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あんみつ先生、母校で初授業です。
(とはいえ、生徒には「先生」と呼ぶなと言ってきましたが)。 生徒の数はおよそ40人。普段は30人ずつ2クラスなので、 少々人が多い感じでした。 日本の「大学」ってのは、かなり久しぶりです。 その間に世代も変わり、学生の性格・性質も変わっていることを想像しながら、 ワクワクしながら行ってきました。 私が、日本の先生から聞いていたのは・・・ 「元気がない」 「覇気がない」 「いわゆるいい子だけど、創造・想像力がない」 「言われたことしかできない」 「発言しない」 「やる気がない」 「男の子が特にダメ。草食系だし」 ・・・と、まぁ、とほほな内容です。 本当にそうなのかしら?そうだとしたら、どうすればいいんだろう? アメリカだと、頼まなくても発言をしてくれる子供が多いので、 どうやったら日本の生徒が手を挙げて発言するんだろうなんて、 あんまり考えたことありませんでした・・・。 日本の大学の「講義」では教師がだーーっとしゃべって、学生は黙って聞いているだけ、 という授業が多かったと思うのですが、 アメリカでは(噂ではイギリスも)、生徒が自由に手を挙げて教師に質問したりするところが見受けられます。 ・・・アメリカ式教育法を日本の学生に当てはめたら、どうなるんだろうか? 「うまくいくわけないよ。」 「まぁ、頑張って。」 と、日本の先生には言われました。 アメリカ式教育法というと、変ですよね。 ただし、学生にもどんどん授業に参加してもらって、意見を言ってもらうっていうの、 どうして「うまくいかないん」だろう・・・? もしかしたら、意見があって、いいアイデアが思い浮かんで、何か言いたい!っていう子も いるかもしれないのに。 ・・・ということで、初日そうそう、やってきましたよ。 日本の学生が恐れるという「ディスカッション」。 ただし、怖がりさんを考慮して、最初は「ペア・ディスカッション」。 ・・・!!! これは、驚きです。今まで、話をしたことがなかった男子と女子が頬を染めながら、 一所懸命話をしているではないですか。 (ここだけで、いい仕事したような気分)。 折角同じクラスなのに、一度も話をしたことないまま終わるって、 なんだかもったいない気がします。 どうせなら、クラス全員と話す機会があれば、もっといろんな考えに触れることもできるし、 (将来婚活や就活をする人の役に立つかも) 実は友達から習うことって色々多いんですよね。 いけるじゃん、ディスカッション。 ペア・ディスカッションの後に、クラス・ディスカッションにしたら 10人くらいが挙手をして色々と意見をいってくれました。 ・・・ほぼ全員男子。 何ーー!?草食とみせかけて、実は肉食系の男子が多いのかーーーー!!? 女子、完敗。一人か二人しか発言がありませんでした。 状況が、私が聞いていたのと全然違うじゃないか・・・。 きっと、私のおっさん度が高過ぎたから、乙女がついてこれなかったに違いない。 日本に帰ってきて、なかなかいい経験をさせてもらっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.06.13 17:37:15
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