テーマ:サッカーの何でも・・・。(25)
カテゴリ:スポーツ
60年代にサッカーの名門チーム、マンチェスター・ユナイテッドで活躍した往年の名選手、ジョージ・ベスト氏が、ロンドン市内の病院で死亡した。59歳だった。
ベスト氏は北アイルランド生まれ。17歳の時にマンUでプロデビュー。68年にはイングランド勢初の欧州チャンピオンズカップ優勝に貢献し、同年の欧州最優秀選手賞を受賞した。長髪をなびかせたスタイルはアイドル選手の草分けとも言われ、人気と実力を兼ね備えた伝説的なプレーヤーだった。 現役引退後にアルコール依存症となり、02年には肝臓移植手術を受けたが、その後も飲酒を続けていた。今年10月に風邪の症状で入院、集中治療室で治療を受けていた。 「赤い悪魔」と恐れられた1960年代後半のマンチェスター・ユナイテッドには、数多くの優れたプレーヤーがいた。キャノンシュートを放つボビー・チャールトン、ジャックナイフヘッドのデニス・ロー、そしてマジカルなジョージ・ベスト。 1968年のUEFAチャンピオンズカップ決勝はベンフィカの予想以上の善戦で延長戦に突入していた。しかしベンフィカの選手達は、もう少しの体力も残っていなかった。左サイドでボールを持ったベストは次々とベンフィカの選手をかわしそのままゴールを奪う。このゴールで勢いづいたユナイテッドは延長戦だけで3点を挙げる。この優勝はサッカーの母国イングランドにとっても最初のUEFAチャンピオンズカップ優勝だった。そして何より、ミュンヘンの悲劇で亡くなったバスビー・ベイブスの夢を叶えた優勝だった。 戦術を無視したプレーを見せ練習を嫌ったベストはこんな事を言っている。「最高のレベルを極めるには、即興で創られる芸術が必要なんだ」。 他の誰が言っても、あまりに高慢に聞こえる。ベストだからこそ、こんなセリフも名言に聞こえてしまうのだ。 【ジョージ・ベスト】 国籍 北アイルランド 生年月日 1946/5/22 出身地 ベルファスト ポジション FW(WG) 身長 174cm 体重 65kg 代表デビュー 1964/4/15(通算37試合,9得点) 1964-75 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) 1975 ストックポート・カウンティ(イングランド) 1975 コーク・セルティック(スコットランド) 1976 ロサンゼルス・アズテックス(アメリカ合衆国) 1976-79 フルハム(イングランド) 1979-80 ハイバーニアン BLOGカンパニー ブログランキングにご協力を お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.11.26 00:45:27
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