事故の恐怖
なんとまぁ・・・あんな事故に巻き込まれるとは・・・今日はバイトでした。8時スタートの9時終わりでした。授業もいつもどうり終わってチャリで帰ります。俺のバイト先は戸畑駅にあるので駅前を通って帰ります。さて近々、北九州市長選挙があります。それに向けての駅前で選挙カーが無駄に大きな声でわめいていました。そして党員の人がこれまた大声で名前を叫びながらチラシを配っています。そのときは突然でした。党員のスグ横を通ろうと思ったら。党員「よろしくおねがいしまーす!」MMson「ボグゥ!」俺の方を見ていない党員が突然チラシを持った手を向こう側から歩いてきたサラリーマンに差し出したのです。ちょうど、ヒジでのラリアットを自分から食らいに行った感じです。俺は駅前で大ゴケ。その場に立ち尽くす党員。党員「すす、スイマセン!!」MMson「ご、ゲホっ!」必死で呼吸をしようとする俺の視線の端に写ったのは見て見ぬ振りをして通り過ぎるさきほどのサラリーマンでした。党員「d、大丈夫ですか!?」MMson「ぐ、えぇ、なんとか・・・」党員「ほんとスイマセン」MMson「いやいや、お姉さんどうしてくれるんだい、コレ。ノドがイカレて服も汚れちゃったよ。言葉だけのお詫びじゃあねぇ。誠意を見せてよ、誠意をさ。それさえ見せてくれたらもう大丈夫です。」こんな俺の気持ちを察したのか党員が一言。党員「あの・・・コレ・・・どうぞ。」そして彼女はおずおずと自分の応援する立候補者のチラシを俺に渡してきたのでした。