日本テリア：モアナと子ども達

膵炎は、一昔前は「しばらく絶食」が犬猫の療法でした。
が、絶食で膵炎を治そうとすると時間がかかる、ということで、今は「食べながら治す」に変わったそうです。
という訳で、モアナもお薬を飲みながら「高タンパク質、低脂肪」の療法食をアドバイスされました。

高タンパク低脂肪の犬猫ご飯をどうすれば、、、と苦労されている方もいらっしゃると思うので、モアナに今現在与えている療法食情報を記録してみました。ご参考になればと思います。

かかりつけ医でモアナに勧められたのは、豆腐や豆乳。でも、モアナは軽度ですが大豆アレルギーがあります。ので大豆食品は却下。
で、思いついたのが無脂肪ヤギミルク。

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ですが、どうも乳糖があまりモアナの膵炎には良くなかったみたい。（あくまで、モアナの場合は、です）
なので、思い切って脂肪どころか乳糖もない、純粋にタンパク質のみで勝負！（って、大げさ？）
結果、汁物ばかりになっちゃいましたが、モアナさん少しずつ回復してきています。


１）カツオ出汁
花削りをどっちゃり買い込んで、出汁をとっています。料理に使う訳じゃないので、とにかく鰹節のタンパク質がしっかりお汁に出て欲しいから、火を弱めてからしばらくグツグツ煮込んでます。
（モアナ母ちゃん、自分の料理には出汁の素を使ってばかりだったのに、ひ〜さしぶりで出汁をひきましたよ）

２）干し貝柱の戻し汁
割れ貝柱を買い込んで、一晩から二晩水につけておいた汁です。割れた訳あり貝柱とは言え、結構なお値段ですが、モアナはカツオ出汁よりお気に召したようで、多少薬を混ぜても飲んでくれます。
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３）須崎先生の栄養スープ
須崎動物病院で出しているもので、料理にも使えるそうですが、専らモアナのお食事でございます。
干し貝柱を戻し忘れた時とか、こういう粉末のがあると助かります。
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４）牡蛎の煮汁
もう牡蛎のシーズンは過ぎましたけど、煮物用の牡蛎はまだスーパーに出回っていますので、これをしっかり煮込んだ汁のみを与えています。
鰹出汁とかより濃厚でグリコーゲンも含みますので、活力が出るようです。が、現段階では数日に一食程度がいいようです。

５）エゾシカの骨スープ
これは、上記の出汁に混ぜたり、単独では少し温めて匂いをたてて食欲を刺激するとよく飲んでくれます。
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６）鹿のスープ　
こちらは内臓も材料に入っているので、温めるとウッとなる臭いです。が、犬達は好きですねえ。。。骨スープと比べると若干脂肪分が入って来るので、あまり与える頻度は高くありません。でも、鶏や牛と比べると脂肪分は相当低いので、膵炎の療法食としてはいいかなと思います。
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他にも、まだ試していないけど、干しえびの戻し汁とか、アサリや蛤の煮汁もいいんじゃないかと思います。
早く固形物が食べられるようになるといいね、モアナちゃん！