タカチホヘビの幼蛇かと思って検索してたら、ちょいと違う。よくよく調べていったらアカジムグリの幼蛇と言う事が分かった。
と打ち込んで、はたッと気づいた。写真を貼って良いものかどうかなのである。誰しも心地よい写真ではない。轢死体であり、しかも蛇を毛嫌いする人間が多い。ダブルで気持ちの悪い写真を見せ付けられては、目を背けるのではないか?しかし、昨日、撮った写真はこれしかない。今回、私が書こうとしているのは、普段接する事の少ない自然界が身近にある事実である。自然界には生物が溢れているが、普段目にする機会は少ない。しかし、私達の時間軸と平行して彼等彼女等も生きている。それも住宅街の普通の道路上での話しなのだ。彼等彼女等の生活の延長線上の道路と私がいつも通っている道路が同じである事の驚きがそこにはあったのである。
昨日の朝、自宅を出て50メートルも行かない道路上で幼蛇の轢死体を見つけたのだ。最初は気づかず通り過ぎてしまった。二、三歩進んで「ん?今のわ?」戻って見るとやはり幼蛇である。あまりに小さい。生まれて間もない幼蛇であろうと思った。車の前輪で胴を轢かれ、痛さでノタウチ、さらに後輪で前身を轢かれたように見えるのだ。可哀想に~と思うより、先にこんな住宅街の道路に、どうして蛇が?と思ったほど新鮮な感覚におそわれたのである。
元々、湿地だったここら辺であることは旧名で知っているが、カエルやネズミの居る所には、必ずと言って良いほど蛇が居る。やはり生物全て食料を入手し易い場所に住みたい。これは人間のみならず誰しもそうであろうと推測する。不便な所に住むのには、それなりの根拠があっての事なのだ。マチュピチュのような都市を作るには、それなりの理由があるのだ。と話しがまた方向が違ってきている。
このアカジムグリ、ジムグリの一種であるが、以前は全く違う種類のように思われていたらしい。ネズミや昆虫を主食としている。先に話したタカチホヘビは全くの夜行性で、普段人間の目に触れる事はなく、幻の蛇とされていた。どこにでもいるのだが、いる存在自体を知らない人が多い。ヤマカガシ同様に、綺麗なんだよね!好きな蛇の仲間である。と言っても蛇がいきなり現れたら驚くのは驚くけどね。そろそろ時間がなくなってきた。ここで終わりとしますかな!さてさて、今日も暑くなりそうである。今日はどんな一日が待っていますかね?楽しみです。