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カテゴリ:着物情報
先週ですが、「歌麿・写楽の仕掛け人 その名は蔦屋重三郎」展に行きました。
会社で内覧会のご案内を頂いたので、ラッキーでした 大好きな浮世絵、図録もいただけるとあってどんな用事があっても絶対に行くと心に決め、喜び勇んで行って参りましたよ 仕事してるとたまにはいいことあるもんですね~ で、蔦屋重三郎と言う人は、喜多川歌麿や写楽と言った有名な浮世絵師を売り出した名プロデューサーだそうですよ。 江戸文化流行の仕掛け人、と言った人だそうです。今で言うと秋元康?? 協賛のTSUTAYAは、この蔦屋にあやかって名づけたそうです。 次々スターを輩出したプロデューサーにフォーカスした展示会ということで、有名な浮世絵もたくさんあって楽しかったです。 私はやっぱり浮世絵は美人画が好きです。 いっぱい簪挿したド派手な花魁・遊女の姿は見てて飽きないです。 キレイでうっとりしてしまいます そこで気づいたのですが、浮世絵の女性って現代の基準から見るとブサイク、と言われますが、私ってばうっとり見ているんですね。 たぶん、着物着るようになり、浮世絵にも興味が湧くようになって、何度も見ているうちに、「なんだこのブサイク?」と思っていたのが「まぁキレイ」に変ったのですね。美の基準ていうのは面白いもんだな~と思いました。 ところで、当時の人は皆このような顔をしていたのではないということを、どこかで読んだことがあります。今の漫画と同じで、理想の姿を描いたものであると。 今なら、顔の半分くらいある大きなお目目ぱっちりな女の子が漫画にはよく出てきますが、それと同じで、目が細長く口が小さいのも、当時の理想の顔を誇張して描いたものだそうです。たしかに漫画も浮世絵も、ほとんど皆変らない顔してますよね。 うっかりすると江戸時代はこんな人間離れした顔を全員していたかのように思ってしまいますが、そうではないらしいです。言われてみれば当たり前なんですが。 そんなことを思い出しながら見ていると、もう浮世絵が漫画以外の何物にも見えなくなってきました。 1ページを4分割して、絵と文字が書かれた冊子なんて、4コマ漫画にしか見えない こないだ見たゴッホも浮世絵の影響を受けたと言われていますが、今は海外で日本のアニメが「クールジャパン」なんて言われて人気なのは面白いなぁと思いました。 Ctrlキー押しながらクリックすると別ウィンドウで開きます。 にほんブログ村 ↑どっちかクリックしてくれたら嬉しいです↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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