを果たす。

猿はあるときは神のメッセンジャーであり、神の味方として悪とも戦う。

日本の記紀神話でも、皇孫ニニギ(のミコト)が天から降りてくる前に、その道であらかじめ待っていて先導役を務めたのが猿田彦大神だ。「猿」の文字が入っている。

また、記紀に見る海洋神話には、インドネシアに残る神話との共通性がすでに指摘されている。

言葉にも似たものがある。沖縄料理のチャンプルーは、インドネシア語(およびマレー語)のチャンプル(混ぜる)と同じ意味で使われている。

島づたいにインドネシアの文化が日本に来たとするなら、途中にフィリピンがあるはずだが、フィリピンにはこうした伝統文化の類似性は直接的には残っていない気がする。キリスト教化するうちに消えていってしまい、バリ島のような小さな島に、取り残されるようなカタチで残ったのかもしれない。

「神々の島(つまりは日本と同じく多神教)」バリの伝統に、なにかしら日本人が根源的な親近感を抱くのも、もしかしたらそういう理由かもしれない。

バロンダンス(男性)

こうした化粧やしぐさ(見栄の切り方)も、歌舞伎を思わせる。現在のバロン・ダンスはもう、祭事の意味合いを失い、観光客のための出し物になってしまっているので、日本の歌舞伎の所作を後から取り入れた可能性もあるだろう。

バロンダンス(女性)

こうした女性の踊りは、タイの伝統舞踊とも似ている。

バリの伝統舞踊に関しては、その起源が正確にはいつごろなのか、観光地化するにつれてどう変わっていったのか、あるいは変わらない部分はどこなのかといった民俗学的研究がまだまだ本格的になされていない(あるいはあったとしても日本で知られていない)のが残念だ。小さな島だから難しいのかもしれないが、これほど日本との古いつながりを色濃く感じさせる島も少ないのではないか。

日本は今、世界でも重要な地位にある国だが、太平洋の地図を見てみれば、大陸からぽつんと離れた辺境の島国で、インドネシアのほうがむしろ地理的なスケールは大きい。この2つの国、そしてバリ島という、インドネシアの島々の中でも小さな島に、日本の伝統文化と根を同じにするものが残されたとしても何も不思議なことはない。

バリ島を愛する日本人が多い謎が少しだけ解けた気がした。

 







最終更新日  2011.07.14 11:05:43
2011.07.13

Mizumizu母が仕事がらみでバリ島へ。

バリ島のお土産でリクエストしたのが、ココナッツクッキーとバリコーヒーで、ちゃんと買ってきてもらえた。

バリ島の土産

ココナッツクッキーはタピオカとココナッツで作った風味高いもので、以前自分で買ったものとは若干違っていたが、やはり好みにピッタリだ。

バリコーヒーはインスタントのように溶かして飲む。だが、インスタントとは香りと味の深みが断然違う。香りには少しチョコレートの片鱗が漂っているようだ。味はもちろんチョコレートではない。多めの量をしっかり溶かし、粉が十分に沈んだところで飲むと美味しい。しかも、現地で買えば、驚くほど安い。この風味でこの値段とは・・・!

底に残った粉も飲む人もいるらしいが、Mizumizuはそこまではしない。

以前Mizumizuもバリ島へ行ったが、ホテルの場所や選定がもうひとつだったせいもあり、大いに気に入った・・・とまでは、残念ながら思わなかった。だが、時を経てみると、あの豊かな熱帯の風土や美しい鳥の姿などは、やはり懐かしい。

タイのほうがどちらかといえば好きだが、タイには美味しいコーヒーがなかった。バリ島の緑したたる樹木とコクと深みのあるコーヒー。美しい民族衣装をまとった人々。ココナッツを使ったお菓子やふんだんな果物・・・

思い出しているうちにまた行ってみたくなった。







最終更新日  2011.07.13 10:11:46
2010.03.23
ガイドさんにもらったフルーツでこれまで食べたことがないものがあった。

それは「サラク」。

おにぎりのような形だが、皮は硬く、ヘビの鱗のような模様に覆われている。
サラク

皮は案外簡単に剥ける。実(み)はまるっきり、「デカいにんにく」。
サラク

だが味はにんにくとは似てもにつかない。ま、フルーツだから当たり前だけど。

歯ごたえは少し水分の少ない林檎のよう。噛むとあまりパンチのない酸っぱさと甘さが口の中にひろがる。若干苦みもあるよう。

不思議な味だったが、MizumizuもMizumizu連れ合いも大いに気に入る。特に東南アジアのフルーツ大好き人間のMizumizu連れ合いは、大絶賛。

翌日の朝、ホテルの朝食のフルーツコーナーで、同じものがおいてあるのに気づいた。同じは同じだが、縮こまったように少しサイズが小さい。

サラク

しかも、食べてみたら、あーーら、不思議。

おいしくない

ではないか!

もともと水分がいっぱいのフルーツではないようだが、さらに乾いた歯ごたえで、味も抜けたような感じ。苦みが強いようにも思う。

よかった。ホテルで最初に食べたら、「サラクってまずい」のレッテルを貼るところだった。

しかし、なんでマズいわけ? サイズも小さいし。さては規格外の売れ残りを安く仕入れたな――と、ますますホテルへの不信感を募らせるMizumizu。

しかし、後日、ホテルから至近の「バリ・コレクション」というショッピングセンターのスーパーで、「ジャワ島産サラク」と「バリ島産サラク」が売られているのを見て、試食させてもらって謎が解けた。

この2つは味がかなり違う。ジャワ島産のほうがみずみずしく、美味しい。ガイドさんにもらって食べたのは明らかにジャワ島産のものだったと気づく。バリ島産のものは、もっと原始的な味。つまり、これがホテルの朝食で出たものだったのだ。

な~んだ。ガイド氏もそう言ってくれればいいのに。知らずにバリ島産のサラクだけを自分で買っていたら、「あら、さすがにガイドさんのくれたものは美味しかった。いいもの売ってる場所を知ってるのかな」などと尊敬してしまうところだった。

バリ・コレクションは、ヌサドゥア・リゾートに泊まったゲストには一番行きやすいショッピングセンター。ホテルから無料の送迎バスも出ている。

のだが・・・

これまた、本当につまらない、モロ観光客向けお土産屋の集合体。スーパーが一番おもしろい。

バリ島でのショッピングにはダメ出しをしたMizumizuだが、ここで決定打のホームランを打たれた気分。

そうそう、バリ島で気づいたのだが、お店によってはカードのサインを2枚しないといけない。一瞬「2回サインさせて2重に取るつもり?」と疑ったのだが、そうではなく、店用のレシートと銀行用のレシートがあり、別々にサインを求められるというだけ。

Mizumizuと同様の疑念をもったのか、スーパーでレシート2枚にサインをするのを拒否している白人がいて、お店の人を困らせていた(笑)。

横からMizumizuが、「ここでは2回サインしないといけないの」と教えてあげたら、納得したようにサインしていた。

バリ・コレクションには(観光客向けの)レストランもたくさん入っている。

ホテルのレストランにそうとう飽きていたので、1度入ってみることに。入り口でメニュー見ながら迷っていると、案内役の男の子が、「15%割引きだから」と営業をかけてきた(笑)。
しかし、例によってサービス料だかタックスだかが21%と書いてある。「これは?」と聞くと、「このあたりの店は全部そうだから」という答え。

確かにそれは嘘ではないと思う。しかし、サービス料だかタックスだかを21%取って、15%割引とは、これいかに?

なんだかよくわからないが、「食事のあと無料でホテルに送るから」とまで言われ、そっかそれなら時間の決まっている送迎バスを待つこともないなと店に入る。

Mizumizuはだいたい招き猫体質。Mizumizuが店に入るとあとから客が増えてくることが多いし、店でなにか買っていても、不思議とあとから人が入ってくることも。

このレストランも、Mizumizuがテーブルにつくと間もなく、次々白人客が入ってきて、ガラガラだった店がいっぱいになった。

バリ・コレクションのレストラン

お客は圧倒的にロシア人。お店はガンガンに生演奏を流していて、うるさいのなんの。しかもスピーカーの真下の席という不運・・・

しかし、周囲を見回しても、うるさそうな顔をしているゲストは皆無。みんなこの超うるさい生演奏を楽しんでいるのか? だとしたら、ボリューム絞ってとは言いにくい・・・

と、必死にしばらく我慢していたものの、とうとう鼓膜が悲鳴をあげ、ボーイに「音を少し小さくして」と頼んだ。

すると、すぐにスピーカーの音量を落としてくれ、事なきを得た。ホッ。

Mizumizuが一番よく行くイタリアじゃ、なかなかこうはいかない。辛抱強く2度、3度と頼む根性が必要。それに慣れているので、言えばすぐにやってくれるというだけで感動できる体質になりました。イタリアのみなさん、ありがとう。

Mizumizu連れ合いはロシア人相手の貿易をやっていた人。聞いてみると、だいたいこういう賑やかなレストランが好きなのだとか。

へ~。

ホテルのレストランも夜、ステージでがなっていて、大変にうるさかったっけ。あれはマジョリティであるロシア人のためだったのだな。

インドネシア料理で食べたいものがなかったMizumizとMizumizu連れ合い。

シシカバブー
Mizumizu連れ合いの頼んだトルコ料理(かな?)。

バリ・コレクションの春巻

Mizumizuは春巻き。一品の量が多いのは、みんなでシェアして食べるため? それとも白人のスタンダードに合わせてる?

とにかく、なんでもかんでも料理の量が多いのに閉口。

だがジャワティー(インドネシア紅茶)は普通に美味しかった。紅茶やコーヒーが美味しいのは嬉しい。

レストランの会計は、確かに15%引いたあと21%が足されていた。

???

そんなら、なんで最初っから値段を安くしておかないのだろう?

もしかして、これは入るのをしぶっている客を説得するために特別に用意してある割引で、案内役がすばやくボーイに、「コイツらは安くするって言って引き入れた客だから」と秘密の暗号を送り、割引する客としない客に分けているのか?

そんなマメなことするかなあ?

食べ終わって案内役だった男の子に送迎を頼むと、すぐに手配してくれた。一応、料理はそこそこだったので、「おいしかった、ありがとう」とお礼を言ったのだが、

「オ~、ハハハ」

照れてるのか、そっけないのか、はたまた内心「たけー料理食べてウマイなんて言って、外人ってバカだな」と思っているのか、どうとでも取れそうな、曖昧かつ意味不明の反応。

こういう反応もちょっと日本人に似ている気がする。「ありがとう」と言われると、「どういたしまして」のような「定型返答」が照れくさくてできず、思わず意味不明のお世辞笑いと曖昧な返答をするところ。
















最終更新日  2010.03.25 09:16:11
2010.03.19

結論から先に言ってしまうと、インドネシア料理はタイ料理ほど好きになれなかったMizumizu+Mizumizu連れ合い。

本当はワルンという大衆食堂に行ってみたかったのだが、なにぶん孤立した高級リゾート難民施設にいたので、町に出るのも面倒くさい。ワルンなら人気店でもナシゴレン(インドネシアのチャーハン)が100円ちょっとで食べられるということだったのだが、そのためにわざわざタクシーをチャーターしていくのもタルいし、そもそも日中は仕事もあるしで、結局ほとんどのランチはホテルのレストランですませた。

ホテルの植物

野趣溢れる熱帯の植物群を越えて、海沿いのレストランへ。

ウェスティンホテル

ロケーションは抜群。遠浅のせいか、波はかなり沖で砕ける。一瞬、ツナミ? とビビってしまったのはナイショ。

ウェスティンホテル

これぞ南の島のリゾート♪ 

と、最初のうちはご満悦だったMizumizu。しかし、料理が運ばれてくると、突撃してくるハエの多さにヘキエキ・・・

なんでこんなにハエだらけなわけよ。食料の管理がずさんなのかな。しかし、周囲を見回すと、ハエにイラついているゲストはどうやら我々ばかりなり。

みなさん、なんで気にならんの?

ナシゴレン(チキン)

インドネシアでもっとも気に入った・・・というか、もっと率直に言うと、唯一気に入った料理、ナシゴレン。チキンを選んだのだが・・・

ナシゴレン(シーフード)

シーフードのナシゴレンのほうが断然美味しかった。朝の食事はひどかったものの、このシーフードナシゴレンには大満足。ただし、値段はサービス料なしで1300円。量が多いので、2人でシェアしてちょうどぐらいだが、それにしても高い。

ミゴレン

こちらは連れ合いが期待して注文したミゴレン。こういう料理はタイでも大いに気に入っていたので、インドネシアでも同様かと思いきや・・・

「冷えてのびたヤキソバ(しかも味にパンチなし)」

としか・・・ しかもホテル料金でこれまた1300円。たけーよ。

バイキングの店でもミゴレンはダメだったので、この2つだけで「ミゴレンはダメ」の烙印を押しました(インドネシアのみなさん、すいません)。

インドネシア風カレー

別の日にカレー星人のMizumizuが頼んだインドネシア風カレー。薬膳カレーのような体によさそうな風味なのだが、これまたカレーなのにあまりスパイシーでなく、なんといってもジンジャーが強すぎる。なんでもショウガを入れるのは、バリの伝統なのだろうか。コーヒーにもジンジャー入りがあったし。

ちなみにこちらのカレーも、1度で結構でございます。

インドネシア風付け合わせ

これは何かについていた付け合わせ。これまた体によさそうで、それなりに複雑な風味なのだが、これまたパンチがない。

・・・と、ここでハタと気付いた。バリ島が日本人に早くから人気になったのは、もしかして食べ物の味付けが、タイ料理みたいに強烈でないせいなのかも。

このぐらい優しい味なら、エスニックの苦手な日本人でもたぶん食べられると思う(気に入るかどうかはともかく)。

しかし、タイ料理大好きカップルのMizumizu+Mizumizu連れ合いには、インドネシア料理は物足りないのだった。

デザートはほとんど頼まなかったのだが、1度だけチョコレート風味のクレームブリュレを。

ウェスティンホテル

サービス料なしで600円。

ある日のランチ代は・・・

サンペリグノ 75ml  65,000ルピア

ナシゴレン 130,000ルピア

クレームブリュレ 60,000ルピア

小計 255,000ルピア

タックス 28,050 ルピア

合計 308,550ルピア(日本円で3085円)

焼き飯とプリンと水で3000円・・・やっぱ、物価高いわ、バリ。

いくら5つ星のホテルとはいえ、東南アジアに来て、「東京のが安くてウマい」と思うとは、時代も変わったもの。

あまりきれいでない海を見つめ、ああ、安ウマのタイが懐かしい・・・と嘆息するMizumizuだった。

コーヒー

でも、コーヒーは最高。タイはなぜあんなにもコーヒーがまずいかったのだろう。インドネシアと違って、欧米列強の植民地にならなかったから?

 

 

 

 

 







最終更新日  2010.03.19 23:43:31
2010.03.18

バリ島でもっとも観光客に人気のあるショッピングストリート、それがウブドのモンキー・フォレスト通り。

文字通りサルのいる森の公園もあるということだったのだが、時間の関係でモンキー・フォレスト通りだけに絞って歩くことに。

モンキーフォレスト通り1

全長2キロほどの自動車道路に、めんめんと店が連なっている。真新しい店もあるが、古びた建物も多い。

中華風の建物も。

モンギーフォレスト通り2

すがすがしい緑と一体になったこちらの店は、道路に面した間口が完全オープンの、地震に弱そうな造り。インテリアに赤が多いということは、華僑の店だろうか?

モンキー・フォレスト通りはまっすぐな自動車道ではなく、うねったり、折れたり、そしてアップダウンもある。いつも思うことだが、こんなふうに曲がったり、高低差があったりする道のほうが、歩いていて楽しい。

だが、店自体は案外つまらない。同じような粗悪品の山。ちょっと高級そうなものは、ホテルのブティックとおんなじ・・・

たまにこんなふうに・・・

バリ ディスプレイ

個性的なクラフトを置いている店もあるのだが、キノコとか龍とか、残念ながら趣味に合わない。

メインストリートを歩きながら、またもや内心、

「これなら、吉祥寺のほうが歩いてオモシロイぞ。個性的な店があるし、店の数だって多いし・・・」

と思ってしまうMizumizu。自宅からすぐの吉祥寺に、さほど有難味は感じていなかったが、バリ島に来て逆に、吉祥寺が若者に人気で、住みたい街の上位にランクされているの理由がわかった気がする。

吉祥寺って、やっぱいい街なんだな。

モンキー・フォレスト通りでの一番の感想がコレ・・・

とはいえ、モンキー・フォレスト通りでは、吉祥寺では絶対に出会えない風景に会える。

ウブド

メインストリートのすぐ裏に、こんなふうに田んぼが広がっていたりする。

ウブド路地1

あるいはこんな狭い路地が、メインストリートからどこかに通じていたりする。

ウブド路地裏

ムカデの足のように、メインストリートから伸びたたくさんの路地。少し広い路地だと、やはりびっしり店が並んでいる。素朴な家屋の店は雰囲気があるのだが、例によって、置いてるモノは同じで、ちょっと見てると、「安いよ」「いくらなら買う?」「ディスカウント」とワンパタの売り込みが寄ってくる。

疲れる。

「何か買った?」

とガイド氏に聞かれ、思わず、

「何も。店はつまらなかった」

と言ってしまったら、勝ち誇ったように、

「だ・か・ら、言ったでしょ。こういうところの店はダメだから」

確かに、売っているモノだったらガイド氏が連れて行ってくれた雑貨店のがいい。質のいい日本人好みのものが全部揃っている。

けど、そういうベルトコンベア式ショッピングだけでは、まったくおもしろくないってことを、ガイド氏は理解しているのかな。

「どこも置いてるもの同じじゃん」などと悪態つきつつ、それでもどこかに気に入る店はないかと、ブラブラ宝探しして歩く楽しみもなくっちゃね。

 

 

 

 







最終更新日  2010.03.19 06:11:58

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