全部食べていいんだからね!
今はネットの時代になったせいか、以前ほど気にはならなくなったかもしれないが、テレビ放送には地域格差というものがあり、地方に行けば行くほど、放送局が限られることもあり、今ほど自由に何でも見ることが出来なかった。30年程前ともなればそれはより顕著であり、当時はアナログ放送だったので、チャンネルを無理やり合わせれば、隣県のテレビ局にかろうじて合わせられたりしたので、ほぼ砂嵐の状態の中で本来は放送されていないアニメなどをみたりしたものだ。そのため見たいものを見るではなく必然的に放送されているものを見るしか選択肢がなかったのだ。そんな中「美味しんぼ」というアニメがあった。知らない人はいない、というにはすでに過去の作品になりつつあるが、100巻を超える有名グルメマンガ原作アニメである。マンガは読んだことがなかったが先述の通りの理由で、放送しているから見たという事だ。しかも当時ゴールデンタイムにやっていたので、子供であればアニメの方を見る事だろう。このアニメ「美味しんぼ」だが、本放送はもちろん再放送もよくされていたので何度も見ていた。とかく昔はよくアニメの再放送が朝やら夕方やらによくやっていたものだ。20年ほど前であれば、夏休みや春休みだけ午前中にアニメの再放送をやっているという地域もあったのではなかろうか。当時は録画機器が一般家庭にまだ完全には普及していないような時代ではあったが、この再放送が頻繁に行われていたため、特定の作品については何度でも見られるという様な状況があった。しかしさすがに全ての放送を見るという事はしていなかったし、前述の長期の休みの間だけ放送していいたりというのがあったりすると、全話放送されなかったりするので、最初の方の話ばかり何度も見たり、特定の回だけ何回も見るという事があったりしたものだ。ネットフリックスで配信されているのはわかったいたので見られるものならまた見たいなと思っていた。ただ100話以上あるので見るのをためらっていたのだが、つい先日からなんとか見始めることができたのだ。ところで「カツオのたたき」をどのように食べるだろうか。一般的には醤油とショウガで食べたり、玉ねぎやネギを刻んだものと一緒にポン酢で食べたりだろうか。我が家は比較的「カツオのたたき」が食卓に上がることが多くよく食していたのだが、正直そんなに好きではなかった。食べたことがある方は判るだろうが、味そのものよりもその生臭さが苦手だろう方もいるのではないだろうか。新鮮なものであればそうでもないだろうが、おおよそ夕食に上がるもので、しかも値引きシールが付いてるものだったりするとなかなかクセが強い。そんな時にこのアニメ「美味しんぼ 第10話 料理のルール」である。(マンガの方は判らないのでそちらは省略)フランスの有名店が日本に出店するということで、新聞社や有名料亭なんかに招待状が送られ、山岡たちが出向くとそこにはあの海原雄山が‼雄山は出てくる料理にケチをつけまくり、しまいには出てきた料理に自分で用意したわさび醤油を付けて、こっちの方が旨い、他に上手い食い方のできるフランス料理はクソ、懐石料理はそんなことは絶対出来ないので日本最高、みたいな傍若無人を働き、我が物顔でうんちくをたれる始末。そこで山岡が、懐石料理もそうでもないやろ、といつものとおり雄山に食ってかかるじゃあやってみろやと後は売り言葉に買い言葉で、とテンプレの流れになり・・・。と雑にあらすじを書いてみた。まぁ正直そこまでの流れとかはどうでもいいのだ。士郎が何をしたかである。そこだけ言ってしまうが、カツオの刺身をマヨネーズ醤油で食べたのである。作中ではこんなの邪道、とかキモチワルイ、とか言われて散々だったが、いざ食べてみるとなんだウメーじゃんというコレまたいつものアレ。何が言いたいかというと、コレを見て以来、カツオのたたきにはマヨネーズなのである。もはやそれ以外はないのである。ただそれが言いたいだけなのだ。他に何かあるのか?と、自分でも疑問に思って最近色々試したりしたが、結局マヨネーズに戻ってきてしまった。それぐらいマヨネーズ一択なのである。さらに言えば本当に言いたいのはそこでなく、マヨでカツオ食べた雄山が、ふざけんなこんなの認めんぞ! もうええわい! お前らで勝手に食っとけボケッ! とツンデレかますところ。あ、残りの料理ちゃんと食べてエエんやwお前ら出ていけー、とかじゃないんやw と。【中古】 美味しんぼ DVD−BOX BOX 3 /雁屋哲(原作),花咲アキラ(原作),井上和彦(山岡士郎),荘真由美(栗田ゆう子),大塚周夫(海原雄山),河南正昭(キ 【中古】afb