倉敷旅行報告 その1
先週末、倉敷に旅行に行ってきました。この旅行は、ジャーン! 結婚20周年記念事業第一弾 という意味がございます。ほほほ。なぜ「倉敷」かというと、20年前に若かりしダーリンと私がラブラブで訪れた地だからなのです~~。きゃーーー。今年はこれにならって、私たち夫婦にとって懐かしい場所を巡る旅行が第2弾・第3弾と続く予定ですので、みなさん、おつきあいの程、宜しくお願いいたします。さて倉敷ですが、20年前に行った時には貧乏だったので、あこがれの「アイビースクエア」には2泊中1泊しかできず、もう1泊は駅前のビジネスホテルに泊まったのですが、今回はもう立派な中年なので、なんのためらいもなくアイビースクエアに宿をとりました。当時高いと思った室料はツインで14700円(楽天トラベル価格)で、今となっては別に普通の値段ジャンって感じなんですが、当時ほんとに貧乏だった(夫はまだ学生だったんですわ)ので、2泊は無理だったんだろうと思います。そのアイビースクエアの正門がこちらでございます。ここはクラボウの工場の跡地です。 「アイビースクエア」の名のとおり、ツタがきれいです。 倉敷の町は20年前と比べると観光化が進んで、ちょっとチャラい感じのする町になっていましたが、他に特に産業もなく観光で食べていかなきゃいけない町は、まぁ仕方ないですよね(失礼!)チャラくない町並みをご紹介します。 美観地区の川沿いにこんな露店もたくさんありました。物色するワタクシです。 今回の楽しみのひとつ、大原美術館です。 ここは大原さんっていう、とてつもないお金持ちのコレクションを展示している美術館なんですが、「え!これ!なんで個人で持ってるの!!」というすごいモノがたくさんあって、素晴らしい美術館です。ルノワールとかモネとかピカソ、ゴーギャン、ロダン、アンディウォーホールまで、いろいろおなじみの作品があります。以前プーシキン美術館展に行った時にも「個人でこんなもの持つなよ~~!」って思いましたが、昔のお金持ちってすごいですね。ここの所蔵品で一番有名なのはエルグレコの「受胎告知」なんですが、これも良いんですが、十分に素敵なんですが、私のオススメは棟方志功さんの版画です。棟方志功さんの作品はそれまであんまり好きではなく、何が良いのかなぁと思っていたんですけど、20年前にホンモノを見た時に衝撃を受けました。ちっちゃい複製ではわからないけど、ホンモノにはエネルギーを感じるんです。迫力が違います。現物はすごいです。私はこんなに衝撃を受けた大原美術館なんですが、夫は何にも覚えていないみたいで、ずっと「ボクはそこには行ってないでぇ。Ronricoは別で行ったんちゃうかぁ?」と言っていました。私も古い記憶なので曖昧で、ひょっとしたら別の時に行ったのかな?と思っていたら、昔のアルバムにしっかりと大原美術館の写真が・・・あんた、行ってるやん (-_-)つづく。。。