テーマ:今日聴いた音楽(73615)
カテゴリ:コンサート
昨日は札幌ブラスアンサンブルのコンサートを無事終えることが出来ました。
コンサートに先駆けて、子供対象の講習会を行いました。 パートごとに別れて、6人の先生方に教わりました。 まずとっても楽しそうな音が聴こえてきたのがパーカッションです。 指導は大垣内さん。 ご自分の経験談を交えながら、とてもわかりやすい練習方法を教えてくださっています。 叩けば音のなるパーカッションはともすれば、とりあえずリズムを刻んでいればOKだと思われがちですが、その技術には奥深いものがありそうです。 スネアドラムなどの装飾や一つ打ち2つ打ちを組み合わせて一つの動作を作っていくことをとても熱心に教えてくださいました。 参加している子供達もとても楽しそうでした。 次はお隣のチューバ・ユーフォパート。 指導は若手の玉木さんです。 とっても真面目そうな好青年の玉木さんです。 呼吸の大切さから始まって、正しい姿勢、低音のアタックの大切さをとても熱く指導してくれました。 ここには小学校のみずきちゃんが参加しています。 いつも頑張りやなみずきちゃんなのですが、今回の講習会で、何かをつかんでくれたらいいなぁと思いました。 おわったあと「どうだった?疲れた?」と聞くと「楽しかった!!」 その気持ちを忘れないでがんばれ~と思いました。 お次に見に行ったのがホルンパート。 教室がガラス越しに中が見えるので、しばらく外側から見ていました。 ホルンは島方さん。 「こういうときはどんな音を出したい?」と子供達に聞きながら、音を出させます。 音色の変化を出すために、想像力は必要ですね。 よく、音楽を聴いていて、記憶の中の情景が目に浮かぶことがあります。 自分で演奏するときにも、ある場面を思い浮かべたりすることがあります。 想像するだけでは、自分の出したい音は出ないのかもしれないけど、イメージをしっかりと持つことは、やっぱり大切なんだろうなぁと思いました。 次はトランペットの中学生・小学生パート。 ここは佐藤さんです。 ここには、いずみちゃんがいます。 チビ1と一緒に去年のコンクールあとに入部して楽器を始めたばかりのいずみちゃんですが、講習会に参加しました。 ちょうどのぞいたのは休憩時間。 中学生がなにやらキャーキャー言っています。 何かと思ったら、佐藤さんの楽器をかりて吹いてます!! そして「吹きやすい!!」と言いながら、喜んでます。 なかなかいい音を出してます。 それにしても、大切な楽器をそんな簡単に貸しちゃってくれる佐藤さんって、なんていい人なんでしょう!! 私なんて、自分の楽器、子供にも絶対に吹かせないのに。。。(笑) お次は同じくトランペット高校生パートです。 松田さんの指導です。 松田さんは、開陽台メンバーのA田さんのお師匠さんです。 崇拝してます。 何かあるにつけお師匠さんの話を聞いていましたが、納得です。 一見派手なおじさんですが、熱い心で音楽を語っていました。 高校生の心にはきちんと届いたでしょうか??? あと1-2年で高校を卒業してしまう彼女たちですが、高校の部活動としてのトランペットだけではなく、人生を楽しむための音楽をずっと続けてほしいなぁ。 松田さんの言葉を思い出しながら・・・ トロンボーンパートは田中さん。 実は、トロンボーンはどこでやっていたのかがわからず・・・ のぞけませんでした。 あとで聞いたところによると、結構ハードな講習会をしていただいたようです。 どの子も、とても嬉しそうでした。 きっと楽器を毎日吹いていても、わからないことはいっぱいなんです。 正しい知識を持つすべがないんでしょう。 私たちもそうだったし。 ほんのちょっとしたアドバイスで、びっくりするほど良くなることは、子供にはよくあることです。 そして、できるようになったとき、知った時の子供達は、本当に嬉しそうな顔をします。 そんな風に教えることを出来るプロの方々は、やっぱりすごいです。 正しい指導をすることで、子供は限りなく伸びる可能性を、どの子も持っているということを実感しました。 大人の責任は重大ですね。 だからこそ、指導する立場の人には、講習会も聴講してほしいのにな・・・ というのも、また今回も小学校の先生方は参加しませんでした。 「勤務中だからいけません」という理由でした。 意識の違いというか、壁と言うか・・・ 実際にプロとして活躍されている人たちに、直接指導を受けられるのに・・・ その中から得られるものはどんな本を読むよりも、CDを聞いたりするよりも、全然大きいものだと思うのですが・・・ すぐそこに、そのチャンスがあるのに、どうして自分でアンテナを張ろうとしないのだろう???と、ほんと不思議です。 またまたグチになってしまいましたが。。。 大変だということはよくわかるんだけど、実際に、子供を教師という立場で導いていけるのは、結局先生だと思うんだ・・・ あくまでも学校の中でしている活動なんだし。 私たち外の人間は、表面的なことは教えられるけれども、根本のところは、先生にお願いしなくちゃ勤まらない。 その術を何も持ってないから、どうしていいのかわからないし。 だから、そういうところでお互いの役割で協力しようと思っているのに、いつまでもそういう意識のままでは、歩み寄れないよなぁと思ってしまいます。 せっかくの機会なのに、もっと貪欲になってほしいものです。 コンサートの模様と、今日の講習会の様子はまた改めてアップします。 なんせ、昨日は2時半まで打ち上げで盛り上がってしまったので、すごく眠たいのです・・・(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/03/31 01:32:19 AM
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