ピンポイントplus

　神山高校1年B組の折木奉太郎（おれき ほうたろう）は姉が所属していたものの、部員不在で廃部寸前な古典部に入部。
　学校生活の中でおこる謎を次々と解決していく、第14話



　千反田は、文集をおいてくれる展示を探して校内を歩く。
　入須先輩は、千反田に、ひとのいないところで異性に頼むのが効果的とアドバイス。




　ぼーっとしている奉太郎のもとへ、かぼちゃのマスクをかぶった２人組が登場。
　トリックオアトリート。聖歌研究会の訪問販売でビスケットを100円で売りにきた。
　かぼちゃ頭は、机の上の置かれたピストルに目をとめた。


奉太郎
「なんなら、ビスケット２袋と交換してやってもいいぞ。今なら文集にそのピストルをつける。」

　感謝のしるしに、とかぼちゃ頭はビスケットと一緒に小麦粉の袋もおいていった。



お料理研究会主催「ワイルドファイア」がスタート
古典部チーム、福部と千反田の２人で食材を使い切ってしまった。
漫画研究会からかけつけた伊原のところには、たまねぎ１つ。
奉太郎は、窓から小麦粉を投げ、伊原は食材の残りでかき揚げ丼を完成させた。
かきあげを作るときにおたまがなかったという伊原。
千反田は食材トレーの下に、「おたまは失われた」というメッセージを見つけた。


　まとめ・感想・考察

　奉太郎が文集を売りながらさりげなく続けていた物々交換がここで完結。見事な連携プレーで料理大会は古典部が優勝でした。
　一方で、謎のメッセージとともにものがなくなる謎がまだまだ続くようで、文集「氷菓」を売り切ることができるのか、やっぱり「気になります」


■原作小説

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