たとえば、拾い物...
たとえば、誰も見ていないところで拾い物をしたとします。それは1億円。誰も見ていない...。拾ったそのお金はどうなるのか?。次は100万円。やはり誰も見ていない...。拾ったそのお金はどうなるのか?。そして1,000円。やはり誰も見ていない...。拾ったそのお金はどうなるのか?。この問いを突きつけられたとき、その表情は金額で変化する。ここで重要なのは金額ではない。1,000円なら良い、10,000円以上なら警察に届けるというのは個人の価値観。では、もうひとつ。「拾い物」ではなく「落し物」と表現を変えてみる。また、表情は変わるであろう。すべて個人の価値観であり、これを押し通すと答えは複数存在する。議論において収拾がつかないのがソレ。しかし、実のところ答えは1つしかない。そう、拾い物でも、落し物でも、1円だろうが1億円だろうが、フトコロに入れてしまえば罪なのだ。生活に緊張感が欲しい今日このごろである。