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2008.05.03
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カテゴリ:美術鑑賞
体調が悪く寝込んでました

4月17日、友人と

ランチバイキング、同窓のデジタルハリウッド大阪校の訪問、

画廊巡り、喫茶店でのおしゃべりなど

楽しく過ごしたのですが


その後脊椎の痛みが来てしまいました(^^;;


いろいろありましたがコメント、トラックバック再開することにしました

またどうぞよろしくお願いいたします




++++++++



少し前から始まっていた
クロッキー研究所の先生方おふたりの

それぞれの個展に行ってきました


まず事務方のK先生

化石や月、子宮のような烏瓜にうずくまる女性

などが

版画や油絵で描かれている


テイスト的に60-70年代の

叙情的なSFに通じるような気がしてそう言ってみると


「貝(など)の【形】からの発想」だそう



発想の根源にはなんらかのソースがあるように

私は想うが


純粋な絵描きさんは違うのかな


少し驚いた



月には【月】をイメージする

なんらかのエピソードや文学などを思い起こし

そういったものを交えながらその「象徴」として

描くのかな、という想いが自分の中にあったのだが・・・如何だろう?



ずっと頭の中にある言葉に

「無からの創造」と言うフレーズがあります


80年代ー90年代くらいの宝塚の公演の

演出家兼作家の解説挨拶文の題なのであるが



それを目にした時に
「無からの創造」なんてありえないほど難しいよ!!


と、反発した覚えがある


それに

その舞台自体がそもそも「愛と死のボレロ」や「愛の嵐」、

そして有名バレエ漫画などのオマージュに近い作品で


解説自体は内容を覚えてないがその作品は【無からの創造】とは

言いがたい内容だったように思えたからである。




閑話休題



上記の文は今日みた先生の絵に反発して載せたわけではないです



ただ、【無からの創造】ということが


ひょっとしてある種の人たちにはありえるのかもしれないな、


と想ったわけです




なにしろ

刺身を捌いた後の魚のあらが

その先生の手にかかると、

詩的な作品になってしまうのですから・・・・






その後、あまり時間が無いなと想いながらも


いきおいをつけて大先生のK氏の個展に堺に向かう



画廊が閉まる20分ほど前に着く




この大先生の作品をきちんとみるのは実は初めてで


もうかなりなお年なのに迫力とパワーが溢れる様子にびっくりする



普段は穏やかに静かに佇んでらっしゃる先生なので・・・




テーブルを囲んで

以前私自身の作品が「パワーが無い」とくさされた話をすると



先生ご自身もそんな風に批判されたことはあるが

落ち込んでも悔しくて考えて考えて盛り返す、と仰る




そっかぁ。。。



パワーが無いと言われて
「私の絵はそういった種類の絵じゃないから」

と、逃げて言ってしまわずに


その批判に正面から取り組んで作品に取り込んでいくこと



そのように考えて考えていく事



が、大事だったんだなぁ。と今更に教えていただく



大先生が「クロッキー研究所はあなたと同じ歳ですよ」と言われ

そもそもが末端の弟子の私の歳を覚えてていただいた事にも

びっくりしたが



私が「おぎゃあ」と言った時分からこの先生は作家をすでに

されていたことを想うと



ああ、道は、長いんだ。

私の歳ですらこの世界ではまだひよっこなんだと


なんだかフクザツに面白い気がした





+++

少し前にポートピアホテルから

石阪春生先生の個展の案内状が届いた♪

今年は5月8日から。


石阪先生の絵にまたあえるのはとても楽しみだ。


5月にはまた他にTさんのDMを頂いている


日程があと少しだけどなんとか行きたいな。。




+++++

5月13日~18日に

大阪谷町線谷町6丁目下車、楓ギャラリーにて個展を致します





最終日18日にはアイリッシュハープのみつゆきさんの演奏を

午後2時~3時にしていただきます



無料ですのでぜひこの機会にどうぞm(__)m





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Last updated  2008.05.03 21:59:05
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