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月のひかり★の部屋

月のひかり★の部屋

《 with smile. 》百首




 《 with smile. 》百首

1) 絹糸のような雨の中傘差さず心まで濡れて雨の水色

                           2005.2.16記 

2) 雨でも良い雪なら猶良い如月の一日(ひとひ)殊更用事とてなく

                           2005.2.18記  

3)「梅咲けば春は間近・・」と誰とでも出逢はば言ひ合ひすぐ又別るヽ

                           2005.2.19記 

4) 梅の花散らない先にあの事もこの事もしょうと新たな決意

5) 口ばっかりで実が無いのなら何としょう・・梅でも終いに梅干しになる

6) おとうちゃんは船場の商人やったさかい,せこいことなどせえへんかった

7) いつも来る二人の来ない理由(わけ)なんか考える?考えない?と又考える
                           2005.2.21記 

8) お爺さんの顔色よりも車椅子押す人の顔青くて辛そう・・

                           2005.2.22記 

9) 窓の外春一番の吹き荒れてゐることも気付かずお喋りしてゐた

10) 優しさとは即ち礼儀を尽くすこと・・判り易いけど端的過ぎるね・・

11) 長き冬哲学者みたいに気取っても堂々巡りじゃぁ進歩ないよね・・

12)「With Smile.」と広告の看板に書いてある。だから笑って又,歩き出す

13) 黒猫が冬の枯野を歩いてる。まるで黒豹みたいに気取って・・

14) いつだって心の中で同じ歌繰り返し唄って歩く我が癖

                           2005.2.24記 

15) 菜の花と黄色い首輪の猫,タンポポ・・春物語りのキャスト登場   

                           2005.2.25記 

16) 沢山な活字の言葉空に飛び電波の時代って凄い!と思ふね

17) 気が付けば松笠一つ握りしめ 川筋一人で歩いてゐたのよ

18) パスワード書いた手帳の隠し場所忘れはせぬかとそれも気懸かり・・

                           2005.2.28記 

19) 夕空を流れ行く雲じっと見る結末の無き小説読み終え

20) 明日はまた雨との予報・・殺傷事件相次ぎ春はとかく不安定

21) そこにある小さなガラスのスワンはね,大柄なK君の修学旅行みやげ

                           2005.3.3記 

22) パソコンの前に座れる足元に猫うずくまり長く吾を待つ

23) 一人ぼっちでお月さま泣いてる誰も皆自分のことに忙し過ぎて・・

                           2005.3.4記 

24) 手鏡に薄墨色の春の空,白粉(おしろい)はたいて能面みたい

                           2005.3.5記 

25) 八歳のアヤノのくれた藍色のハートの指輪を小指にずっと

                           2005.3.6記 

26) 何か少し腑に落ちない・・というように春の心も空も晴れない

27) うす煙立つ山間(やまあい)の人は今何想ひつゝ炎見つめる

                           2005.3.8記 

28)《ベサメムーチョ》って柄ではないけど取りあえずケーキセット
       頼み壁を見て待つ

                           2005.3.9記 

29) 飛ぶ鳥と清き流れの「春」と言ふ絵の中を行くその人は我れ

                           2005.3.10記 

30) もしかすると,星は優しさの落し物?夜空のきれいな理由(わけ)
        それでわかるね

                           2005.3.11記 

31) 哀しみの無きにしもあらぬ春の朝「喜びあり」と風に舞ふ雪

32) 春の雪降ってまた止み夕景色花か霞みか人惑わせる

33) 青きセキセイもう一度飼ってみようかな・・窓より逃げた春の日還らず
                           
                           2005.3.14記 

34) いつになく唄ふ鼻歌は恋の歌?「春ですねぇ」と言ふても怒らず                                           

35) 山茶花は花ビラ椿は花のまヽ散り落ちるポーズも花それぞれに

                           2005.3.17記 

36) 聴力の少し弱れるわが耳に心地良きかな春の水音

37) 日溜りの屋根の上より猫じっとよそ者のわれ見る旧き村落

                           2005.3.19記 

38) 笑はないお姫様が昔ゐたと言ふ それって大して悪くはないよね

                           2005.3.22記 

39) 飛べること鳥は如何にも嬉しげに我れの真上を幾たびも舞ふ

40) 誇るもの何も無きゆえHPはせめて画像の花で飾るね・・

41) イヌフグリ,ホトケノザなど咲き揃ふ春は名のみの風寒き道

42) 冷たくて美味しい酸素を肺いっぱい吸ひ込み吐き出す野原の真中

43) お日様が大好きなので黄水仙みんなあっち向き仕方ないわね・・

44) 少年と詩を読み学ぶ窓の外春嵐吹き雷(いかずち)光る

                           2005.3.24記 

45) 目閉づれば無数のみじん暗やみに光り渦巻きこれって宇宙?

46) 春はやっぱり寂しい季節さりげなく別れた生徒の笑顔ちらつく

47) ねぇ,ゴロー!そもそもの馴れ初め忘れたの?アイツにばっかり
        そんなになついて・・

                           2005.3.26記 

48) せっかくの春だと言ふのに短歌(うた)よりも欠伸とため息むやみに
        出て来る (^O^)ァ~ァzz・・
                           2005.3.27記 
                           
49) 空高く雲雀があんなに嬉しげに羽ばたき唄って本物の春

                           2005.3.28記 

50) 束縛を嫌がるゴローを膝の上そっとそのまま自分も眠る

51) 枯草が空き地で風に揺れてゐる春でも淋しい逆光の景

                           2005.3.29記 

52) わが猫の見上ぐる硝子の向かふ側風に震へるジャスミンの枝

53) 過剰なる期待,接近などせずにそっと逢ひたいサクラノキミマロ
                                   
54) 携帯電話で話しつヽ登る坂の上黄色きミモザの花あふれ咲く

                           2005.3.31記 

55) もう今にも咲きさふなサクラの並木道静寂の中を川は流れる

                            2005.4.2記 

56) 清浄の薄き世なれど白蓮の花しろじろと高きこず枝に

                            2005.4.3記 

57) 薄曇りの空にしろじろ白蓮の花も咲き初め春は喜び

                            2005.4.4記 

58) 瞑想はやがて眠りに落ちて行き束の間の夢見る花かげの椅子

                            2005.4.5記 

59) サクラ咲き春は爛漫 されどわが心鬱々長きトンネル

60) ユキヤナギ,白き木蓮,白き蝶・・歌詠まずともそれで充分・・

61) にこやかに見知らぬ人とお辞儀する赤き椿の細き坂道

                            2005.4.7記 

62) 言葉など無くても君は笑ってる私は寝転びサクラ見てゐる

63) 夕風に限りなく舞ひ散るさくら花信号待ちの肩にも膝にも 

64) 靴ひもを結び直さむとしゃがむ時,目の前に揺れてる君はペンペン草

65) マンホールに地下水流るゝ音響き小説「レミゼラブル」ふと思ふなり

                            2005.4.10記 

66) 電子レンジに「ピピピッ」と呼ばれて「ハイ,ハイ,ハイ!」
        今日は亭主が元気でお留守 (^o^)
                            2005.4.12記 

67) 青空とサクラはやっぱりお似合ひね。せめてピンクの服着てチーズ!

68) しずしずと花盛りの道行く姫君の辿りつく先専業主婦業
                            
                            2005.4.14記 

69) 「厭ですね・・」「厭ですわよね・・」満開のサクラの下でも
        始まる会議        
                            2005.4.15記 

70) フランス人形ルミちゃんの横に行儀よくお座りなどしてなぜやの?
        ゴロー・・

71) 困ったね桜の下のボク達をスケッチなどしてお家に帰れず・・
                            
                            2005.4.16記 

72) こけさうでもこけずに駆けゆく幼な子を祖父追ひかけるサクラの吹雪

                            2005.4.18記 

73) 「風吹けば花びら掃けどもきりも無や」老女(おうな)の足どり踊るが如し

74) 台所の黒板に「風」の一文字を消し忘れたまま春過ぎてゆく

                            2005.4.19記 

75) 「黄の蝶も飛んでゐます」とさ緑の公園のベンチでメールを飛ばす

                            2005.4.22記 

76) パソコンのご機嫌取りにうんざりで午後から草抜きばっかりしてゐた

77) 風と蝶、川と私、空の下どれも動いてゐるものばかり

                            2005.4.26記 

78) 影法師光の中を私といったいどこまでいっしょに行くのか

79) シジミ蝶も小さき影ひきチラチラと草の原っぱ無邪気に飛んでる

                            2005.4.27記 

80) 「いったい誰が悪かったのか」そんなこと全てを見てゐた空も知らない

81) 黒板に《風、海》の二文字書き残しあの子はママと帰って行った

82) ピラピラと風に転がる花びらの行く方気になる無意味なれども

                            2005.5.2記 

83) 藤の花風に揺れてるギ~コギ~コとブランコも揺れる私を乗せて

84) あの木ってまるで緑の爆発が起きたみたいね。もう夏やもん・・

                            2005.5.4記 

85) 思ひ出はビデオのように何冊も心に仕舞はれ再生自由

86) ハナミズキ水の畔に白く咲き忘れむとして忘れ得ぬ人

                            2005.5.5記 

87) 一輪車の少女の走る後ろから花の香りのそよ風もゆく

                            2005.5.8記 

88) かきつばた水のほとりに咲く日暮れ伊勢物語の歌など想ふ

89) 蛇の出て来さうな草の原っぱにおのずからなる細き道あり

90) ほうほうと風鳴る耳に今ひとつ段差を落ちる水音近づく

                            2005.5.9記 

91) 歯科医にて今朝歯を一本抜いてから何故だか優しき私始まる
     
92) 五月雨に濡れて駅までたどり着き水玉の傘買ひルンルン帰る

93) 五月雨に車走らせ妹に逢ひにゆくなり仲直りして
     
                            2005.5.12記 

94) ねぎ坊主すくすく立ってる 顔のないお化けの子らのやうで可愛い

                            2005.5.14記 

95) 草抜けばクシャミの連発、草だって精いっぱいに抵抗してゐる

                            2005.5.15記 

96) 悲しみの極みの果てに贈られる優しさといふ名のリボンの花束

97) にら、三つ葉、オクラの苗が育ってる私が風邪で寝てゐる間に

                            2005.5.20記 

98) 夏祭りの係りになって土曜日の夕暮れを急ぐ集会所へと

99) 空高く飛んでしまったあの風船今でも想ふ眠る前など

                            2005.5.23記 

100)歯科医院の待合室に花はなく花を描いた額壁にあり

                            2005.5.24記

 

                            
                                                                                                               



                                                                                                                                                                                                 


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