MJQ・日本文化を楽しむ会

2006/05/12(金)00:50

ボリショイの群舞

舞台感想記(156)

先週のことを思い出しながら。 バヤデールの群舞、特に三幕のは圧巻だった。一糸乱れぬ揃いぶりということでは、日本のバレエ団がわずかに勝るかもしれない。ボリショイのは、ぴったりとは言わないが十分に揃っているし、 体格や技術レベルでははるかに凄い。(ちなみに別の某大国のバレエ団では、まあ群舞だけに限ったことではないが、個人主義のネガティブな面が丸出しで問題外だった。) これが32名も並ぶと、それだけで壮観。別世界が出現する。影の王国の「影」とは、精霊という意味もあるという。そんな幽玄の世界を目の前に再現してくれた。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る