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京都観光をご案内して学んだ事

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2017.01.09
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カテゴリ:カテゴリ未分類

お世話になっているリハビリテーションのスタフの方がひとりで

龍安寺の観光に行かれ石庭の縁側に座っても複雑に並べられた

石と砂で意味も解らず 思い出してスマホで私のブログを

読みながら確かめると

石と石の空間をなぞらえて 心と言う字が画けたと順次説明に

従って見どころが理解出来たと知らせが有りました

私のブログの左蘭にカレンダーありますがその上部に検索欄が

あり 「真ん中のこのブログをクリックその上に「龍安寺」

で検索されると出て来ます

 

2年連続京都観光が世界一と言われその中でも此処龍安寺の石庭は

外人さんにも人気があります

方丈表の石庭の深い意味が 廊下の裏側でも観られました

 

【龍安寺2.】

 本堂の方丈の前庭と後庭で、同じ意義深い教えを学ぶ事が

出来ます。

【知足の蹲】ちそくのつくばい が回廊の東北角に、有りました、

手水鉢で、

這い蹲って、手を洗う所から、つくばいというのでしょうね。

【蹲踞】(そんきよ)(つくばい)大相撲でのお相撲さんが土俵上

で、仕切るときに、おこなつていますね。

真ん中四角の水を入れた区画の、上部に【吾】(われ)右側に

【唯】(ただ)下部に【足】(たるを)左に【知】(知る)

水戸の黄門さんが発案されたつくばいで、「吾、唯、足るを知る」

と読めます。

立て札には、茶道の精神と称されていました

P1000202.jpg

【知足の蹲踞】

 そしてその横に、

  「知足の者は、賎しくと雖も、富めり」  

   ちそくのものは、いやしといえども、とめり

  「不知足の者は、富めりと雖も賎しい」

   ふちそくのものは、とめりといえどもいやしい

 これで充分です。足ること知った人は、外見貧しそうに見えても、

心は満足で豊かな人といえましょう。

 足らんたらんと、まだあれも欲しい是もほしいと、愚痴を言って

いる人は、外見、金持ちの様で、実は、不平だらけの心の貧しい

人といえますね。

 人目、貧しそうなおばあさん、笑顔で、お陰さまで元気に

生かしてもらって、ありがいことや、此れで充分と幸せそうです。

 金縁のメガネ掛けた、一見貴婦人のお金持ち、隣は外車を

買ったわ、あの人はダイアモンドの指輪何カラットかしら、

あれも欲しい、これも欲しいは心満たされず、却って貧しい人

といえましょう。

 表の石庭の様に、13~14見えてて、腹八分目で健康をたもて

そうです。

 黄門さんが、【大日本史】編纂に当たり、資料を龍安寺から提供を

受けたお礼に置かれたものだそうです。

 実は、ここに飾られた物は、イミテーションで、本物は、東向かいに

見える【蔵六の茶室】の前に、本物が据え付けて有ります。

燈籠の下部に見え隠れしています。

 

 P1000203.jpg

 【蔵六の茶室】前庭に本物の【知足の蹲踞】があります。

興味ある方は、売店のおばさんにそっと頼んでみてください。

別途志納金で見せてもらったことがあります。

 

懸魚・蟇股 (げぎょ・かえるまた)

 此処龍安寺を拝観するだけで、寺社の見所の、基本と申しま

しょうか、他でも、共通した形式の現し方が、伺えそうです。

全国どこのお寺や神社ら見かけられる建築様式です。

時には動物も中に飾りとしています。   

P1000191.jpg

 懸魚 

 

龍安寺の売店の東側、陳列棚に、建て替えた昔の物品を並べ

【名札】に上記の名前が、紹介されていました。その位置は何処に

実は庫裏を出た所で、建物の上部を見上げましたら、

屋根の交差の軒に【懸魚】がありました。正に魚の頭が下がって

ぶら下がっているようでした。そしてその下部に【蟇股】

見かけられました。蝦蟇(がまがえる)が構えているように見えます。

そこでお客様にクイズを出してみました「双方の共通点は

何でしょうか?」とお聞きすると「水」と答えられました。

「ピンポン」正解です。建物で最も恐ろしいのは、「火災」です。

従って魔除けの意味に於いても、守護の意味に於いても、

装飾の意味に於いてもと、採用されて居るようです。

知恩院の左甚五郎の忘れ傘然りでした。

 そして屋根の先に丸い円の中に三つ巴があしらって居ます。

三つ巴は、雲を表現していますね。更に民家でも屋根の形は

波を表現「甍(いらか)の波と・・」

 更に庫裏から西へ少し歩を運べば、本玄関(国宝)があり、

其処の蟇股の中には、尻尾の多い、浦島太郎が乗った様を

ながめましょう

【亀】が他にも【龍】が刻まれていました。

日光東照宮の有名な【眠り猫】も蟇股の中に存在して

いますよね。各地で試してみてください。

 

帰り道は別の違った道を 辿りましょう

本堂 方丈庭園として 枯山水の石庭を 縁に腰かけて 暫し瞑想

そして 廊下を歩むほどに 寛永通宝に似た 

水戸黄門さんの発案された 知足の蹲を観て 帰りは 鏡容池の景勝を

龍安寺の石庭を見て、大抵の方は、元、来た同じ景色の道をオーム

返しに、いそいそと帰途に付かれる方がほとんどですが、池を巡りて

帰りは違った道をたどりますと、趣も変化有り新緑または紅葉のトンネル

伝いにそして素晴らしい、

池面に写った美しい衣笠の山等の光景

観る事が出来ます。

 

P1000212.jpg

鏡容池に写された衣笠山

逆さ富士【千円札デザイン】

 


   

 表玄関から、石段を降りて、来られた道を戻らず、更に西へと

夏には新緑・秋には、紅葉のトンネルを、春には桜の園を観る事が

出来ます。

時間が無くって戻る人が多いですが、素晴しい風景を、見損じて

勿体無いです。

 

P1000208.jpg

新緑・もみじの帰り道

疲れも癒されそうです。

 【藤棚】の手前に、湯豆腐の食事処が有ります。店内の入り口

から、少し入った所に、 【猪脅し】 (ししおどし)が見られます。

本家は比叡山の麓に位置する、【詩仙堂】の庭園内で見られます。 

 

P1000209.jpg

しし脅し

P1000210.jpg

しし脅しを庭園とする

湯豆腐の食事処

 本題に入りまして、その藤棚周辺から、大きな池に目を遣って見て

下さい。何となく眺めるだけでも、心の洗われる感動を覚えられる

事でしょう。

P1000214.jpg

弁天島を望む鏡容池

 池の名称は、 【鏡容池】 (きょうようち)そして背後に 

【衣笠山】(きぬがさやま)が、そして池の水面に、くっきりと

衣笠山を映し出しています。この鑑賞方法は、外人の方も良く心得て、

シャツターを切っておられます。心して観ないと、見損なう

風景です。 金閣寺も同じで、池に写し出された金閣を見損なう

方が多いです。金閣は鏡湖池そして銀閣は錦鏡池と鏡の字が

それぞれ入ります。

折角此の道を歩まれながら、あら美しいとだけで、気付かず

通り過ぎる方が殆どで、その点外人さんは佳く鑑賞してシャツターを

切っておられます。

 日本の漢字は良く出来ていまして

見えると観る  聞えると聴くを

分けて表現しています

やはり観光は、後者の心構えで、訪れられると、数倍楽しくなる

ようです。

観光は見るを観るにしています。

人生、漠然と過ごすより、美しいものを佳く観るようにして、そして

素晴らしい音楽を聴きそして人の良い話を耳を傾けて聴けば

同じ一生でも充実したものになりそうです。

 私なりに、私のお客様に説明していますと、周りから少しでも

聴こうとして、お客さま以外の方から質問までされる有様には

共感を得て、嬉しいものです。

 

 そして、 【衣笠山】 の名称の由来は、仁和寺から眺められた、

【宇多上皇】が 仁和寺で夏の暑い季節に「朕はあの山の雪景色を

観たい」と、所望され、山上の樹木に白衣(しろきぬ)を一面に被せて、

雪景色を再現されたそうで、扇子を扇ぎながら、

「まろは、満足じゃ」と

冷気を味わわれたそうで、その後、何時しか衣笠山と

呼ばれるようになったそうです。

 

 

 しばし、池を巡り、 【水分石】 (みくまりいし)の立て札が立っていま

した。庭園の要素の一つで、池全体を眺めますと、鶴島(弁天島)

そして亀島もありました。

 

次回は本山ってどんなとこ。妙心寺をご紹介します





        





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Last updated  2017.01.09 05:00:03
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