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カテゴリ:投資・株主総会記事
6月18日10時 後楽園にきました。東京ドームシティホールでエイベックスグループ第26期定時株主総会です。 長らく定番だった東京国際フォーラムから離れ、今回は初めての総会場。いつもは日曜日開催さったのですが、平日開催になったのも上場以来初めてのことです。EXILEやSKE48、浜崎あゆみなどでおなじみのエイベックスですが、ソフトバンクと共同でたちあげた動画配信サービス「UULA」をはじめ、映像配信事業が絶好調で、昨期につづき、今期も過去最高売り上げ、最高益更新となっています。 まずは、質問状による質問が1つ 1-1. BeeTVのような新規事業の取り組みを今後どう考えているか (※BeeTV・・・ドコモの携帯電話向け音楽配信サービス) 映像配信が好調で2014年度の目標を2013年度中に達成 昨年30億円を出資してUULAを立ち上げ、今後はUULAを拡大して軌道にのせる予定 1-2. 株主総会の日曜開催をなぜやめたか ピーク時54000人いた株主数が34000人に減少。機関投資家の持ち株比率が増加したため その後の株主質問は8人。 1. 借入金114億あるが、現預金も120億ある。返済しないのか。 近年返済をつづけ、財務環境は改善 ビジネス展開上必要になることがあるので、手元資金を用意している 2. 株主総会でライブをしないだけでなくおみやげもないのはなんとかならないか。 ライブがなくなったのは株主の公平性とオークション問題(昨年度の総会参照)があったため おみやげについては今後継続的に検討 3. ダンス事業で純損失1億円でているが、原因は 現状投資段階、オーディションやカリキュラム作成などのため。再来期には黒字化の見込み。 4. 海外の子会社では利益はでているのか 音楽環境の変化に伴い厳しい状況。音楽関連事業でアジア展開拡大を検討 5.a-nationだけでなく所属アーティストのライブも株主優先販売できないか。 a-nationは所属している多様なアーティストを体験してほしい目的 個別アーティストについては今後検討 6. a-nationの出演アーティストはまだ決まらないのか。明日受け付け開始だが 明日発表予定 7. 2号議案(定款一部変更、古物仕入れ販売、オークション営業)はどのような戦略か ファンクラブで要望が強かったアーティスト所有物のオークションを始める準備 8. 株主数が減少して、機関投資家が増えているが、株主について今後どう考えるか 個人株主はアーティストファン、機関投資家は事業に関心を持っている傾向がある。どりらが重要ということはない その後、議案の採決、11:00頃終了 出席株主は200人程度、総会前後にはドリンクコーナーでオレンジジュースとお茶のサービスがありました。 総会のお土産 ・エイベックスのクリアファイル(中に議案修正のプリント) 配当金はこれまでの40円から55円に増配。今後も連結配当性向35%(これまでは30%) 配当金の最低水準は50円にアップ、CD事業から新規事業へ進化を続けるようです。 <株主優待> 300株以上・・・CD+「a-nation」チケット10%引 500株以上・・・CD+DVD+「a-nation」チケット10%引 1000株以上・・・CD+DVD+「a-nation」チケット20%引 (100株以上はグッズ通販30%引) <過去の株主総会記事> 2012年 エイベックス株主総会 2011年 エイベックス株主総会 2010年 エイベックス株主総会+シークレットライブ 2009年 エイベックス株主総会+シークレットライブ ※ トラックバック設定がなくなりました。 記事URLをのせてコメントいただけるとリンクが入りますのでお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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