久し振りに日記。

キャディの業務をやっていると、色んな出来事があります。

さてと、小分けにしてみましょう。

～8月某日～

おじいちゃん仲間のコンペ

馬鹿飛びしない代わり、まったりとしたラウンドではあるが
あちこち走り回らなくて良いので願ったり。

殆どの方が、帽子を被っておられるのだけれども
その殆どの方がハゲである。

見事なハゲっぷりである。

だがしかし、腕の毛がなんとも勇ましく男らしく・・・。

一人の痩せ型のおじいちゃん。

腕に、なが～～～い毛が風になびいている。

『ん？髪の毛でもついてるのかしらん？』

それにしては、そこまで長い髪の毛の持ち主ではなさそうだ・・・。

気になる・・・気になる・・・。

軽く、10ｃｍはあるだろう、その毛。

気にならないほうがおかしいだろう。

ティーインググラウンドに立つ度に、腕の毛を横目でチラリ。

風になびく、ふわふわふわりん

飛ばされる気配、全くなし。

『こらあやっぱり腕から生えている毛だ！』

確信するも、聞く勇気もなくやり過ごす。

何ホール周った頃だろうか、おじいちゃんが不意に

『頭に毛生えないから、こんなとこの毛が伸びてしまってるわ。すごいだろ？』

じーちゃん、じーちゃん
その毛の事、ずーっと気になってたんだよ！
やっぱ腕毛かい！

立派な腕毛だ！

さんきゅーさんきゅー！

その、ふわふわりんしている毛を眺めながら私の口を突いて出た言葉

『あらあ～。だから大事にここまで伸ばしてるんだね！』

『いや、そういうわけじゃあないんだけどな。あはははは』

あ、そなの？