最近は、小さいながらも既にふてぶてしさをかもし出している柚太郎と一緒に、学生時代を過ごした自分の部屋で生活している訳ですが、未だ残っている勉強机から１冊のノートが出てきました。

表紙に汚い字で書きなぐっている題名からして、中学時代の日記・・・ならぬ“ネタ帳”・・・のようです

“ネタ帳”という響きに一抹の不安は覚えますが、思春期時代の貴重な記録。



ここは柚太郎にも、母さんの若き日の思い出を読み聞かせてあげるわ


ページをめくると、覚書のようなメモが。



『ハブ　ア　ブレイク　ハブ　ア　キットカット

　　↓（発音が似ている）

　ハートブレイク　ハバ　キットカット

　　↓（日本語に訳すと）

　失恋の深さはキットカットで測ろう。』

・・・。


『新しく国の難病指定となった、親指の貧乏ゆすり病』

大丈夫だったのでしょうか、中学生だった頃の私は（主に頭とか）。


そして極めつけは、“★ベスト賞”と印がついたメモ書き。確実に自分で選んでいるはずのベスト賞。痛すぎて泣きそうです。

『朝起きたらブラジル人』


柚太郎、母さんは決めたわ。もう２度と過去は振り返るまい。


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