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テーマ:●食べた物の画像♪(86487)
カテゴリ:恋愛LESSON
「一緒にパンを作ろうか!」 ≪おおーっ!!これぞ仲良しラブラブカッポーではなかろーか!?≫ と甘酸っぱい期待を抱いた私は甘かった のでした。 全ての材料を混ぜ合わせ、さあ生地を練るよと言う彼、笑顔でうなずく私。 そして、 るんるん気分はすっ飛んだ。 「ふんっ!」 ダーン! 「ふんっ!!」 ダーン!! 台所の板の上では粉は練れませんでした彼は 「悪いけど、床にたたきつけていい?」 HE??? という私を置いて、 さっきまでの笑顔はどこへやら、憤怒の形相で、生地を床に叩き付けること十数分。 OH ラブラブ パン作り これは 入っていけない。 固まった私はそのまま固唾を飲んで、蕎麦打ち(もはやそんなかんじ)ダーリンの行方を見守るしかありませんでした。 パン作りとはこういうものだったのか。 白鳥は優雅に泳いでいても水面下はものすごいバタ足ですじゃ。 そんな想いが頭を駆け巡りました。 そんなこんなしている間に、憤怒のかいあって(?)生地完成! 右側が彼作品。左側の情緒豊かな作品が私のものです。 ところが、 「やっぱりオリジナリティーがないとつまらないよね」 自信満々に笑顔の顔パン、スマイルパンを作った私の作品を見て、彼は笑いやがったのです!! 「はっは!なんだこれ、かっこわりー!」 『ちょっと君リングに上がってもらおうか』 カーン! ←台所にて 戦いのゴングが鳴り響く 「じゃあ自分はどうなのよ。」 食って掛かった私に、彼は笑いながら 「はいこれ犬。ちょっと不器用だから見えないかなー」 ・・・犬だ。 そこにいたのは紛れもなくワンワンでした。 ・・・ 。。。。。。。。。。。。。。なにさその笑顔! やんなっちゃうねー うあーーー きっと粘土遊びが得意だったのだろうなと、彼の小さい頃の姿に思いをはせつつ、 悔しいので ハート型のパンを作りました。 そしてパンは見事に焼きあがり、犬だったはずの犬は 象になっていました。 物事は、最後まで分かりません!! ハートは綺麗に焼けたのですから~ やったー ヽ(*^ー^)人(^ー^*)ノ 戦いに負けて勝負に勝った気分なり~ 思わず口調もコロ助なり~☆ ハートのパン、「はいこれあげます」 と差し出したときの、驚いたような照れたような彼の顔が嬉しかったなぁ。 最初からそのつもりで作ったんだけど。 付き合いが長くなってくると、新鮮さが欠けてくるので、ちょっと恥ずかしいことをしてみました。 効果はあったみたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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