頭を使う
先日、「バスケは頭脳も大事」ということをちらっと書いたら、知り合いから確かにその通りというメールをいただきました 知り合い曰く「頭脳と広い視野を持っていれば、多少の技術的な劣勢をカバーできる」という。 まさにその通り しかし、自分自身のバスケ生活を振り返ってみても、実はそのことにはっきりと気付いたのは大学の時中学校の時はそれほど意識なんてしていなかった 大学でバスケ部に入ってみると、いろんな所からいろんな選手が集まっている。まずはその中で選手になろうとし、スタメンになりたいと思った。 けど、もはやフォワードでやっていくには身長が厳しく、自分より得点能力の高い選手がたくさんいたのよ そこで、ガードに転身 しかし、そこでもポジション争いは厳しく、中学高校からガードをやってる選手はドリブルもパスも俺よりうまいわけ・・・ そこで考えたのが「周りを使おう」 司令塔としては必要ない限り自分が攻めなくてもいいわけで、ゲームの流れや他の選手のプレー状態、癖なんかをインプットして欠点をカバーしながら個々の力を最大限に出せるようにゲームコントロールする もちろん、俺なりに技術的なところも努力したよ んで、周りを使うってことは、俺なりに楽しかったわけで なんとかスタメン奪取 前後半の最初10分間でゲームメイキングして、次の技術的能力の高いガードに交代する この仕事にとても満足しました もともと肉体的に恵まれているわけでもなく、シュートがめちゃくちゃ入るわけでもなく、すべてが中の上(ということにしておいて)のオールラウンドだった自分としては、やっと自分の居場所を見つけた感じでした そんな経験があるからこそ、その考えを、その気持ちを早く子供たちに持ってもらいたい。 頭脳を使うのは勉強ばかりではなく、やはりバスケの世界でも重要だと思っています。 身体だけでなく、頭もフル回転で行きましょう