ユビキタスモバイルの夢

2008/01/14(月)11:49

携帯のレアメタル再利用促進

携帯電話・モバイル(4342)

経済産業省は13日までに、携帯電話など電子製品の製造に欠かせないレアメタル(希少金属)のリサイクル推進策を導入する方針を固めた。価格の高騰するレアメタルの安定供給を図るため、携帯電話の販売店に顧客へのリサイクル情報の説明を義務付けるほか、製造企業には廃棄物削減が期待される環境会計の導入を促す。18日に召集される通常国会に資源有効利用促進法改正案の提出を目指す。  レアメタルの一種であるパラジウムやプラチナを含む金属は、細かな加工が可能で携帯電話の微細部品の材料に使われているほか、充電器などの接続部には金や銀などが多く含まれている。良質な金鉱石1万トンに含まれる金は50グラム程度だが、携帯電話1万台を回収すれば200~300グラムの金が再利用できるという。しかし、個人情報を入力した携帯電話のリサイクルには消費者の抵抗感が強く、回収台数は2006年度で約600万台と出荷台数の約12%にとどまっている。  改正案は携帯電話の販売店に、1台に含まれるレアメタル量や個人情報の流出防止策を購入者に説明することを義務付ける。リサイクルへの抵抗感を払拭(ふっしょく)し、資源の有効利用に理解を求めることで、回収台数を大幅に引き上げるためだ。 出典:http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200801140005a.nwc

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