「種苗法改正案」今国会成立を断念へ 柴咲コウさんの懸念ツイートで慎重論拡大【毎日新聞】
2020.5.20 毎日新聞 自民党の森山裕国対委員長は20日、ブランド農産品種の苗木などを海外に持ち出すことを規制する種苗法改正案の今国会での成立を見送る方針を示唆した。 農作物の自由な栽培が難しくなるとの懸念を野党などが示しているためで、記者団に「日本の農家をしっかり守る法律だが、どうも逆に伝わっている」と述べ、成立には時間が必要だとの認識を示した。 また「国会には会期がある。まず森林組合法改正案の審議を進める」とも述べた。 改正案は国産イチゴ「とちおとめ」が韓国で無断に他の品種と交配され、独自の新品種として出回るなど複製被害が深刻化していることを受けて政府が提案した。 しかし4月、女優の柴咲コウさんがツイッターで一時「このままでは日本の農家さんが窮地に立たされてしまいます」と改正への懸念を示すと、インターネット上などで慎重論が広がった。(引用ここまで)今回の種苗法改正。「外国企業による農業支配」とか「日本の農業を壊す」とか一部で言われてるようですが、全くの誤解。本改正は画像のように【外国にパクられ流出している日本の農産物を守る】ために現行法の穴を塞ぐ改正です。詳しくはリンク先に。簡単にスレッドで呟きますhttps://t.co/FlPGc1zuiT pic.twitter.com/biwfwmDcqK— 小野田紀美【自民党 参議院議員(岡山県選挙区)】 (@onoda_kimi) May 19, 2020 この法案の改正の目処がたっていなかった2、3年前に「現状において農産物を守る方法は海外でその農産物を登録する事しか出来ない」と農林水産省が言っていたかと思います。しかし、この法案が出来れば、中と外と両方で戦えます。https://t.co/Yr0hnLS8mv https://t.co/OETAcR9hhK— 小野田紀美【自民党 参議院議員(岡山県選挙区)】 (@onoda_kimi) May 19, 2020 種苗法改正案今国会成立を断念ってさあ私等が農協青年部とかで何回陳情繰り返してさあ、あちこちから資料かき集めて話し合って持ち込んでずっと頑張ってきたのに、芸能人が騒いだらこれかよ見ろよ、デモ暮らしー偏重で議論よりパフォーマンスによる共感を中心に据えたこの国の無残な政局ごっこをよぉ— とど丸@手洗いうがい消毒ガチ勢 (@todomaru2) May 20, 2020 https://t.co/B82IcYmZ39大変分かりやすくお考えと状況をまとめていらっしゃる当事者の方がいらしたのでぜひご一読くださいませ。— 小野田紀美【自民党 参議院議員(岡山県選挙区)】 (@onoda_kimi) May 19, 2020 肝心の柴咲コウ様のTwitter投稿は、何故か「消された」ようですので(当たり障りのない内容に差し替えられています)貼れませんでした… ちなみにモンサント連呼している「陰謀厨」が多く見受けられますが、日本にも「㈱サカタのタネ」「タキイ種苗㈱」といったグローバル企業(世界シェア10位圏内)が存在します。 いかにも世界の暗部で暗躍しているイメージのモンサイト社ですが、ドイツのバイエル社に買収されています。 日本は耕作可能地域が大国に比べると非常に小さいのですが、それでも上位2社は世界で闘っています。 新品種を一生懸命開発している農家の方やこうした企業の努力に水を差すような「無知な芸能人」のTwitterを持て囃す報道はどうかと思います。