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需要の波から受ける影響を小さくするため、建機大手は建機の販売後も顧客とのつながりを保てるサービス事業を育てる方針だ。国内最大手のコマツは10月、NTTドコモなどと共同で土木建設業界向けクラウド「ランドログ」を始める。
通信機能を持つ油圧ショベルやブルドーザーでの施工履歴、作業員が持ち歩くスマートフォン(スマホ)などの情報をクラウド上に蓄積。建設現場の作業をネット上で一覧できるようにして、施工現場の効率化につながる新たなサービスを様々な業界が自由に開発・導入できるようにする。 建設現場の人手不足を背景に、建設工事の効率を高めるニーズは高まっている。ITの活用で建機の稼働率を高める、施工の精度をより精緻に管理する、などのサービスが実用化できる可能性がある。 コマツはクラウドを通じて自社インフラを使ったサービスを増やし、建機のユーザーを囲い込む戦略だ。第1弾として産業機械レンタルのオリックス・レンテック(東京・品川)とは、同クラウドを使ったドローン測量サービスを始める。 日立建機は16年以降、米鉱山機械部品サービス会社やオーストラリアの鉱山機械部品大手を相次ぎ買収。アフターサービスなどの売上高比率を16年度の35%から19年度には50%に高める方針で、建機向けのクラウドサービスも9月に始める。 出典:https://www.nikkei.com/article/DGXKASDZ28IHJ_Y7A820C1TJ2000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
September 10, 2017 07:32:10 AM
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