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2006年03月24日
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カテゴリ:本(小説)
勝者に報酬はない・キリマンジャロの雪―ヘミングウェイ全短編 2―『勝者に報酬はない・キリマンジャロの雪―ヘミングウェイ全短編 2―』 ヘミングウェイ 著

 んと、名作よね~。
 「キリマンジャロの雪」ですが、
 良い!!ん、当たり前って感じですが、良い!!
 
 有名な冒頭文
  ↓↓↓
 ―キリマンジャロは標高6007メートル、雪に覆われた山で、アフリカの最高峰と言われている。 その西の山頂は、マサイ語で、”ヌガイエ・ヌガイ”、神の家と呼ばれているが、その近くに、干からびて凍りついた、一頭の豹の屍が横たわっている。 それほど高いところで、豹が何を求めていたのか、説明し得た者は一人もいない。
   ヘミングウェイ作 「キリマンジャロの雪」 高見浩訳 新潮文庫 より

 
 内容とは一見関係なさそうな感じですが、気になる冒頭文ですよね。
 読んだことない人は読んでください。損は無いです。たぶん得します?

 作品には関係ないけど、頂上には、「我々は、かなた国境に輝くキリマンジャロ山頂に、灯火をかかげよう。絶望あるところに希望を、憎悪のあるところに尊厳を与えるために・・・」と書かれたレリーフがあるそうで、キリマンジャロは1960年代アフリカ植民地独立の象徴という感じでもあるみたい。なるほど。  





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Last updated  2006年03月26日 23時20分21秒
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