ピンポイントplus

2018年 8月22日
青空が広がって30度を超える暑さの東京港区六本木。
テレビ朝日のとなりにある六本木ヒルズ49階で、gamewithの第５回定時株主総会です。
gamewithは2017年6月に東証マザーズに上場したので、公開後初の株主総会ということになります。
　事業領域は
①ゲーム攻略サイト
②ゲームレビュー
③ゲームユーザー同士の情報交換
④ゲームタレントによるyoutube配信


１．流動資産が多いがどうするか
　海外展開と、新規事業への投資に使う

２－１．記事を盗用したとき、されたときのリスクは
　一時期盗用したことについて話題になったが、先方とはすでに和解した。
　今後盗用のないように、ガイドラインを作成し教育を徹底。
　盗用されたこともあったが、業績に与える影響は軽微。

２－２．取締役が５名から３名に減員。そのうち２名は他社との兼任が多い
　兼任が多いが、上場会社の役員は当社のみ。事業領域を広げるので、執行役員体制にしてスピード感を高める。

３－１．上場してから株価が下がり続けているが、株主構成比率とかどう考えるか
　長期的な企業価値工場のためにＩＲで中期経営計画を作成して公表する。

３－２．中国で規制がありゲーム業界が冷え込んできているが、業績どうなるか
　出稿が減るなどのマイナスの影響は今のところない

　その後採決で、10:40頃終了。15分の休憩ののちに同じ場所で会社説明会。
　休憩時間中に、封筒に入った説明会資料が配られました。
　説明会は、映像による会社紹介と、今後の経営についての説明。
　今後の事業は
①ブロックチェーン　・・・　ユーザー間のゲームアイテム売買ができるようにする
②e-スポーツ　　　　・・・　各種大会に所属チームを出場させる
③ゲーム資金調達　　・・・　新規ゲーム開発時にユーザーから資金を集める

　その後質疑応答。

１．安定的な収益の確保ができる事業は
　既存のメディア事業は安定している

２．ブロックチェーンゲームはどれくらいのスタッフがかかわるか。賭博性はでないか
　開発はすでにスタートしている。ソーシャルゲームのガチャの景品を売買するわけではなく、賭博性のないものにする。

３．ゲーム内アイテムが資産になっていることはすでにあるか
　海外ではオンラインゲームのアイテム売買はすでにある。
日本でも規制のないゲームでは行われている。

４．e-スポーツのチームを作るのはコストになっていて収益性がないのでは
　スポンサー収入や、youtubeでの配信などがある

５．海外展開するときに、既存の海外メーカーと差別化できるか
　日本でも2012年まではwiki中心だったが、ライターの雇用で質を確保できた。それを海外でも展開する。

６．ブロックチェーンゲーム、開発費は大丈夫か。
　カジュアルゲームにして開発費をおさえる。今期計画にはいれていないが、今期中のリリースを目指す。

７．e-スポーツを教育機関と連携して広めることはしないか
　現状ない

８．株価がさがっているのは、成長が鈍化しているからではないか
　スマホゲーム市場が鈍化するとともに、サイトのＰＶ数が横ばいになってきた。
　一方、ユーザー１人あたりの広告収益がのびてきた。

９．ゲーム依存症のリスクは
　スマホゲームはすきま時間に遊ぶものなので、かつてのパソコンゲームのような依存症はおきにくい。

１０．ゲーム資金調達に仮装通貨はあるか
　クラウドファンディングなどを想定。

１１．ゲーム資金調達をしてプラットフォームそのものを作る？
　ゲーム開発に際して一部手数料をとるなど検討。
　ゲーム開発にはリスクがあり、資金を集めてもリリースされないこともあるが、既存のクラウドファンディングにはそれを審査する機能がない。

　説明会終了は11:45頃、出席者は100名程度、用意された席がほぼすべてうまったかんじでした。

　総会のお土産

・　ペットボトル１本（お～いお茶　または　水）



　※　トラックバック設定がなくなりました。
　　　記事URLをのせてコメントいただけるとリンクが入りますのでお願いします。