先行投資?
ようやく抱えていた翻訳の仕事が一息つきました。ほっ。10人くらいで分担した翻訳でしたが、私が担当した範囲はほぼ4分の1。残りの方々は、9人で4分の3を担当したわけですから、12分の1ずつの担当だったのね。つまり、単純計算すると、同じ締切なのに、私は他人の3倍の量を担当していたということになります。どおりでしんどかったはずだ・・・。まぁ、今後も校正がどんどん来ますでしょうが、それはまぁゆっくりやっていくとして、とりあえずほっとしています。で、せっかく仕事が終わったので、調査の合間に何かできることはないかなと、考え始めて、先行投資することにしました。いや、株とかじゃないですよ。自分に先行投資です。留学して7年。学位も1つ取り、今は2つめを取ろうとしています。でも、日本のアカデミアでは就職がない。はっきりいって、留学しようがしまいが、就職にはあんまり関係ないようです。それよりも、日本で本を出版した方がいいと言われました。これじゃぁ、留学しようっていう若い人も減りますわな。一応、アメリカで授業も教えていたりしますが、私の専攻は英語ではないんですよね。ですから、アカデミアで自分の専門の仕事がないから、英語を教えようっていっても、これまた職がないわけです。それよりも、大学で英語学とかを専攻して、英語圏に半年から1年ほど留学した経験がある人の方が、就職しやすい。これ、どういうことかというと、履歴書を出す時点で英語力・英語教育力を調べようがないからなんでしょうね。人によっては、「自分の知り合いのアメリカ人は日本に10年もいるけど、ちっとも日本語をしゃべれないぞ。」とか言いだしかねません。ただし、アメリカの大学院で英語力なくしては教えることはできないということは、周知の事実なんですけどね(苦笑)。なので、仕方がないのでTesolの資格をオンラインで取ることにしました。先行投資で約4万円ほど。まぁ、実際の授業にいくと軽く10万は超えるので、オンラインの方がいいわけです。(それに、今、アルゼンチンだし)。どういう資格なのかよくわかりませんが(笑)、ないよりかはあるほうがマシのような気もするので、合計20ユニットの120時間コースを取ってます。やる気になれば1か月で取れますとウェブサイトにはありましたが、私は今日1日で3ユニットを適当に終わらせてしまったので、やる気の人はもしかしたら1週間から10日で終わらせることができるやもしれません。調査中なので、私は1か月かけてやろうかなぁと思っています。外国語って、上手な人はすぐに上手になるんでしょうけれど、私のように少々怠惰で、あまり語学に熱意をもやしていない人間は時間がかかります。(何事もモチベーションが大事とはこういうことですね)。ただし、裏を返せば、嫌いな言語でも時間をかけりゃ、ゆっくりできるようになる、ということです。必要に迫られないとできない=必要に迫られると誰でもできるようになる。まぁ、こういうことでしょうね。しかし、このTesol、役に立つんだろうか。まぁ、無いより、持ってた方がいいんじゃないか(?)ということで。年内にこれ取って、目指せ、日本での就職(笑)。