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ヱヴァンゲリヲン新劇場版のストーリーが分かりやすくなる「S-DAT」の秘密を解説
という動画を観た。 S-DATとは磁気テープ式のデジタルオーディオ機器。 S-DATは物語の中で何度も登場し、重要なアイテムの一つになっている。 YouTubeの「エヴァファンch」では、独自の視点でエヴァンゲリオンの謎を解説している。 エヴァファンchの着眼点はとてもよい。 しかし「S-DATの役割が変化する」というのは違う。 「S-DATの役割は不変」なのだ。 S-DATは「絆」のメタファーなのである。 絆を紡ぐアイテムなのだ。 碇ゲンドウとの強い絆を感じている綾波。 綾波とシンジが二人きりでエレベーターに乗るシーンでは、 ゲンドウとの絆を否定したシンジの頬を、綾波は叩いた。 いつも冷静でクールな綾波が激昂するシーンは印象的だ。 人と人の絆が、エヴァ新劇場版の一つのテーマになっている。 エヴァQでは「S-DATが初号機から復元された」という設定になっていて、 S-DATはシンジの元へ戻る。しかし、そのS-DATは故障していて動かない。 渚カヲルは故障したS-DATをシンジから受け取り 「いいよ、動くようにすればいいんだね」と言う。 これは「壊れかけた絆の修復を試みる渚カヲル」を意味する。 そして同時に、S-DATはシンジとカヲルの絆を表現するアイテムとして使われている。
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最終更新日
2020年04月29日 08時36分32秒
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