木蔭に木蔭に花の群れ すみれにローズマリー

2009/03/19(木)12:20

まるで人生のような味わいじゃないか

映画(8)

               こんな記事を発見。        張國榮(zhang guo rong / レスリー・チャン)は生前、 ビール半分にオレンジジュースを半分混ぜて愛飲していた。 そして彼は飲むやこう言うのだ。 「まるで人生のような味わいじゃないか」 そのときはその意味を聞きそびれた。 あれから何年も経った今になって、「半分半分」の味わいが身をもって分かった。 1993年、東京映画祭に、レスリーは若手監督部門の審査員として招待されていた。 彼はしばらく会場内をあちこち回っていたが、ひとしきりしてようやく席に着いた。 あいさつや社交辞令を言って回って喉が渇いたのか、彼は飲み物を探しはじめた。 そしてテーブルの上にビールとオレンジジュースを見つけると、 オレンジジュース半分にビール半分を注ぎ足した。そして満足げに言った。 「まるで人生のような味わいじゃないか」 その意味を尋ねようと思っていると、彼はまた別の人たちに連れ去られてしまった。 翌年、『霸王別姫 (さらば、わが愛)』がアカデミー賞外国語映画部門にノミネートされたが、 惜しくも受賞を逃した夜のことだった。 多くの関係者は気落ちして早々にホテルへ戻ったが、 レスリーは親友の唐氏を連れて夜の街を遊び回っていた。 そこにばったり出くわした筆者に、 レスリーは小さな日本料理屋で気前よく夜食を振る舞ってくれた。 レスリーが唐氏に日本酒の熱燗をお酌しているその顔をふと見れば、 ふだんはクールな彼の表情が温厚になって、すこしずつ赤らんできていた。 そのときは、あのビールとオレンジジュースのことなど思い出しもしなかったが、 まさかこの後、彼に聞くことができなくなってしまうなんて思いもしなかった。 昨年、ロサンゼルスへアカデミー賞の取材に赴いた。 李安(アン・リー)監督の『斷背山』(Brokeback mountain) が最優秀作品賞を受賞した夜のパーティで、 李監督は顔色を赤白させていたが、しまいにはスタッフたちと語らい笑い、 飲んでやまた笑うといった様子だった。 なぜかは解らないが、そこに一瞬、レスリーのおもかげが重なって見えた。 後日、帰国便の搭乗待ちの時間を使って、おぼろげな印象を便りに、 あの晩、レスリーと夜食を食べた日本料理店を探した。 たしか「書湯(Book Soup)」の近くの通りだったはずだが、 いくら探しても見つけることができない。 しかたなしに適当なレストランに入って、オレンジジュースとビールを注文した。 半分ずつ割って飲むと、耳もとで突然、こんな声が響いてきた。 「酸いもあり甘くもあり、苦くもあり渋くもある。まさに人生じゃないか」 素敵な話でまいちゃうね。笑 話はすてきなんだけどさ、 ビールをなんかで割るって、、 ビールの焼酎割、ホッピーならありますけどね。 ホッピー、飲んだことあります? もう、めちゃくちゃ酔う。あいつを飲んで店でへべれけになったことありますよ。爆 ビールのように飲んだかアウトですよ。ええ、焼酎入ってますから。 ビールにオレンジジュース。。。汗。。 それってどうよ。 彼はゴミ口と呼ばれるほど、死ぬほどまずいものでもよく食べたというが、、これも、なんだか、まずそうだよね。爆 あなたの周りにゴミ口の人っています? 私の夫はゴミ口です。 死ぬほどまずいものでも食べます。 半分傷みかかってる、、と思われるものでも食べます。笑 昔、結婚前に彼が自作した、カレー(なんか変に生臭い匂いがして変な味のカレーだった) に納豆をいれ、もう、雑巾みたいなにおいのする自作カレーを食べてるのにはまいりました。 「すみれちゃん!食べる!?」 うわぁ、ありえない! 汗。 雑巾のにおいのカレーを美味し美味しと食べる彼氏。。(当時は彼氏でしたから汗) 最近は庭でとれた、八つ頭、、半分腐ってるのを彼は料理し、、 美味いと言って食べていました。 オットいわく、「すみれちゃんは前世で餓死したことないでしょ。おれはあるんだ。」 「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」 餓死、、っすか。。 なんかすごっ! ところで、 レスリー曰く、「人生の味がする」というビールのオレンジ割、、 まだ、試してませんが、今晩飲んでみるかなぁ。。 すごい不味かったらオットにやろう。

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