画像がぼけているのは、母が携帯で撮ったからです。

柚太郎が束の間寝てくれた奇跡の時間、疲労困憊で横に倒れこみ爆睡する私。


頭上に写る画像のぼけたパンパースが物悲しく。いつでもどこでもオムツは常備。

「合言葉を言え！山！」「オムツ！」「川だろ！」

「ツーと言えば？」「オムツ！」「カーだろ！」


幸せなのに、つらい。この相反する状況はどうしたことでしょう。


“ぐずり”が始まりました。夜全く寝てくれません。夜どころか、朝も昼も寝てくれません。オムツも変えた、母乳もあげた、寂しくないように傍にいる、なのに何故泣いているのかさっぱり訳わかめ。

「新生児は７割方寝ています」って育児書に書いてあったのに。７割って！７割って書いてあったのにー！


連日ろくに寝られず、加えて同じ部屋にずっと篭って同じことを繰り返しているため、今日が何日何曜日なのかもわからなくなってきて、思考回路が停止するあまり柚太郎が泣き叫んでいても呆けたようにしばらく眺めてしまうことも。


赤ちゃんの個性にもよるのでしょうが、予想以上に大変です。


誰の助けも得られない母親が育児ノイローゼになってしまう気持ち、痛いほどわかります。

どんなにしんどくても、自分ががんばれば大抵はなんとか解決できた仕事とは、しんどさの質が全く異なり。


産まれた時は、あんなに感動したのに。そして今も、こんなに愛しいのに「しんどい」と感じてしまうなんて。

そんな親の心子知らず。目に涙をいっぱいためて顔を真っ赤にして泣いているのに、抱っこした途端ピタリと泣き止む柚太郎には苦笑いです。


やっぱり、かわいい！


うまく気分転換しながら、ゆっくり成長していこうと思います。今はそうなれなくても、いつか余裕しゃくしゃくの母親になれるように。

だから柚太郎も、ゆっくり成長してください。体重増加のスピードが速すぎて、抱っこで手がしびれるから。


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