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2009年01月21日
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カテゴリ:読書

本屋大賞2008 受賞作を夏から読み始めて
やっとこの赤朽葉家の伝説 で10作品を読み終えました。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

“辺境の人”に置き忘れられた幼子。
この子は村の若夫婦に引き取られ、
長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、
赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。
これが、わたしの祖母である赤朽葉万葉だ。
―千里眼の祖母、漫画家の母、そして何者でもないわたし。
高度経済成長、バブル景気を経て平成の世に至る現代史を背景に、
鳥取の旧家に生きる三代の女たち、
そして彼女たちを取り巻く不思議な一族の姿を、
比類ない筆致で鮮やかに描き上げた渾身の雄編。


赤朽葉家の伝説

第一印象では10作品の中で一番興味のものでした。
内容もまったく分からないし赤朽葉家って何?
って感じでしたけど、始めからハマリました!!
千里眼を持った山出しの捨て子の祖母、
その娘のヤンキー上がりの母、そして何者でもない私
女三代のお話しが面白かったです。
特に戦後から高度成長期にかけての祖母の時代、
バブルやその後の不況の母の時代が面白かったです。
そして、飽き初めてきた私の頃。
ところが後半で、また引き込まれました。

桜庭一樹さんは今回2作品が受賞しています。
先に読んでいた9位の私の男
こちらは、ドロドロとしていて
読んでいて息苦しい程でした。
あまり好きではなかったですが、
息苦しくなる程に引き込まれていたんでしょう・・・


私の男


design*yuippie





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Last updated  2009年01月22日 10時49分40秒
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