2005/11/09(水)07:07
考えなかった
実家母と電話。
もちろん、我が家の問題もたくさんあるけれど
いまの世の中の動きとこれからについてあれこれ話した。
すると母が
「子育てしていて、忙しくって自分のまわりのことしか考えらなかった。
そんな社会のこととか考える余裕がなかった。」
と言っていた。
これは当たってるかも。
特にうちに母は、妹と私が12歳離れているのもあって、子育てに費やした
期間はかなり長く、やっと妹も大学にいき、少し気持ちに余裕がでてきたところ。
4つ葉プロジェクトの杉山さんの日記
「ほんとうはできるのに、できないふりをするのはよそう 」
は、最近考えてたことが書かれていて、ストライク、ど真ん中でした。
香山リカさんの書評の
「なぜ女性たちがストレスを抱える社会なのか」という問題も
同時に考えなければならないはずだ。
すごく納得。
自分の体をなおすのも、大切だけど、どうしてこういう社会なのか、
そこまで考えていくことが大切なんだと思う。
先日、あゆあゆマロンさん が、ファミリーフレンドリー企業についての日記に
勤務していた会社に意見書を提出して時短勤務が小学校就学前
までに延長されたというコメント書いてくれました。
こういう、実践例って、いま働いている人たちにもすごく大きいんじゃないかなと思う。
こうやって、できるんだ、自分でもできるかも、って気持ちになるし。
経営者の考えを変えていくのももちろん、支援策では必要だけど
そこで働いていく人が声をあげていくことで、変わることも大きい。
こういうふうにしたら、こうやって変わりました。
という事例をみんなで共有できたら、少しずつ変わっていくんだと
思います。